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2018年9月

2018年9月30日 (日)

【TICA】クラークテスト復習:Clerk Examから⑥

Clerking Programを紐解きながら、テスト(Exam)をしていた方はお気付きだったかと思いますが、Clerking Programにいくつか改正があり、赤字で示されていますので、紹介しておきます。(※正確にいつの時点で決まった改正かは不明です)

52.2.7 Complete the appropriate portions of the Ring Clerk Evaluation Form and give it to the Judge to fill out and sign. Completed signed evaluations should be emailed, faxed or mailed to the Clerking Program Administrator.

54.2.2.3 Adult male or neutered cats shall not be benched in adjoining cages in the judging ring, not even across the corner of a "U" or "L" shaped judging ring. However, an exception may be made if permission is obtained from the owner(s).

54.2.5 Present and Competing.disqualified (DQ), or that has been presented only (PO) is counted as "present and competing" for the official cat count. Any cat not amenable to handling on the judging table should be penalized for temperament and awards may be withheld from that ring, but the cat will be counted present and competing in that ring.

55.3.2 Complete the appropriate portions of one Master Clerk Evaluation Form, and give it to a member of the Show Committee. Completed signed evaluations should be emailed, faxed or mailed to the Clerking Program Administrator.

特に、上記のうち、上から3番目の54.2.5はキャットカウントにかかわりますので、注意してください。

性格が荒れていたりして、Judgeのハンドリングに従順に従わず、ペナルティやWWになったとしても、カウントには入る旨が明記されています

2018年9月29日 (土)

【TICA】クラークテスト復習:Clerk Examから⑤

念のため、Section1の問12についても補足説明しておきます。

A judge may give the clerk any color copy of the judge’s book for verification, except for the original.

解答は「FALSE」です。

日本では、ジャッジブックが「白(オリジナル)」+「イエロー(複写)」+「ピンク(複写)」の3枚綴りになっており、ジャッジは「イエロー(複写)」をクラークに渡していますが、TICAのShow Rules上、クラークに渡す際の色の区別はありません。

そのことはShow Rule 2017.1に書いてある通りです。

A copy of all pages of the judge’s book is to be turned in to the master clerk at the proper time during the show. The judge retains a copy of all pages of the judge’s book for his/her personal records.

単に「copy」と書いてあるだけで、色の区別はないというわけです。

極端な話で言えば、従来方式の3枚綴りのジャッジブックで、仮にジャッジが「ピンク(複写)」をクラークに渡したとしても、ルール上は何の間違いでもないということになります。

経験則だけに頼って答えていくと、思わぬケアレスミスをしかねないので注意したいところです。

2018年9月28日 (金)

「真実を曲げることはできません」--㊦

貴乃花親方を排除し、追い出すための”いじめ”であることの根拠--。

そのひとつが、相撲協会が7月の理事会で決めた「約束事」(全ての親方は5つある一門に所属すること)だと、私も思います。

というのも、その時点で所属していないのは、いずれも消滅した旧貴乃花一門のメンバーだったと言われているからです。

旧貴乃花一門を標的とするとともに、貴乃花親方を追い込み、孤立させる狙いが透けて見えます。

事実、その後、貴乃花親方は受け入れ先が見つからず、孤立していたといいます。

この「約束事」が公益法人の理事会の決定として正しかったかどうか検証が望まれますが、 報道では一部の識者が「公益法人として相応しい決定だったとは思えない」とのコメントもしているようです。

貴乃花親方は「有形無形」という表現を使いましたが、陰湿で悪質な”いじめ”の特徴のひとつとして、小さな”嫌がらせ”をいくつも積み重ねることが挙げられます。

そして、もうひとつが「正統性」や「正当性」を纏うやり方です。

相撲協会の理事会の決定(全ての親方は5つある一門に所属すること)は、その最たるものと言えるでしょう。

証拠に残ることの無いような小さな”嫌がらせ”の積み重ね、そして「正統性」や「正当性」を纏った”嫌がらせ”--。

今回の貴乃花親方の引退劇を見ると、”いじめ”の全ての要素が詰まっていると私には見えてしまいます。

もちろん、それは猫界における”いじめ””嫌がらせ”も全く同じなのですが…

※「【TICA】クラークテスト復習:Clerk Examから」は休みました。

2018年9月27日 (木)

「真実を曲げることはできません」--㊥

全ては排除するため……

あくまで現時点での報道ベースですが、日本相撲協会の様々なやり方を見ているとそういう気がしてきます。

もちろん、相撲協会側は貴乃花親方に対して、有形無形の”圧力”をかけたことについて「そういう事実は一切ない」と全面否定しているわけですが、これもアクトを巡る構図そっくりです。

アクトや私たちは、貴乃花親方さながらに、有形無形の”圧力”をかけられ、同時に周囲のメンバーに対してもアクト排除に協力するよう”同調圧力”がかけられています。

そして、首謀者やその取り巻きは、「そうした”圧力”をかけた事実はない」「”同調圧力”をかけた事実もない」と言っているわけです。

陰湿な”いじめ”や”嫌がらせ ”とは、常に有形無形の“圧力”の形を取ることは、どこの世界も同じであることが分かるかと思います。

明確な証拠として示されないように(=証拠を残さないように)、陰に陽に、有形無形の”圧力”をかけ、孤立させ、追い出し、排除していくのは猫界も相撲協会も同じに映ります。

猫界はいくつかの主要団体からローカル団体までいくつかあり、キャットショーも世界的に普及していますから、”村八分”にされても”生きる道”は残されています。

しかし、日本相撲協会はひとつであり、日本の相撲界もひとつ。そして海外に相撲界はない(少なくとも日本のような…)という業界地図だけに、貴乃花親方も引退しか選択肢はなかったのかもしれません。

今後、どのような真実が明らかにされるのか、あるいはされないのか分かりませんが、日本協会における”いじめ”や”嫌がらせ”の実態、さらに排除の論理がいかに組み立てられていったかの解明はしてほしいところです。

※「【TICA】クラークテスト復習:Clerk Examから」は休みました。

2018年9月26日 (水)

