第3のクラブ「出陳拒否」裁判、今なお続く執拗なアクト”叩き”(9)
「ACC4月ショーの場合、3.0歳を超える猫は15匹もいる。加えて、TICAのキャットショーの『CATS』部門ではまず出陳されないような8.1歳や13.4歳という猫まで出陳されているものである」--。
第3のクラブの被告側エントリークラークは東京地裁に提出した被告「準備書面」で、こう主張しました。
私には、この主張も全く理解できないと言わざるを得ません。
「3.0歳を超える猫は15匹もいる」と何か問題があるとでも言うのでしょうか?
これがTICAのルール違反でないことは誰の目にも明らかかと思いますが、これが何か「ルールを悪用」したものだとでも言うのでしょうか?
ルール違反でないとしても、道義的、あるいは倫理的に何か問題があるとでも言うのでしょうか?
被告側エントリークラークは、「加えて、TICAのキャットショーの『CATS』部門ではまず出陳されないような8.1歳や13.4歳という猫まで出陳されているものである」とも主張していますが、これも私には全く理解不能なのです。
私にしてみれば、8.1歳や13.4歳になってもショーに出られるということは素晴らしいことだと思うわけです。
それだけ健康に育てられてきた証しであって、ブリーダー/オーナーとして褒められこそしても、後ろ指さされるようなことは一切ないはずです。
何歳になっても元気な姿でショーに出てくることはTICAのショーの普及や繁栄にとってプラスにはなっても、マイナスになるとは到底考えられません。
それを、被告側エントリークラークはあたかも悪いことであるかのような言い回しで主張するわけですから、こんな主張がまかり通るなら、TICA Asia East Regionのためにならないだけでなく、TICAそのものにも悪影響を及ぼすと、私は深く憂慮します。
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