TICA法律顧問が知ったら激怒する?②
第3のクラブの「出陳拒否」を”首謀”したエントリークラークは、TICA法律顧問が元アジアディレクターに返信したメールの内容について、以下のようにも被告側準備書面に書いています。
「TICA法律顧問に確認をとったところ、TICAの決議を見て判断して欲しい旨の回答があった」--。
しつこいようですが、TICA法律顧問が返信した内容は以下のとおりでした。
原文▶I need to think about rhis a bit. As you might know, there are already 3 pending protests for the next meeting. They will need to be decided together.
翻訳▶私はこれについて少し考える必要があります。ご存知のように、次回の会議にはすでに3件のプロテストがあります。これらは一緒に決定する必要があります。
自分たちで翻訳しているにもかかわらず、どうしてこの返信が「TICAの決議を見て判断して欲しい旨の回答があった」ということになるのでしょうか。
本人訴訟で、被告側エントリークラークが準備書面を書いたのなら仕方ないとしても、弁護士2人が付いているわけです。(※準備書面は弁護士2人の連名で提出されています)
もし、代理人弁護士がそのような解釈をしたとしても、私だったらそのような解釈を準備書面に書くことに決して同意しなかったでしょう。
TICA法律顧問が言っていないことは言っていないし、言ってないことをあたかも言ったかのように準備書面で主張することは、自らを貶めているとしか私には思えないからです。
意訳したにしても、拡大解釈したにしても、社会常識から考えればあまりに解釈の飛躍がありすぎます。
自分に都合のいいように解釈したがるのは、人間誰しもそうする傾向が否めないので仕方がないとしても、被告側エントリークラークの解釈はあまりに常軌を逸しています。
このメールの返信を、「TICAの決議を見て判断して欲しい旨の回答」と理解していいのかどうか、ぜひTICA法律顧問に聞いてみたいと思います。