TICA法律顧問が知ったら激怒する?①
第3のクラブの「出陳拒否」を”首謀”したエントリークラークが、「裁判における主張なのだから何を書いてもいいだろう」と思って書いたとしたなら、TICA法律顧問は間違いなく激怒することでしょう。
TICA法律顧問が元アジアディレクターに返信したメールの内容は、被告側エントリークラークによって東京地裁に提出されました。
その内容は、もう一度お伝えすると、以下のようなものでした。
原文▶I need to think about rhis a bit. As you might know, there are already 3 pending protests for the next meeting. They will need to be decided together.
翻訳▶私はこれについて少し考える必要があります。ご存知のように、次回の会議にはすでに3件のプロテストがあります。これらは一緒に決定する必要があります。
問題はこのTICA法律顧問の返信を、被告側エントリークラークがどのように解釈し、被告側準備書面の中で扱ったかということです。
被告側エントリークラークは、準備書面で「ここでいう3件のプロテストには、前述した原告○○(アクトクラブ員)のプロテストが含まれているため、そのプロテストに対するTICAの決定が被告の確認に対する回答であるという返事であった」と書いたのです。
しかし、上記のTICA法律顧問の返信にはどこにも「そのプロテストに対するTICAの決定 が被告の確認に対する回答である」などとは書いてないわけです。
そもそも、TICA法律顧問が書いた「次回の会議にはすでに3件のプロテスト」の中に、どうして「原告○○(アクトクラブ員)のプロテストが含まれている」と分かるのかも不思議です。
なぜなら、プロテストは非公開会議(=秘密会議)に諮られるもので、TICA Board Memberしか知らないからです。
被告側エントリークラークによる勝手な解釈もいいところだと思いますが、これを知ったらTICA法律顧問は必ずや激怒することだと思います。