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2018年8月21日 (火)

TICA Directorとして断じて許されない言動③

TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されない言動があります。

それは、TICAのStandardを理解せず、依怙贔屓や情実の入り込む審査を助長するような嘘を並べ立てることです。

これも明らかに、TICAのBy-Laws(12.1.7、102.1.5)に違反するだけでなく、Board Governance (ARTICLE TWO: Ethics)にも抵触する重大な規律違反と言えます。

前セクレタリー(現Director)は、自身が主宰するクラブの「出陳拒否」裁判における7月17日付け被告準備書面(7)において、以下のような主張をしました。

「ジャッジはTICAスタンダードを基準に猫の審査をするが、それぞれの感性にもより、評価は其々に異なる場合が多い」--。

第1の嘘▶しかし、TICAのどのルール、Standardにも、審査において「(ジャッジ)それぞれの感性にもよ」るなどと書いてありません。その証拠に、TICAのStandardに「感性」を表す「sensibility」という単語は使われていません。

第2の嘘▶確かにJudgeの評価が異なる場合はありますが、それはJudgeの「感性」によるものではなく、Standardの解釈の違いによって生じるものであり、Judgeの主観にすぎない「感性」なるものが入り込んでしまっては、客観評価は大きく損なわれます。

前セクレタリーの主張に従えば、Standardはあっても、まるで意味のないものになってしまいます。

それは、裏を返せば、Judgeの「感性」の名のもとに、いくらでも依怙贔屓できることにつながると言わざるを得ません。

TICAのルールにもStandardにも書いてないことを、このように自分勝手に解釈して主張することがどれだけ審査の公平性と公正性を損ない、メンバーの意欲を削ぎ、組織を腐敗させるか明らかでしょう。

前セクレタリーの主張は、審査の客観性や公平性・公正性を蔑ろにし、情実や依怙贔屓を助長することにつながり、それを肯定することはどのような地位に就くメンバーにあって決して許されるものではありません。

しかも、それを堂々と日本の裁判所に提出する「準備書面」に書き連ねることは、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されません。

Board Memberであり、Directorである人物が、審査の客観性を否定するかのごとき説明をし、依怙贔屓を助長するような主張を裁判所においてする団体を、誰が信用するでしょうか。

TICAの猫の審査はJudgeの感性によって情実や依怙贔屓が入り込む余地があることを強調したかったのだとしたら、なおのことTICAのBoard Memberとして、Directorとして、決して許されざる言動と言わざるを得ません。

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