「真実を曲げることはできません」--㊤

見ていて、胸が締め付けられ、我が身を引き裂かれるような貴乃花親方の引退記者会見でした。

極めて重い会見内容でしたが、その一方で、早い話が貴乃花親方を排除するための”いじめ”であり、”嫌がらせ”でしょう…と思ったのは私だけではなかったのではないでしょうか。

私自身も、2013年4月29日のアクトショーを巡り、「ルール違反をした」とか、「劣悪なスポーツマンシップのもとでショーを開いた」などと”濡れ衣”を着せられた上、それを認めろと有形無形の”圧力”をかけられました。

それは5年以上経つ現在も続いており、「出陳拒否」裁判において、今なお被告側から「ルール違反をした」だとか、「劣悪なスポーツマンシップのもとでショーを開いた」などと主張し続けられているわけです。

日本の全Judge、全クラブ代表らに対する意識調査なるアンケートも実施され、1年間の活動自粛を迫られたこともあり、こうした一連の出来事は今回の相撲協会と貴乃花親方を巡る構図と全く同じと思わずにはいられません。

アクトが活動自粛に応じないと、首謀者やその取り巻きクラブはアクトクラブ員やそのクラブ員から猫を譲り受けた一般オーナーに対する「出陳拒否」の”暴挙”に出たわけですから、相撲協会より酷かったとも言えます。

4月29日のアクトショーにルール違反はなく、劣悪なスポーツマンシップでショーを開いたなどと非難される筋合いは全くないのですから、私としても貴乃花親方同様、「真実は曲げることはできません」というひと言に尽きます。

3つのクラブによる7回の「出陳拒否」のうち、3回分については被告側が深謝し、解決金の支払いに応じる和解が東京高等裁判所で成立し、無実(=ルール違反も劣悪なスポーツマンシップもなかった)を証明することができました。

あと4回分……。

無実を晴らしていきたいと思います。

※「【TICA】クラークテスト復習:Clerk Examから」は休みました。

2018年9月25日 (火)

【TICA】クラークテスト復習:Clerk Examから④

今日はSection1の問17について取り上げたいと思います。

質問は「If the judge has a cat on the table that is difficult to handle, it is ok to get up to place more numbers on the cages, as long as you are quiet」で、解答は「FALSE」でした。

理論上はというか、ルール上はというか、確かにハンドリングが難しい猫の審査中、静かにしていればケージにナンバーを立てていいかというと、それは避けた方がいい(=避けねばならない)わけです。

しかし、杓子定規にただただ静かに動かずに座っていればいいのでしょうか。

テストの解答としては「FALSE」であったとしても、クラークはやはり状況に合わせて柔軟かつ臨機応変に対応する必要があります。

例えば、審査台近くの空いたケージの扉が、どれも閉じた状態だった場合はどうでしょうか。

万が一の場合、ジャッジがパッと後ろを振り向いて暴れる猫を入れられるように、いくつかのケージの扉は開けておくべきでしょう。

本来は、ナーバスな猫の審査に入る前に気付いて準備しておくべきですが、仮にそれができていなかったら、やはり咄嗟の判断でさっと静かに席を立ち、ケージの扉を開ける動作が必要な場合もあることに留意をしておくべきです。

もちろん、猫のナーバス度合いにもよりますし、ナーバスな猫の扱いにジャッジが慣れているかどうかの判断もした上で、クラークは総合的に判断しなければなりません。

要はジャッジの審査状況を常に頭に入れて判断し、行動することが大切であると言えるでしょう。

2018年9月24日 (月)

【TICA】クラークテスト復習:Clerk Examから③

Section1の問19について、補足説明しておきます。

At the conclusion of the show, you must give your ring catalog to the Master Clerk, sort all of your ring cards back in order, and leave the ring neat and tidy.が「TRUE」か「FALSE」かという問題でした。

当然、「TRUE」なのですが、問いには含まれていませんでしたが、もうひとつ留意しておく点があります。

Clerking Program 54.2.8 End of the Show.のところに次のように書いてあります。

The clerk should give the Judge a fully-marked catalog for the Judge's ring if the Judge requested one.

Judgeからこうした要求があった場合、基本的にその責任はヘッドリングクラークにあります。

いつJudgeからそうした要求があっても応えられるように、きれいにRing Catalogを作成する必要があるというわけです。

それと問いの中にも入っていましたが、Leave the cage cards in proper numerical order. Leave the ring as neat as possible.にしておくことも忘れないようにしましょう。

問いでは「neat」(整頓された・整った)に加え、敢えて「tidy」(整頓・片付け)という言葉も入っていました。

後々、「あのクラークは…」と言われないようにしておくことが大切です。

2018年9月23日 (日)

【TICA】クラークテスト復習:Clerk Examから②

Section1の問20については、首をひねられたクラークは少なからずいたかと思います。

Any clerking program decision made by the Clerking Administrator regarding individuals in the clerking program is final.

これが「TRUE」か、「FALSE」かという問題ですが、みなさんは正解されたでしょうか。

Clerking Programを紐解きながら解答した方は容易に「FALSE」であることが分かったかと思いますが、この文章だけで判断しようとした方は、「これは一体、何のことについて言っているんだろう?」と迷ったかと思います。

Clerking Program SEVEN - Appeals Procedureのところに次のように書いてあります。

57.2 Any decision made by the Clerking Administrator regarding any phase of the Clerking Program is subject to the right of appeal to the Board of Directors.

Appeals ProcedureAppeals Procedureは、「不服申し立て」とか「審判手続き」「抗告手続き」などと訳しますが、要はクラークが何らかの責任を問われた場合、Clerking Administratorが最終判断権者であるかどうかに関する質問です。

答えは、Clerking Program 57.2に書いてあるように、Board of Directorsであって、Clerking Administratorではありません。

従って正解は「FALSE」ということになります。

これも、実は昨日の問いとも関連があり、最終権者は誰かという問題でした。Judgeなのか、Directorなのか、ショーマネなのか、ショーコミッティーなのか、Administratorなのか、Boardなのか--。

ルールを熟知していないと、筋違いな人に判断を仰いでしまう”愚”を犯すことにつながってしまいますので、注意が必要です。

2018年9月22日 (土)

【TICA】クラークテスト復習:Clerk Examから①

今年の「クラークテスト(2018 Clerk Recertification Exam)」の復習を兼ねて、いくつか留意点をご紹介します。

来年も同じ(あるいは似たような)問題が出るかどうか分かりませんが、参考にして頂ければ幸いです。

まず、Section1の問18について取り上げます。

If a cat has been called to the ring three times but does not show up, the clerk may absent the cat.

