2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

リンク

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

2018年8月

2018年8月31日 (金)

元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”③

※本ブログでは、前セクレタリー(現ディレクター)、前アジアディレクター、元アジアディレクターを明確に区別して記載しています。

元アジアディレクターら3人が連名で、TICA会長とTICA法律顧問に送ったメールの内容を続けます。

【以下が東京地裁に提出された2014年3月14日付けメール②】

彼らは2つのキャットクラブからエントリーを拒否され、その後数日連続して日本のACTのブログで前ディレクターとTICAのアジアリジョンの誹謗中傷を書くようになりました。

また、屋和田珠里さんはECCのキャットショーについてプロテストを出しました。

××さん(アクトクラブ員)は、このときから準備をしていたのでしょう。

というのも、××さんは、ブログにおいて、「プロテストが支持されれば、◎◎◎(前アジアディレクターがオーナーのクラブ)のショーにポイントは付与されるべきではない」ということや、◎◎◎やエントリークラークに「法的措置を講じる」と述べていました。

彼らは出陳者やTICAのジャッジに不安を抱いているようです。(※意味不明な日本語訳です)

これはサイバーハラスメントです。

この状況を見るにつけ、衝撃を受け、恐ろしくも感じます。


------------------------------------

上記の部分でも、多くの重大な問題があります。

第一に、元アジアディレクターら3人は、「ACTのブログで前ディレクターとTICAのアジアリジョンの誹謗中傷を書くようになりました」と書いていますが、ブログのどの表現がどのような理由において「誹謗中傷」に当たるのか、示していません。

これこそ、根拠を示さない悪質な”レッテル貼り”であり、TICA会長とTICA法律顧問に対する悪質な印象操作でしょう。

そして、こうした根拠を示さない文章こそ、「誹謗中傷」にほかなりません。

第二に、アクトクラブ員がアクトのブログを通じて、何かを述べたことは一切ありませんから、「××さんは、ブログにおいて」以下のくだりは、元アジアディレクターら3人による”捏造”としか思えません。

第三に、元アジアディレクターら3人は、「これはサイバーハラスメントです」とも書いていますが、何を以て「サイバーハラスメント」と言っているのか、具体的な根拠が示されておらず、これもまた悪質な印象操作と言わざるを得ません。

そもそも誰に対する「サイバーハラスメント」なのでしょうか?

ブログにおいて、考えや意見を述べることがどうして「サイバーハラスメント」になるというのしょうか。

仮に、このブログを読んだ誰かに不安を与えたとして、それを以てどうして「サイバーハラスメント」と言えるのでしょうか。

要は、元アジアディレクターら3人は、「サイバーハラスメント」と認定するためには要件や条件として何が必要なのかを全く理解していないとしか思えないのです。

2018年8月30日 (木)

元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”②

※本ブログでは、前セクレタリー(現ディレクター)、前アジアディレクター、元アジアディレクターを明確に区別して記載しています。

昨日の続きです。

第二の重大な問題は、元アジアディレクターら3人が「彼らの行動(原文はtheir conducts)」と書いている点です。

元アジアディレクターら3人は、アクトのブログを問題視しているようですが、アクトのブログは私が書いているものであって、アクトクラブ員が書いているものではありません。

しかし、元アジアディレクターら3人は、あたかもアクトクラブ員も執筆しているかのような表現で「彼らの行動(原文はtheir conducts)」と書いたわけですから、明らかにTICA会長とTICA法律顧問に対して悪質な印象操作をしていた証拠となります。

第三に、元アジアディレクターら3人は、このメールで「彼らの行動がTICAの精神を裏切り、特定のTICAルールを破っている」と、TICA会長とTICA法律顧問に訴えています。

そして、「ブログの抜粋や、Googleの無料オンライン言語翻訳サービスで翻訳された日本語ブログの一部を添付します」とし、いくつかのブログを送ったことが見て取れます。

しかし、米国でも日本でも、憲法により「表現の自由」「言論の自由」は認められているわけです。

そうであるなら、ブログのどの表現が、憲法により守られている「表現の自由」 や「言論の自由」を逸脱しているかを示さなければなりませんが、元アジアディレクターら3人はこの一番重要な手順を踏んでいません。

