前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から⑩
原告側代理人:「乱入者が来たというのは、それはブログのせいなんですか」
前セクレタリー:「ブログのせいです」
原告側代理人:「どういうふうにブログのせいなんでしょうか」
前セクレタリー:「それは、言うとすごく長くなっちゃうな」
原告側代理人:「いや、簡単に言っていただけますか」
前セクレタリー:「ですから、ブログのせいです」
東京地裁の本人尋問での前セクレタリー(現Asia East Region Director)と原告側代理人のやり取りは上記のようなものでしたから、実際のところ前セクレタリーの主張にとどまり、主張を裏付ける根拠は何ひとつ示されませんでした。
私にしてみれば、私の書いたブログのせいにする“責任転嫁”に他ならず、引いては私に”濡れ衣を着せる”ような証言と思わざるを得ません。
そもそも、見学者が訪れただけのことで、”乱入者”が居たわけでも、見学者以外の人物が”乱入”した事実もないわけですから、ブログのせいで”乱入者”が来たことを裏付ける証拠などあるはずがないのです。
すでに述べましたが、見学者を”乱入者”に”仕立て上げた”ものであり、もししっかり裁判で審理するなら、見学者が本当に“乱入者”と言えるのか、というところからはっきりさせなくてはならないでしょう。
改めて強調しておきますが、私はこのブログにおいて、「TICAのショーに乱入しましょう」とも、「妨害しましょう」とも、「阻止しましょう」とも書いた事実は一切ありません。
もし、前セクレタリーが執拗にこうした主張を続けるのであれば、法廷外においてでも構いませんから、私のブログのせいで”乱入者”がショーに来たという裏付け証拠を示し、立証して頂きたいと思います。
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