これは「TRUE」でしょうか? 「FALSE」でしょうか?

日本のTICAのショーの場合、多くのクラークが「スリーコール、アブセント」にしているのではないでしょうか。

質問は3回コールして来ない場合、「クラークはその猫をアブセントにできる」と書いてあり、思わず「TRUE」にしてしまいそうです。

しかし、正解は「FALSE」--。

クラークに、猫をアブセントにする(決める)権限はありません。

その5つ上にある問13とも関係しますが、リング内における最終判断権者はJudgeです。(ショーコミッティーでもクラークでもありません)

あくまでJudgeの判断を仰いだ上で、クラークが「アブセント」をコールにするに過ぎません。

逆に言うと、1回目のコールで来なくても、2回目のコールで来なくても、Judgeがアブセントにすると決めれば、アブセントになるわけです。

日本では一般的に、スリーコールしてからクラークがJudgeにアブセントにするかどうか聞きますが、本来的には1回目のコールをする時点で判断を仰ぐのがルール通りと言えるでしょう。

2018年9月21日 (金)

【TICA】クラークテストの結果はどうでしたか?

今年の「クラークテスト」の結果は既にお手元に届いているかと思いますが、分析結果が出ていますのでご紹介します。

対象者は全部で170人で、うち32人からは回答が返って来なかったとのことですので、受験者は138人ということになります。

138人のうち、90%未満だったのは11人で、受験者の8%を占めました。

92%の人(=127人)が90%以上のスコアを達成したわけですが、詳細は以下のとおりです。

100%      14人   上位10.14%
  99%      13人     19.56%
  98%      22人     35.51%
  97%      15人     46.38%
  96%      12人     55.07%
  95%      17人     67.39%
  94%      13人     76.81%
  93%        5人     以下、省略  
  92%        5人
 91%        7人
 90%        4人
小計    127人

  90%未満   11人
合計        138人

全問正解だった人は14人いて、これは受験者の上位約10%に入ることを意味し、もし、スコア99%であれば13人いて、受験者の上位約20%に入ることを示します。

ほぼ半数の受験者が96~97%のスコアだったことが分かります。

みなさんは前年度より上回ったでしょうか? あるいは下回ってしまったでしょうか?

来年は今年よりスコアが上がるようにして頂ければ幸いです。

2018年9月20日 (木)

TICA Annual Board Meeting その他のルール改正案

先日のTICA Annual Board Meetingにおいて、その他のルール改正案がどうなったかをご紹介します。

猫種ごとの第1位を表彰する「Breed Winners」に関連した新たな提案
http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/tica-annual-b-2.html
→可決しました。

Director選挙などの際の立候補時期やMembership投票期間変更の改正案
http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/tica-annual-b-5.html
→可決しました。

×「RA(Regional Achievement) Award」の創設について

http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/tica-annual-boa.html
→否決されました。

×「Alternative Show Format」の改正案について

http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/tica-annual-b-3.html
→否決されました。

×HPP/HPP Kittenクラスを2つに分けるという改正案

http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/tica-annual-b-4.html
→否決されました(=Take No Actionという動議が可決)

×Region会計の透明性向上に関する改正案

http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/tica-annual-b-6.html
→否決されました(=Take No Actionという動議が可決)

2018年9月19日 (水)

【重要】TICAルール改正、未登録猫の扱いについて(下)

今回のルール改正の背景を改めてご説明すれば、キャットカウントの”水増し”や”嵩上げ”防止の狙いがあることは言うまでもありません。

特に一部の新興国ではこうしたエントリーが”常態化”しており、その是正策としてルール改正案が出て来ました。

従って、来シーズン(2019年5月~2020年4月)からAward RankingのRegionごとの比率が変わることが予想されます。

今回の改正は日本の一部のショーでも影響が出るかもしれません。

ペットショップやペットショップ系ブリーダーから大量のエントリーを受け付けてきた場合、未登録であればキャットカウントから除外されてしまうからです。

もちろん、カウントを上げるために協力エントリーするなら、「Litter Registration」をするか、他の団体に登録すればいいわけですが、そのためには登録費用というコストがかかります。

単に販売目的のペットショップやペットショップ系ブリーダーにとって、カウントの”水増し”協力を求められても、「登録費用がかさむならエントリーは遠慮します」ということになるのではないでしょうか。

逆に言えば、この改正が導入されて、キャットカウントが大幅に変動したなら、そのショーではキャットカウントの”水増し”していたということを裏付けると言うことになるのかもしれません。

来シーズン以降、今回の改正がキャットカウントの”水増し”や”嵩上げ”防止にどのように結び付いたのか、検証していく必要もあるでしょう。

2018年9月18日 (火)

【重要】TICAルール改正、未登録猫の扱いについて(上)

来シーズン(2019年5月~)からエントリークラークやマスタークラークの負担が増えそうです。

先のTICA Annual Board Meetingで、いわゆる「TICAナンバー(TICA登録番号)」を取っていない猫のエントリーの扱いが煩雑になる改正案が決議されたkらです。

現在は、TICAナンバーがなくても「Pending」としたり、場合によっては空欄にして受け付けていましたが、来シーズンからはそれでは済みません。

TICAナンバーのない猫のエントリーが入ってきた場合、エントリークラークは「Litter Registration」や、他の血統登録団体の登録証の提出を求めなければならなくなりました。

また、ショー終了後、マスタークラーク(あるいはエントリークラーク)が「マスターカタログ」を本部に送る際には、未登録猫については「Litter Registration」や、他の血統登録団体の登録証を添付して送ることになりました。

こうした書類が添付されていない猫の場合、TICA本部においてキャットカウントとして認められなくなり、ショー終了後にカウントが変わる可能性があります。

加えて、さらに後日、「Litter Registration」や他の血統登録団体の登録証が偽造されたものであったことなどが判明した場合も、キャットカウントから外されることになりました。

来シーズン以降、キャットカウント修正が相次ぐことも予想され、そうなればAward Rankingも修正に次ぐ修正という事態もありそうです。

改正案は下記のようになっています。(赤の太字が新たに加わる部分です)

Standing Rule 203.1.1 In order for a cat to be shown without a registration number, that cat must be eligible for registration and competition in TICA in the class in which the cat is to be shown. No entry shall be accepted without a TICA registration number unless a copy of valid registration certificate from another registry, or a TICA litter registration (for kittens) is submitted along with the entry form. Copies of that documentation shall be submitted to the Executive Office with the Master Catalog. Any documentation found to be invalid will result in entries not being counted.

