TICA、ギリシャの山火事に2000ドルを寄付へ
TICAが、ギリシャで起きた山林火災での動物への被害に対し、2000ドルの寄付を決めたとのことです。
情けない話ですが、私もこの寄付の話を聞いて、ギリシャの山林火災について知りました。
7月30日の新聞(夕刊)情報によると、「23日に発生した山林火災の死者数は91人に達した。現地では犠牲者の埋葬が始まった一方で、行方不明者の捜索が続いている」とのことでした。
報道によれば、「火災は十数カ所で起きた。乾燥した気候に猛暑と強風が重なり、被害が拡大したとみられている」とのことですが、当然ながら政権批判も出ており、「平時からの政権の対応を問う声が強まっている」とのことです。
今回の寄付は欧州のDirectorが提案したようですが、私が思ったのは「そうであれば西日本豪雨で被害に遭った日本の動物たちのためにも寄付して貰えないか…」ということでした。
西日本豪雨では、ギリシャの山林火災の2倍以上の200人を超える死者・行方不明者が出ており、ペットの被害も甚大だったはずです。
前セクレタリー(現Drector)が、すぐさま寄付の提案をBoardにしたかどうか分かりませんが、私ならそうしていたことでしょう。
私は、事態に直面して瞬時にこうした判断ができるメンバーこそ、TICAのDirecorの資質と能力があると思っています。
ただ一方で、異常気象による、私たちのこれまでの常識と想像を遙かに超えた自然災害は今後も世界各地で起こると見られるだけに、TICAが寄付をする際の明確な基準も作っておくべきだとも思います。
TICAのBoard内でそうした議論が出ているのかどうか分かりませんが、私は今後のためにも必要なことだと思っています。
※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。
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