前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から⑧
「これ以上出陳拒否した場合、やはりTICA本部にいろいろと言ってこられるとTICA本部が困るだろうと」「困るだろうというのは、余りにもTICAアジアは何をやっているんだというのがやはり困ると」「ということで出陳拒否をやめることにしました」−−。
前セクレタリー(現Asia East Region Director)は、東京地裁の本人尋問で、「出陳拒否」をやめた理由を裁判官から聞かれ、こう証言しました。
しかし、これも摩訶不思議な証言です。
「出陳拒否」が正当な理由に基づくものであり、TICAのため、TICAのショーのため、クラブのために必要であるなら、ずっと拒否し続けるべきでしょう。
そして、「出陳拒否」が正当な理由に基づくものであり、TICAのため、TICAのショーのため、クラブのために必要であるなら、「TICA本部が困る」ことなど何ひとつないはずです。
「出陳拒否」が正当な理由に基づくものであり、TICAのため、TICAのショーのため、クラブのために必要であるなら、TICA本部が「余りにもTICAアジアは何をやっているんだ」なんて言うはずもありません。
逆に、「出陳拒否」に理解を示し、「どんどんしてください」と前セクレタリーらを後押ししたはずです。
「TICA本部が困る」とするなら、それは正当な理由もなく、ショールールを捻じ曲げて解釈して「出陳拒否」したことにあるのではないでしょうか。
だからこそ、「余りにもTICAアジアは何をやっているんだ」ということになるのではないでしょうか。
この証言は、言外にあたかも私やアクトがTICA本部を困らせていると匂わせており、私としては極めて心外であると言わざるを得ません。
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