なお、今回はStanding Ruleの改正ですので、一般メンバー投票はありません。

2018年9月17日 (月)

TICA法律顧問が知ったら激怒する?⑤

私がもうひとつ思うのは、被告側エントリークラークはこのような主張を準備書面で書けば、裁判官も「なるほど、なるほど。そうなんですね…」と思うと考えたのかどうかということです。

TICA法律顧問の返信内容(注1)をそのまま証拠として出しているわけですから、裁判官も読んでいるわけです。

裁判官であれば英語もそれなりにできるでしょうから、原文の意味合いも理解していることでしょう。

その返信と、被告側エントリークラークが準備書面で書いた主張(注2)を読み比べれば、被告側エントリークラークの解釈が全く違うことは一目瞭然ではないでしょうか。

私は、準備書面でも陳述書でも、常識に照らし合わせて論理的に不合理な主張は書きません。

論理整合性の取れないような主張もしません。

なぜなら、そうしたことをすれば裁判官の心証を悪くし、裁判官の信用を失うことにつながるからです。

裁判の記録は記録として永久に残ることを考えれば、私は”悪足掻き”のような主張はしたくありません。

後々、誰が読んだとしても、「確かにその通りですね」と思えるような準備書面、陳述書を書くようにしています。

それが司法に対しても、TICAに対しても、真摯にかつ誠実に向き合う態度だと思うからです。

注1)「私はこれについて少し考える必要があります。ご存知のように、次回の会議にはすでに3件のプロテストがあります。これらは一緒に決定する必要があります」(※被告側による翻訳)

注2)「ここでいう3件のプロテストには、前述した原告○○(アクトクラブ員)のプロテストが含まれているため、そのプロテストに対するTICAの決定が被告の確認に対する回答であるという返事であった」

「TICA法律顧問に確認をとったところ、TICAの決議を見て判断して欲しい旨の回答があった」

「TICAの法律顧問がこの判断に従ってほしいと回答した」

2018年9月16日 (日)

TICA法律顧問が知ったら激怒する?④

ひと言でいえば、第3のクラブの「出陳拒否」を”首謀”したエントリークラークの被告側準備書面における主張は、TICA会長とTICA法律顧問に責任を擦り付けるようなものであって、”卑怯”と思わざるを得ません。

というのも、彼女はこの準備書面の中で、この夏以降、以下のようにも主張し始めていたからです。

「まず(TICAの法律顧問に)出陳拒否の可否を質問した上で、TICAの役員会の決定を見た上で、原告○○(アクトクラブ員)及び原告△△(一般出陳者)に対する出陳拒否が問題ないものであると信じて出陳拒否したものである」

「(TICAの法律顧問が)この判断に従ってほしいと回答した以上、被告としては自己の行為が許されているか否かについて 更に検討を続けることは期待できないものである」

「被告は事故の行為について違法性が阻却されると信じていたため、違法性の認識を欠いていたものである」

「そして、その違法性を意識しなかったことには相当の理由があるため、被告にはこの点において故意がなかったものである」--。

簡単にまとめれば、TICAの法律顧問が出陳拒否していいという回答を返信してきた(実際にはそんな回答はしてませんが…)のだから、被告側エントリークラークに責任はありませんと言っているようなものです。

TICA法律顧問を利用して(実態は”悪用”してというほかありませんが…)、「出陳拒否」裁判でこんな主張をしていることを、TICA法律顧問が知ったならどれだけ激怒することか容易に想像できるのではないでしょうか。

2018年9月15日 (土)

TICA法律顧問が知ったら激怒する?③

第3のクラブの「出陳拒否」を”首謀”したエントリークラークは、被告側準備書面の別の場所でこうも書いています。

世界で最もTICAショールールに精通している役員会が原告○○(アクトクラブ員)及び原告△△(一般出陳者)に対する出陳拒否について問題ないと考えており、TICAの法律顧問がこの判断に従ってほしいと回答した」--。

しかし、何度も言いますが、TICA法律顧問が「この判断に従ってほしいと回答した」事実はないわけです。

被告側エントリークラークの証拠に基づけば、TICA法律顧問は単に「私はこれについて少し考える必要があります。ご存知のように、次回の会議にはすでに3件のプロテストがあります。これらは一緒に決定する必要があります」と返信しただけでした。

ちなみに、そもそものメールは元アジアディレクターら3人が連名で出したものでしたが、元アジアディレクターが代表を務めていたクラブは「出陳拒否」をしませんでした。

もし、本当に、第3のクラブの「出陳拒否」を”首謀”したエントリークラークが準備書面で主張したことが真実であれば、元アジアディレクターが代表を務めていたクラブも「出陳拒否」したことでしょう。

しかし、実際には元アジアディレクターが代表を務めていたクラブは「出陳拒否」をしなかったわけですから、少なくとも元アジアディレクターのクラブにおいては、「TICAの法律顧問がこの判断に従ってほしいと回答した 」とは思っていないということでしょう。

「TICAの法律顧問がこの判断に従ってほしいと回答した」なんて受け止めたことが後で分かったら、TICA法律顧問が激怒するであろうことは、TICA法律顧問を良く知っている元アジアディレクターは分かっていたと考えるのが自然かもしれません。

2018年9月14日 (金)

TICA法律顧問が知ったら激怒する?②

第3のクラブの「出陳拒否」を”首謀”したエントリークラークは、TICA法律顧問が元アジアディレクターに返信したメールの内容について、以下のようにも被告側準備書面に書いています。

TICA法律顧問に確認をとったところ、TICAの決議を見て判断して欲しい旨の回答があった」--。


しつこいようですが、TICA法律顧問が返信した内容は以下のとおりでした。

原文▶I need to think about rhis a bit. As you might know, there are already 3 pending protests for the next meeting. They will need to be decided together.