これもまた、元アジアディレクターら3人が悪質な印象操作をしていたことの根拠となり得るものです。

第四に、元アジアディレクターら3人は、私が日本語で書いたアクトのブログを、「Googleの無料オンライン言語翻訳サービス」を使って英語に翻訳して送ったことを示唆しています。

しかし、「Googleの無料オンライン言語翻訳サービス」がどれだけ不正確な翻訳になってしまうか、極めて低い信頼性は多くのメンバーがお分かりでしょう。

私のブログを勝手に、「Googleの無料オンライン言語翻訳サービス」を使って翻訳し、それをTICA会長とTICA法律顧問に示して、「TICAの精神を裏切り、特定のTICAルールを破っている」と決め付けるのは非常識も甚だしいと言わざるを得ません。

第五に、被告側が東京地裁に提出したのはこのメールだけであり、元アジアディレクターら3人がアクトのどのブログをTICA会長とTICA法律顧問に示したかは不明です。

これは裁判官に対する悪質な印象操作と言えるものであり、原告側としては断じて許せるものではありません。

アクトのブログのどの表現が、憲法により守られている「表現の自由」や「言論の自由」を逸脱したものであるのか、それを示さずに「TICAの精神を裏切り、特定のTICAルールを破っている」と断じるのは、「表現の自由」や「言論の自由」を 土台にした民主主義に対する挑戦であり、断じて許されることではありません。

TICAのBoard Member/Director経験者、さらにTICA公認クラブの代表やJudgeがこうした”暴挙”に及んだことは、TICAという組織の民主主義を毀損する由々しき問題だと思わずにはいられません。

2018年8月29日 (水)

元アジアディレクターら3人の呆れ果てた”所業”①

※本ブログでは、前セクレタリー(現ディレクター)、前アジアディレクター、元アジアディレクターを明確に区別して記載しています。

2014年3月14日、元アジアディレクターら3人が連名で、当時のTICA会長とTICA法律顧問宛に、アクトを誹謗中傷するメールを送っていたことが明らかになりました。

なぜ、それがアクトに対する誹謗中傷であるかという根拠を交えながら、ご紹介したいと思います。(メールは英語であり、日本語は「出陳拒否」裁判の被告側が裁判所に提出した和訳に基づきます)

【以下が東京地裁に提出された2014年3月14日に送信されたメール①】


親愛なる○○(当時のTICA会長)と△△(TICA法律顧問)

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、私たちは「規約3-エントリー資格」について確認したいと思います。

私はあなたのアドバイスが心から必要です。

私たち□□□(元アジアディレクターが所属するクラブ名)と◇◇◇◇(「出陳拒否」後、閉会したクラブ)は、それぞれ、2014年5月25日と同年6月1日にキャットショーを予定していますが、××さん(アクトクラブ員)と屋和田珠里さんについて、このキャットショーへの参加を拒否したいと考えています。

なぜなら、彼らの行動がTICAの精神を裏切り、特定のTICAルールを破っていると考えているからです。

彼らの行動は許容するにはあまりにも我慢できません 。

ご参考までにTICAのロゴを付したACTの公式クラブブログの抜粋や、Googleの無料オンライン言語翻訳サービスで翻訳された日本語ブログの一部を添付します。

ここにサイトアドレス
http://act.chakin.com/blog1.htmlhttp://app.f.cocolog-nifty.com/も記載します(日本語のみ)

-------------------------------------

途中で区切りますが、ここまででも数多くの重大な問題があります。

第一に、TICAのルールでは、出陳拒否を判断できるのはショーコミッティーと規定されていますが、元アジアディレクターら3人はショー開催の2カ月以上前に、出陳者からのエントリーがまだ入って来ていない段階で、出陳拒否の意向を持っていたという点です。

元アジアディレクターはこの時点でディレクター職を外れていましたが、クラブの代表者兼Judgeでもあったわけです。

残る2人は別のクラブ(すでに閉会)の代表兼Judgeとエントリクラークであり、これら3人がShow Rulesを無視して独断で出陳拒否に向け、事前に水面下で動いていたことは由々しき問題です。

実際にエントリーが入ってきて、ショーコミッティーメンバーの合議を経て「出陳拒否」する方針が固まった後、その適否についてTICA本部の判断を仰ぐなら分からないでもありませんが、そうではなかったことが、このメールの存在で明らかになりました。

