TICA法律顧問が知ったら激怒する?④
ひと言でいえば、第3のクラブの「出陳拒否」を”首謀”したエントリークラークの被告側準備書面における主張は、TICA会長とTICA法律顧問に責任を擦り付けるようなものであって、”卑怯”と思わざるを得ません。
というのも、彼女はこの準備書面の中で、この夏以降、以下のようにも主張し始めていたからです。
「まず(TICAの法律顧問に)出陳拒否の可否を質問した上で、TICAの役員会の決定を見た上で、原告○○(アクトクラブ員)及び原告△△(一般出陳者)に対する出陳拒否が問題ないものであると信じて出陳拒否したものである」
「(TICAの法律顧問が)この判断に従ってほしいと回答した以上、被告としては自己の行為が許されているか否かについて 更に検討を続けることは期待できないものである」
「被告は事故の行為について違法性が阻却されると信じていたため、違法性の認識を欠いていたものである」
「そして、その違法性を意識しなかったことには相当の理由があるため、被告にはこの点において故意がなかったものである」--。
簡単にまとめれば、TICAの法律顧問が出陳拒否していいという回答を返信してきた(実際にはそんな回答はしてませんが…)のだから、被告側エントリークラークに責任はありませんと言っているようなものです。
TICA法律顧問を利用して(実態は”悪用”してというほかありませんが…)、「出陳拒否」裁判でこんな主張をしていることを、TICA法律顧問が知ったならどれだけ激怒することか容易に想像できるのではないでしょうか。