翻訳▶私はこれについて少し考える必要があります。ご存知のように、次回の会議にはすでに3件のプロテストがあります。これらは一緒に決定する必要があります。

自分たちで翻訳しているにもかかわらず、どうしてこの返信が「TICAの決議を見て判断して欲しい旨の回答があった」ということになるのでしょうか。

本人訴訟で、被告側エントリークラークが準備書面を書いたのなら仕方ないとしても、弁護士2人が付いているわけです。(※準備書面は弁護士2人の連名で提出されています)

もし、代理人弁護士がそのような解釈をしたとしても、私だったらそのような解釈を準備書面に書くことに決して同意しなかったでしょう。

TICA法律顧問が言っていないことは言っていないし、言ってないことをあたかも言ったかのように準備書面で主張することは、自らを貶めているとしか私には思えないからです。

意訳したにしても、拡大解釈したにしても、社会常識から考えればあまりに解釈の飛躍がありすぎます。

自分に都合のいいように解釈したがるのは、人間誰しもそうする傾向が否めないので仕方がないとしても、被告側エントリークラークの解釈はあまりに常軌を逸しています。

このメールの返信を、「TICAの決議を見て判断して欲しい旨の回答」と理解していいのかどうか、ぜひTICA法律顧問に聞いてみたいと思います。

2018年9月13日 (木)

TICA法律顧問が知ったら激怒する?①

第3のクラブの「出陳拒否」を”首謀”したエントリークラークが、「裁判における主張なのだから何を書いてもいいだろう」と思って書いたとしたなら、TICA法律顧問は間違いなく激怒することでしょう。

TICA法律顧問が元アジアディレクターに返信したメールの内容は、被告側エントリークラークによって東京地裁に提出されました。

その内容は、もう一度お伝えすると、以下のようなものでした。

原文▶
I need to think about rhis a bit. As you might know, there are already 3 pending protests for the next meeting. They will need to be decided together.

翻訳▶私はこれについて少し考える必要があります。ご存知のように、次回の会議にはすでに3件のプロテストがあります。これらは一緒に決定する必要があります。

問題はこのTICA法律顧問の返信を、被告側エントリークラークがどのように解釈し、被告側準備書面の中で扱ったかということです。

被告側エントリークラークは、準備書面で「
ここでいう3件のプロテストには、前述した原告○○(アクトクラブ員)のプロテストが含まれているため、そのプロテストに対するTICAの決定が被告の確認に対する回答であるという返事であった」と書いたのです。

しかし、上記のTICA法律顧問の返信にはどこにも「そのプロテストに対するTICAの決定 が被告の確認に対する回答である」などとは書いてないわけです。

そもそも、TICA法律顧問が書いた「次回の会議にはすでに3件のプロテスト」の中に、どうして「原告○○(アクトクラブ員)のプロテストが含まれている」と分かるのかも不思議です。

なぜなら、プロテストは非公開会議(=秘密会議)に諮られるもので、TICA Board Memberしか知らないからです。

被告側エントリークラークによる勝手な解釈もいいところだと思いますが、これを知ったらTICA法律顧問は必ずや激怒することだと思います。

2018年9月12日 (水)

元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”⑨

被告側のとんでもない主張をご紹介する前に、このシリーズの”こぼれ話”を先にお伝えしましょう。

第3のクラブ(すでに閉会)における「出陳拒否」裁判で、エントリークラークであった被告側は、元アジアディレクターら3人が連名で送ったメールだけを証拠として提出すればいいものを、代理人弁護士や元アジアディレクターとのメールのやり取りまで提出してきました。

その内容は以下の通りです。

【被告(エントリークラーク)→代理人弁護士】2018年5月17日


○○先生

昨日は大変お世話になりありがとうございました。

助かります。

さて、TICAへの事前問い合わせ及び回答を お送りします。

4/29ACTショーについては、問い合わせでは触れていません。

問い合わせ後、2014/5/24に△△先生に「任意団体間のトラブル」として相談に伺いました。

全文提出しなくても、考えられる手順は踏んでいるとして「問い合わせ」、「TICAからの回答」、「通知書」と云う流れを証明できればいいかなとも思いますが、どうでしょうか。

元アジアディレクターさんのコメントを転送します。


【元アジアディレクター→被告エントリークラーク】2014年3月17日


◎◎ちゃん(被告エントリークラークの名前)

遅くなってしまってごめんなさい!

◇◇(TICA法律顧問の名前)の メール、転送いたしますね~


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まぁ、何とも軽いやり取りですが、私たち原告としては背景のいきさつが生々しく分かってありがたい限りです。

しかし、こうしたやり取りまで証拠として出してきてくれたおかげで、その他にも分かることがあります。

第一に、今回の証拠提出メールは一部であって、やり取りの「全文」ではないこと。

第二に、元アジアディレクターは、TICA法律顧問が元ディレクター宛てに送ってきたメールを、被告のエントリークラークに不用意に転送していたという事実です。

被告側のエントリークラークがTICAのBoard Memberであれば問題ありませんが、非公式の秘密会議にかかる「プロテスト」の案件に関するやり取りを一般のTICAメンバーに転送するのは大問題です。

TICA法律顧問のメールには、「次回の会議にはすでに3件のプロテストがあります」と、Board Memberだけが知り得る情報が含まれており、その情報が記載されたメールを元アジアディレクターに送り、それを元アジアディレクターが被告側エントリークラークに転送したのは事実だからです。

当然のことながら、TICA法律顧問自身も、不用意だったことは明らかです。

2018年9月11日 (火)

元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”⑧

さて、元アジアディレクターら3人が連名で送ったメールに対し、TICA会長とTICA法律顧問はどのような返信をしたでしょうか。

被告側が東京地裁に提出した証拠に、TICA会長からの返信は含まれていませんでした。

TICA会長から返信はあったが、証拠として提出すると、被告側に不利になるから敢えて提出しなかったことも考えられます。

もちろん、TICA会長が無視して返信しなかった可能性もあります。

これに対して被告側はTICA法律顧問からの返信メールを証拠として東京地裁に提出してきました。

短い返信(2014年3月14日付)ですので、原文と被告による日本語訳の両方を紹介します。

原文▶ I need to think about rhis a bit. As you might know, there are already 3 pending protests for the next meeting. They will need to be decided together.

