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2018年9月22日 (土)

【TICA】クラークテスト復習:Clerk Examから①

今年の「クラークテスト(2018 Clerk Recertification Exam)」の復習を兼ねて、いくつか留意点をご紹介します。

来年も同じ(あるいは似たような)問題が出るかどうか分かりませんが、参考にして頂ければ幸いです。

まず、Section1の問18について取り上げます。

If a cat has been called to the ring three times but does not show up, the clerk may absent the cat.

これは「TRUE」でしょうか? 「FALSE」でしょうか?

日本のTICAのショーの場合、多くのクラークが「スリーコール、アブセント」にしているのではないでしょうか。

質問は3回コールして来ない場合、「クラークはその猫をアブセントにできる」と書いてあり、思わず「TRUE」にしてしまいそうです。

しかし、正解は「FALSE」--。

クラークに、猫をアブセントにする(決める)権限はありません。

その5つ上にある問13とも関係しますが、リング内における最終判断権者はJudgeです。(ショーコミッティーでもクラークでもありません)

あくまでJudgeの判断を仰いだ上で、クラークが「アブセント」をコールにするに過ぎません。

逆に言うと、1回目のコールで来なくても、2回目のコールで来なくても、Judgeがアブセントにすると決めれば、アブセントになるわけです。

日本では一般的に、スリーコールしてからクラークがJudgeにアブセントにするかどうか聞きますが、本来的には1回目のコールをする時点で判断を仰ぐのがルール通りと言えるでしょう。

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