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2018年12月14日 (金)

第3のクラブ「出陳拒否」裁判、今なお続く執拗なアクト”叩き”(4)

世界的に見ても、ACC4月ショーが突如開催され、無理やり1位を奪うような異質なものであった」--。

第3のクラブの被告側エントリークラークは東京地裁に提出した被告「準備書面」でこのように主張しました。

「突如」とは、「何の前触れもなく物事が起こるさま(小学館「デジタル大辞泉」)、「予想外の物事が前触れもなく急に起こるさま」(三省堂「大辞林第三版」)を意味します。

しかし、2013年4月29日のアクトショーの予定は、ほぼ1カ月前にはTICA本部とアジアリジョンのショーカレンダーには掲載されていました。(原告側はその証拠も裁判所に提出しています)

そもそもアジアリジョンにおいて4月29日にショーを開くのも2013年が初めてではありませんでした。

それでも「ACC4月ショーが突如開催され…」と主張するところに、私は被告側エントリークラークの”敵意”と”悪意”を感じ取るわけです。

「無理やり」とは、「無理と知りながら、強引に行うさま」(小学館「デジタル大辞泉」)を言いますが、「無理やり1位を奪うような」ものでなかったことはみなさんがご存知のとおりです。

そもそもその同じ週末に米国オクラホマ州でもショーがあり、そこでライバルと目されていたベンガル猫も出ていたわけです。

アクト4月ショーでどんなにいい成績を取ったとしても、米国のショーでライバルのベンガル猫がそれよりいい成績を取っていれば、逆転劇など起きなかったのは事実です。

結果として最終週の両ベンガル猫の成績で逆転したことも事実であり、その一番の原因はと言えば、ライバルのベンガル猫が米国オクラホマ州のショーで逆転を許さないだけのいい成績を収めなかっただけのことでした。

(※TICAのShow Reportsを見れば分かりますが、事実、ライバルと目されていた米国のベンガル猫は成績的にまだまだ”のびしろ”がありました)

「異質なものであった」かどうかは、個人の主観による評価の問題ですので、何とも言えませんし、「異質なものであった」かどうかは問題でもないのです。

それにもかかわらず、被告側エントリークラークが5年以上経った今なお、「ACC4月ショーが突如開催され、無理やり1位を奪うような異質なものであった」と主張し続けるところに、根深い”敵意”と”悪意”を私は感じずにはいられません。

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