元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”⑨
被告側のとんでもない主張をご紹介する前に、このシリーズの”こぼれ話”を先にお伝えしましょう。
第3のクラブ(すでに閉会)における「出陳拒否」裁判で、エントリークラークであった被告側は、元アジアディレクターら3人が連名で送ったメールだけを証拠として提出すればいいものを、代理人弁護士や元アジアディレクターとのメールのやり取りまで提出してきました。
その内容は以下の通りです。
【被告(エントリークラーク)→代理人弁護士】2018年5月17日
○○先生
昨日は大変お世話になりありがとうございました。
助かります。
さて、TICAへの事前問い合わせ及び回答を お送りします。
4/29ACTショーについては、問い合わせでは触れていません。
問い合わせ後、2014/5/24に△△先生に「任意団体間のトラブル」として相談に伺いました。
全文提出しなくても、考えられる手順は踏んでいるとして「問い合わせ」、「TICAからの回答」、「通知書」と云う流れを証明できればいいかなとも思いますが、どうでしょうか。
元アジアディレクターさんのコメントを転送します。
【元アジアディレクター→被告エントリークラーク】2014年3月17日
◎◎ちゃん(被告エントリークラークの名前)
遅くなってしまってごめんなさい!
◇◇(TICA法律顧問の名前)の メール、転送いたしますね~
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まぁ、何とも軽いやり取りですが、私たち原告としては背景のいきさつが生々しく分かってありがたい限りです。
しかし、こうしたやり取りまで証拠として出してきてくれたおかげで、その他にも分かることがあります。
第一に、今回の証拠提出メールは一部であって、やり取りの「全文」ではないこと。
第二に、元アジアディレクターは、TICA法律顧問が元ディレクター宛てに送ってきたメールを、被告のエントリークラークに不用意に転送していたという事実です。
被告側のエントリークラークがTICAのBoard Memberであれば問題ありませんが、非公式の秘密会議にかかる「プロテスト」の案件に関するやり取りを一般のTICAメンバーに転送するのは大問題です。
TICA法律顧問のメールには、「次回の会議にはすでに3件のプロテストがあります」と、Board Memberだけが知り得る情報が含まれており、その情報が記載されたメールを元アジアディレクターに送り、それを元アジアディレクターが被告側エントリークラークに転送したのは事実だからです。
当然のことながら、TICA法律顧問自身も、不用意だったことは明らかです。