第3のクラブ「出陳拒否」裁判、今なお続く執拗なアクト”叩き”(25)
前セクレタリー(現Asia East Region Director)の「出陳拒否」裁判は代理人を立てない本人訴訟ですが、第3のクラブにおける「出陳拒否」裁判で被告側エントリークラークは代理人弁護士を立てています。
そうであると、私には理解できないことが出てきます。
「原告屋和田及び原告○○はACC4月ショーにおいて、ショールールに違反してスプレンダーにポイントを付与し、世界中に甚大な影響を与えた」という主張は本人だけではなく、代理人もまたその主張に間違いがないと考えていることを意味すると思われるからです。
代理人弁護士はTICAのルールを確認した上で、それでも敢えてこのような主張を「準備書面」に綴ったのでしょうか?
それとも、被告側エントリークラークの主張を”鵜呑み”にして、TICAのルールを自ら確認することなく、このような主張を「準備書面」に書いたのでしょうか?
もし、私が弁護士なら(なれるわけありませんが…)、被告側エントリークラークがこのような主張をしたとしても、自分でTICAのルールを確認して「その主張は間違っているのではないですか?」「ポイントを付与するのはTICAではないのですか?」と質したことでしょう。
少なくとも私が弁護士なら、どうして(あるいはどのようにして)原告らが「スプレンダーにポイントを付与し」たと言えるのか、また、どの「ショールールに違反して」そのようなことが可能になったのか説明し てくださいと被告側エントリークラークに再確認したことでしょう。
被告側エントリークラークの主張を裏付け確認することなしに「準備書面」に綴るのは楽かもしれませんが、私が弁護士ならそうはしません。
今回の件で言えば、明らかに間違ったことを書いたわけですし、代理人の利益を最大限に考えるのが弁護士であるなら、事実に反したことを準備書面で書くことは決して代理人の利益にならないばかりか、不利益にさえなりかねないと思うからです。
(もしかしたら裁判戦略上の深謀遠慮があって敢えてこうした主張をしたのかもしれませんが…)
「世界中に甚大な影響を与えた」というくだりもそうです。
私が弁護士であったなら、仮に依頼人がそのように言ってきても(あるいは何か文章で書いてきても)、「それはちょっと大袈裟で誇張した表現ではないかと思います」と諭し、「世界中のTICAメンバーに影響を与えた」と書き直したことでしょう。
このような事実に基づかない主張が次から次へと出てくる(あるいは執拗に続く)ことがまかり通るなら、裁判はいつまでたっても終わらないし、終わっても禍根を残すだけになるのではないかと思ってしまいます。
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