翻訳▶ 私はこれについて少し考える必要があります。ご存知のように、次回の会議にはすでに3件のプロテストがあります。これらは一緒に決定する必要があります。


この返信が、元アジアディレクターら3人が連名で送ったメールに対する的確な回答であったとは到底、思えません。

ただ、これまで書いてきたように、TICA会長とTICA法律顧問にとって、質問自体が合理的な根拠に欠け、返信しようのない(=回答のしようのない)内容だったことは明らかでしょう。

単なる誹謗中傷の”怪文書”と思われても仕方のないような、根拠や理由に欠ける書き方ですから、TICA会長とTICA法律顧問が困り果ててしまったとしても不思議ではありません。

そう した中で、どうにか捻り出した文章が、TICA法律顧問の返信だったのかもしれません。

しかし、話はこれで終わるわけではありません。

この証拠とともに、「出陳拒否」の被告側からとんでもない主張が飛び出してきたのです。

2018年9月10日 (月)

【お知らせ】「TICA YEAR BOOK 2018」、9月18日まで

「TICA YEAR BOOK 2018」の申し込みを忘れてしまっていたメンバーのみなさんにお知らせです。

2回目の「早期割引」(日本からの申し込みは85ドル)の締め切りは9月1日でしたが、18日まで受け付けています。

この機会を逃してしまうと、それ以降の申し込みは正規料金(日本からの申し込みは95ドル)になってしまいますので、ご注意ください。

↓↓↓申込用紙はこちらから入手できます↓↓↓

https://tica.org/images/pdf/2018-Yearbook-Fillable-PDF.pdf

また、「TICA YEAR BOOK」に猫の写真を掲載される方で、まだ送付していないメンバーの方も、18日までに送れば載るそうです。

※本日は「元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業” 」を休みました。

2018年9月 9日 (日)

元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”⑦

元アジアディレクターら3人が連名で、TICA会長とTICA法律顧問に送ったメールの内容をさらに続けます。

【以下が東京地裁に提出された2014年3月14日付けメール④】

我々が彼らの出陳を受け入れるなら、彼らは何も行動しないかもしれないが、それは公正ではないということは、あなた方も分かっているでしょう。

それはTICAのスポーツマンシップに反するものです。

私たちは、自分自身を打ち負かすことに対する懸念から彼らの出陳を受け付けることで、彼らに降伏したくない。

さらに、彼らの出陳を受け付けても、彼らは私たちのキャットショー以外に関しても誹謗中傷するかもしれません。

私たちは彼らがキャットショーを妨害したり、傷付けたりするのを望みません。

あなた方が私たちに下さる意見・情報を感謝し尊重します。

あなたの時間と親切に感謝し、私たちはあなたにお任せします。


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ここまで来ると、誹謗中傷の”怪文書”とはこういうものだというお手本のような文章と言わざるを得ません。

元アジアディレクターら3人は、「それは公正ではないということは、あなた方も分かっているでしょう」と書いていますが、何が「公正でないということ」なのかさっぱり分かりません。

「それはTICAのスポーツマンシップに反するものです」とも主張していますが、「それ」が具体的に何を指すのか不明ですし、そもそも「TICA」における「スポーツマンシップ」とは何なのかも分かりません。

TICAが何らかのスポーツ競技団体であるなら、理解できなくもありませんが、キャットショーと「スポーツマンシップ」がどう結び付くのか説明がありませんから、理解のしようがありません。

「彼らに降伏したくない」というのも、感情が先走った表現で、合理的解釈が全く不能です。

元アジアディレクターら3人は、「キャットショー以外に関しても誹謗中傷するかもしれません」とも述べていますが、具体的にどんなことに関してどのような誹謗中傷をするというのか具体的に示しておらず、これも典型的な印象操作と言えるものでしょう。

私もアクトクラブ員もキャットショーを妨害したり、傷付けたりしていないのに、元アジアディレクターら3人はあたかもそうしている(あるいはする)かのように書いています。

実に悪質な印象操作と言わざるを得ません。

2018年9月 8日 (土)

元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”⑥

さて、ここで大きな疑問が浮かび上がります。

それは、なぜ元アジアディレクターら3人はTICA会長とTICA法律顧問にメールを送ったのかということです。

ここまでメールの中身を見てきて明らかなように、趣旨としてはShow Rules(23.6、23.6.5)の解釈と適用に関することです。

そうであるなら、Rules Committeeに尋ねるのが常識ですが、元アジアディレクターら3人はどうしてそうしなかったのでしょうか。

一般のTICAメンバーであれば、Rules Committeeの存在と役割を知らず、間違ってTICA会長に聞いてしまったとしても、3人の中には元アジアディレクターもいるわけですから、間違えるはずがありません。

つまり、浮かび上がってくるのは、元アジアディレクターら3人はルールの解釈など二の次で、とにかくTICA会長とTICA法律顧問から「出陳拒否」に関する“お墨付き”を得たいだけだったということではないでしょうか。

そう考えると、このメールの杜撰でいい加減な主張の理由も分かります。

本当にルールの解釈と適用を巡る質問メールであるなら、その根拠や証拠をもっと示し、丁寧に合理的根拠を添えて説明したことでしょう。

しかし、元アジアディレクターら3人が送り付けた メールは、ルールについての記述があるとは言え、全体を通して読めば誹謗中傷の”怪文書”と似たり寄ったりで、いわば女子中学生が先生や校長に無実の”罪を擦り付ける”告げ口”メールを送るようなものでしょう。

こうしたメールを送り付けること自体が私やアクトクラブ員に対する陰湿ないじめであり、嫌がらせであると思わずにはいられませんし、いつまで子供染みたことをするのかと呆れ果ててしまいます。

2018年9月 7日 (金)

元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”⑤

※本ブログでは、前セクレタリー(現ディレクター)、前アジアディレクター、元アジアディレクターを明確に区別して記載しています。

2日の続きになりますが、第四に23.6.5の日本語訳も間違っています。

23.6.5 Prior conduct of the entry and/or exhibitor is detrimental to the best interest of the association or the welfare of cats or the club and/or its show.

