TICA秘密会議の結果を”漏洩”したのは誰か?②
昨日お示しした時系列の表を見ると、被告側エントリークラークの主張が嘘でなければ、非公開会議(秘密会議)の結果を知ったのは5月16~24日の間ということになります。
しかし、「プロテスト」の審議は非公開会議(秘密会議)で行われましたから、一般メンバーがリアルタイムで結果を知ることは決してできません。
それは「プロテスト」を申し立てた側、申し立てられた側の当事者も同じであり、少なくとも申し立てられた側に対するTICA法律顧問からの通知は6月3日付ですから、被告側エントリークラークはそれよりずっと前に結果を知っていたことになります。
被告側エントリークラークはTICAのBoard MemberでもDirectorでもないわけですから、普通に考えれば「議事録」がアップされるまで(あるいは当事者から聞くまで)結果を知ることはできません。
もちろん、理屈だけで考えれば非公開会議(秘密会議)の電子会議に不正アクセスした可能性も否定できませんが、さすがにそこまでする人はいないでしょう。
つまり、非公開会議(秘密会議)に参加していたBoard Memberらの誰かが”情報漏洩”したとしか考えられないのです。
【2014年当時の時系列の状況(再掲)】
3月14日 元アジアディレクターら3人が連名で、TICA会長とTICA法律顧問宛に23.6及び
23.6.5により、原告らの猫の出陳を拒否できるか質問
同日 TICA法律顧問から返信:「私はこれについて少し考える必要があります。ご存知
のように、次回の会議にはすでに3件のプロテストがあります。これらは一緒に決
定する必要があります」
5月16-17日 TICA Spring Board Meeting 開催(電子会議)
16日 決議10~12において,、前アジアディレクターがオーナーのクラブなどの「出陳
拒否」を巡る「プロテスト」が「No Action」になる
5月19日 原告△△(一般出陳者)が第3のクラブに出陳を申し込み
5月23日 原告○○(アクトクラブ員)が第3のクラブに出陳を申し込み
5月24日 被告側エントリークラークが内容証明郵便で原告△△に「出陳拒否」を通知
5月26日 被告側エントリークラークが内容証明郵便で原告○○に「出陳拒否」を通知
6月 1日 第3のクラブがショーを開催(原告○○と原告△△は出陳できず)
6月 3日 TICA法律顧問が「プロテスト」の結果を当事者にメールで通知
6月 3日 TICAがHPで、Spring Board Meetingの「議事録」を公表
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