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2018年12月18日 (火)

第3のクラブ「出陳拒否」裁判、今なお続く執拗なアクト”叩き”(8)

『CATS』部門にエントリーされる猫は3.0歳以下が主流とされているものである」--。

私が極めて強い違和感を覚えるのは、これがあたかも一般的な「通説」や「定説」であるかのように、第3のクラブの被告側エントリークラークが主張していることです。

というのも、TICAのJudgeならずとも、長年にわたるTICA歴/ショー歴があれば、仮に誰かに「3.0歳以下が主流とされているものである」と言われたとしても、「そんなこと聞いたことないし、あり得ないわ…」と心理的な抵抗感が働くはずだからです。

なぜなら、例えばSBの場合、「Standard」に「Siberians are slow to mature, taking as long as 5 years to reach full maturity」と書いてあり、NFの場合も「This breed is not fully developed until 5 years of age」となっているからです。

RDも「The Ragdoll grows large and heavy, but is slow to mature and may not reach full weight and size for four years. Full color is not reached until 3 years old」と書いてあります。

こうした「Standard」の知識があれば、「統計上、実態的には『CATS』部門にエントリーされる猫は3.0歳以下が多い傾向が見て取れる」とは言えたとしても、「『CATS』部門にエントリーされる猫は3.0歳以下が主流とされているものである」とは言い切れないはずです。

「主流」という言葉の使い方にも違和感を覚えます。

3.0歳を超えると「反主流」(あるいは「傍流」ということなのでしょうか…。

そんなことはないはずです。

猫種によって成熟スピードが異なる以上、年齢で「主流」なるものが区切れるものではないことは、TICAにおいてある程度の活動歴/ショー歴があれば分かると思うわけです。

私には、「3.0歳以下が主流とされているものである」という言い回し自体に、被告側エントリークラークのある種の意図を感じずはいられませんし、こんな「通説」や「定説」がまかり通るなら、TICAのショーの繁栄のためにならないことも明らかでしょう。

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