元アジアディレクターら3人の日本語訳では、どれが「主語」で、どれが「述語」なのか、どれがどれに係る「修飾句」なのか、さっぱり分かりません。

元アジアディレクターら3人は、このルールにおける文法(特に「主語」と「述語」「修飾句」の関係)が全く理解できていないため、自分勝手な解釈で「出陳拒否」したのでしょう。

改めて確認しておきますが、「主語」は「出陳者の過去の言動」で、「述語」は「detrimental」です。

なぜ、ここだけ原文の英語にしたかというと、「有害」というのは日本人に誤解を与えやすいからです。

「detrimental」は「detriment」の形容詞です。

では、「detriment」はどういう意味かと言うと、「損害」や「損失」であり、「有害」であるのは損害」や「損失」といった実害を与える点において「有害」であるという意味なのです。

しかし、日本語で単に「有害」というと、「実害」を与えなくても、何らかの悪影響を与えただけでも「有害」と考えてしまいますが、英語の「detrimental」はちょっと違うというわけです。

では、正確に訳すとどうなるでしょうか。次のようになります。

23.6.5 エントリー及び/又は出陳者の過去の言動が、協会の権益や猫の福祉、またはクラブ及び/又はショーにとって有害であった

適用対象になるのはあくまで「過去の言動」であって、「出陳者がショーに来て何かするかもしれない」ではありません。

しかも、実害を与えたような「過去の言動」でなければならず(ショー会場で出陳者を平手打ちにしたとか、何かを盗んだとか)、実害を与えたような「有害」さでなければ適用できないのです。

もうひとつ、重要なのは、「エントリー」そのもの及び/又は「出陳者」の「過去の言動」であって、「出陳者」としての言動が問われていることを見落としてはなりません。

例えば、Judgeとして何か問題があったとしても、あるいは過去のショーのショーマネやクラークとして何か問題があったとしても、基本的には出陳者のエントリーの資格とは関係ありませんから、適用することはできません。

また、、「エントリー」そのもの及び/又は「出陳者」となっているわけですから、その「出陳者」の親族・友達・関係者まで含めて「出陳拒否」できるわけでもありません。

こうして見てくれば、元アジアディレクターら3人において、ルールの日本語訳も杜撰でいい加減なら、その解釈も杜撰でいい加減であることが見て取れるかと思 います。

2018年9月 6日 (木)

【重要】TICA Annual Board Meeting ルール変更④

日本のショーには余り影響はないかと思いますが、今回のBoard決議を経て、今冬のメンバー投票にかけられる見通しですので、お伝えします。

既に、Pet Expo内でのTICAショーに関しては例外措置が取られ、同じ週末に他の場所でショーが計画されていても、開催できることになりました。(Show Rule 22.1.2.3)

ただし、その場合でもエントリー数は125頭と上限があり、そのリジョン内という条件が付いていました。(the show is limited to a maximum of 125 entries within a region)

今回の改正では、最後の「within a region」を削除するというもので、リジョン内に限らず、エントリー数の上限が125頭ということになります。

日本だと125頭を超えることはまれですし、そもそも他のリジョンからのエントリーもほとんどないですから、今回の改正案の影響はほぼ皆無かと思います。

なお、この改正案も今冬行われるメンバー投票の対象になりますが、必ずしも全ての項目に賛否を表明する必要はないので、この項目だけ棄権するという手もあります。

※本日は「元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業” 」を休みました。

2018年9月 5日 (水)

【重要】TICA Annual Board Meeting ルール変更③

唐突ですが、ここで問題です。

アルタークラスのロング&サブスタンシャルキャットを対象にしたABコングレスが開催され、キャットカウントは22頭でした。

さて、ファイナル表彰されるのは何頭でしょう?


現在のShow Rulesをご覧頂ければ分かりますが、21.70と21.72にコンゴレスに関する規定があり、そこではカウントが20頭まではトップ5の表彰。それ以降、25頭まで、カウントが1頭増えるごとにファイナル表彰数も1頭ずつ増えていくとなっています。

つまり、このルールに従えば、答えは「7頭」ということになります。

一方、前回のルール改正で、ABリングのアルターに関しては、いわゆる”漏れなくファイナル”になったわけです。(カウント10頭までは全てファイナルイン、それ以降はカウントにかかわらず全て10頭ファイナル)

それに従えば、答えは「10頭」です。

現状、2つの異なる規定のルールが混在している状態になっています。

そこで、今回、ルール上の整合性を取るため、21.70と21.72のファイナルに関する部分を削除し、コンゴレスも212.3の新しいファイナル表彰の新規定を適用するように改正することが決まりました。

なお、この改正案も今冬行われるメンバー投票の対象になりますが、これについては敢えて反対する理由はないかと思われます。

※本日は「元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業” 」を休みました。

2018年9月 4日 (火)

【重要】TICA Annual Board Meeting ルール変更②

今回のBoard決議を経て、今冬のメンバー投票にかけられる見通しのルール改正案をお伝えします。

◆ショーライセンスの発行要件を厳しくする動議が可決しました!

議案の要旨は
8月6日のブログでご紹介した通りです。
http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/tica-annual-b-4.html

全部で4つの新たな規定が加わります。

まず、Show Rule 22.4.2に加えられる2つの新ルールは以下の通りです。

◉22.4.2.4 The date of the show was approved by the club’s Regional Director, or proof that the request was made and no response received within 30 days (ショーの日程がリジョンディレクターの承認を得ているか、リジョンディレクターに要求しても30日間、回答がない旨の証明をすること)

◉22.4.2.5 A show flyer has been submitted (ショーフライヤーが提出されていること)

次に、Show Rule 22.4に加えられる2つの新ルールは以下の通りです。

◉22.4.3 A club may be denied a show licence if any information on the application or on the flyer is in violation of TICA rules.

◉22.4.4 If a club was denied a show licence pursuant to 22.4.3 the club may choose to either re-apply with corrected information and flyer or to request a refund of any fees already paid for that licence.

この2つは、要約すると、申請項目やショーフライヤーへの記載に違反があれば、ショーライセンスが発行されないことを明記した上で、クラブ側は訂正して再度、申請し直すか、ショーライセンス申請料の返金を申し出て取り下げることができるということになります。

なお、この改正案は今冬行われるメンバー投票の対象になりますが、ショーライセンスの申請に関するものであり、出陳者に直接関係するものではありません。

※本日は「元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業” 」を休みました。

2018年9月 3日 (月)

【重要】TICA Annual Board Meeting ルール変更①

今回のBoard決議を経て、今冬のメンバー投票にかけられる見通しのルール改正案をお伝えします。

◆新しいショーフォーマットとなる「Combined Format Show」が可決しました!

議案の要旨は
7月25日のブログでご紹介した通りです。
http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/tica-annual-b-2.html

Allbreed Ringの1回の一般審査で、ABのファイナルとSPのファイナルの両方をできるというものです。

これまでのように、改めてSP Ringの一般審査をする必要がないため、時間の短縮になり、ショー主催者・猫・出陳者3者にとって時間やコスト面でのメリットはあるかと思います。

しかし、
7月25日のブログでもお伝えしましたが、この方式だとAB RingのファイナルとSP Ringのファイナルはメカニカル的に整合性がなければならなくなります。

AB RingとSP Ringで、別々に審査すれば、AB RingのベストキャットをSP Ringのファイナルに敢えて残さなくても、メカニカル的な問題はありませんが、「Combined Format Show」では問題になるでしょう。

また、AB Ringは審査を受けるけれども、SP Ringはアブセントする場合、出陳者はSP Ringにおけるファイナル表彰の辞退を申し出なければならなくなります。

この場合、ABファイナルを先に発表する場合に可能であって、先にSPファイナルを発表する場合、どうするのか? どうなるのか?は不明です。

ショーマネージャー、エントリークラーク、ヘッドリングクラークはショースケジュール上のファイナルの順序をどうするか(スケジュールを作る際、さらに実際のショーの最中に変更する場合)、混乱が生じる可能性もありそうです。

いずれにしても、メンバーひとりひとりがしっかりプラス面、マイナス面を考えた上で、今冬行われるルール改正のメンバー投票をする必要があるでしょう。

※本日は「元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業” 」を休みました。

2018年9月 2日 (日)

元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”④

※本ブログでは、前セクレタリー(現ディレクター)、前アジアディレクター、元アジアディレクターを明確に区別して記載しています。

元アジアディレクターら3人が連名で、TICA会長とTICA法律顧問に送ったメールの内容をさらに続けます。

【以下が東京地裁に提出された2014年3月14日付けメール③】

私たちは、クラブの裁量で、以下のショールールに従って混乱を避けるために決定を下すことができますでしょうか?

第3条-エントリーの資格

23.6 ショーコミッティーは、以下の理由により、裁量により、入場を拒否することができる。

23.6.5 出陳者の過去の言動、及び/又は、過去のエントリー時の言動 がTICAのためにならない場合や、猫やクラブ、及び/又は、ショーにとって有害な場合


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上記の部分は、間違いのオンパレードであり、TICAの Board MemberやDirector経験者、TICAのクラブ代表、TICA Judge、エントリークラークの”質の低さ”を顕著に示していると言えます。

ルールを勉強しているTICAメンバーには恰好の”教材”にもなりますから、詳しく見ていきたいと思います。

第一に、「私たちは、クラブの裁量で…」と書いていますが、「クラブの裁量」で「出陳拒否」することはできません。

そのすグ下に、「ショーコミッティーは…」と書いてあるわけですから、分かるようなものですが、元アジアディレクターら3人は全く気付かなかったようです。

おそらく、元アジアディレクターら3人は、TICAのルールにおいて、なぜ「ショーコミッティー」なるものが規定されているのか、そして「クラブ」と「ショーコミッティー」はどう違うのかがまるで分かっていないとしか思えません。

第二に、元アジアディレクターら3人は「混乱を避けるために決定を下すことができますでしょうか?」と書いていますが、できません。

「混乱を避けたい」という気持ち自体は分からないではありませんが、そうした気持ちと、ルールの規定は全く別です。

第三に、23.6の日本語訳は間違っています。

元アジアディレクターら3人は「入場を拒否することができる」と日本語に訳しましたが、正しくは「エントリーを拒否することができる」です。

明日は、さらに重要な部分についてお伝えしたいと思います。

2018年9月 1日 (土)

「正直、公正」を掲げることが”個人攻撃”になる不思議…

「自民党総裁選」と「猫界」--。

共通する問題点はいくつかあるかと思いますが、ひとつ強調したいのは、理屈の通らない”レッテル貼り”は断じて許されないということです。

新聞・雑誌・ネットで大きく報じられていますが、「正直で公正」をキャッチフレーズに掲げた石破氏に対して、「あれじゃ、首相に対する個人攻撃じゃないか」と言って憚らない自民党議員がいたという話です。

なぜ「正直で公正」を掲げることが、安倍首相に対する「個人攻撃」になるのか(そう言えるのか)、私には全く理解できません。

この話は、「安倍首相の政治姿勢を批判することは『個人攻撃』なのか」と言い換えることができ、こう表現した方が問題の本質がより明確になるでしょう。

実は、これと同じことがTICAアジアで起きており、前セクレタリー(現TICA Asia East Director)が私の言論活動に対してしていることも全く同じです。

私は前セクレタリーのリジョン運営の姿勢やDirectorとしての資質・能力の欠如等を批判しているだけなのに、それを自分に対する「個人攻撃」だとか「人格攻撃」だとか言って騒ぎ立てているというわけです。

もちろん、前セクレタリーにおいては、「批判」と、「非難」や「誹謗中傷」の区別さえ出来ないようですから、さらにタチが悪いとも言えます。

はっきり言いますが、石破氏が掲げる「正直、公正」を、「首相に対する個人攻撃じゃないか」というのは、”レッテル貼り”であり、”印象操作”です。

根拠のない「非難」や「誹謗中傷」はいけませんが、正当な批判、健全な批判、建設的な批判まで十把一 絡げにして、「個人攻撃」だと断じるのは、民主主義を破壊するに匹敵する”暴挙”と思わずにはいられません。

TICA AE Regionに真の民主主義が根付き、まともな組織になるためには、まずはその組織のトップが理屈の通らない”レッテル貼り”や”印象操作”をやめることから始めなければならないでしょう。

※「元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”」は休みました。

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