自分たちが、Show Rules に基づかず、独断で出陳拒否を決めようとしていた証拠を、敢えて自ら裁判所に提出するのは、原告側から見れば極めて愚かしいとしか思えませんが、被告側が出してきた以上、原告側も反論材料として徹底的に活用したいと思っています。

2018年8月28日 (火)

TICA Directorとして断じて許されない言動⑩

昨日の続きで、もうひとつ指摘しておきたいと思います。

前セクレタリー(現Director)が被告準備書面で主張した、「TICAは、団体内部の円滑な運営のために、ショールール、『By-Laws』、『Standing Rules』といった様々な内規を定めている」という記載は、ルールにはヒエラルキーがあるという大前提の認識に欠けています。

社会常識があれば、憲法を頂点に国の様々な法律があり、その下に省令や地方自治体の各種条例が連なっていることは明らかでしょう。

ルールにも「上位」と「下位」があり、「上位」のルールに反する規定を「下位」のルールが定めることはできません。

国と地方自治体の法のあり方を思い起こせばさらによく理解できるでしょう。

地方自治体が定められる法律(条例)は2種類であり、それは「委任条例」と「自主条例」です。

国の法律の中に「地方自治体が定めることができる」と定めてあり、その範囲内において地方自治体ならではの条例を定めることができるのが「委任条例」、国の法律の中に何の定めもないため、地方自治体独自に定めるのが「自主条例」です。

TICAのルールも同じです。

各Regionで独自の決まり事や申し合わせをする際には、①TICAのルールの中に「各Regionにおいて定めることができる」と書いてあるかどうか、②TICAのルールの中に全く定めがないかどうかを詳細に調べておかねばなりません。

例えば、ショースケジュールの決め方について言えば、①については言及がありません。②については既にTICAのルール内に規定があるわけですから、Regionで独自に決めることは出来ないということになります。

Board Memberであり、Directorである人物が法律やルールにヒエラルキーがあることも分かっていない団体を、誰が信用するでしょうか。

社会常識に基づいて判断が付かない、出来ないのは、いくら「趣味の組織」のトップと言えども”失格”と言わざるを得ません。

2018年8月27日 (月)

TICA Directorとして断じて許されない言動⑨

TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されない言動があります。

それは、Board Memberとして、TICAのDirectorとして、マネジメントに関する知識や社会常識に欠けることです。

前セクレタリー(現Director)は、自身が主宰するクラブの「出陳拒否」裁判における7月17日付け被告準備書面(7)において、以下のような主張をしました。

TICAは、団体内部の円滑な運営のために、ショールール、『By-Laws』、『Standing Rules』といった様々な内規を定めている」--。

しかし、マネジメントに関する知識や社会常識を備えていれば、「ショールール、『By-Laws』、『Standing Rules』」などと並べることはあり得ず、それらを十把一絡げにして「団体内部の円滑な運営のため」などと書くはずがないのです。

おそらく、前セクレタリーにあっては、『By-Laws』とは何なのか、『Standing Rules』とは何なのか、ルールの体系とそれぞれの位置付けが全く分かっていないとしか思えません。

「By-Laws」は法人の「定款」であり、それは会社の”憲法”に当たるものです。

「Standing Rules」は「By-Laws」をはじめとする全てのルール体系を補う「細則」「付則」です。

「Show Rules」は文字通り、「Show」に関するルールであって、「団体内部の円滑な運営のため」とするには大括りすぎます。

つまり、TICAという法人の「定款」に始まるルールの体系が全く頭に入っていないことを意味します。

Board Memberであり、Directorである人物が自分の所属する団体のルールの体系も分かっていない団体を、誰が信用するでしょうか。

法人とは言っても、「趣味の団体」のBoard Memberであり、Directorなのだから、そんなこと揚げ足取りで重箱の隅をつつくようなものだと考えているのであれば、なおのことTICAのBoard Memberとして、Directorとして、”失格”であると言わざるを得ません。

2018年8月26日 (日)

TICA Directorとして断じて許されない言動⑧

TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されない言動があります。

それは、証拠を示すことなく口から”デマカセ”を並べ立てることです。

前セクレタリー(現Director)は、自身が主宰するクラブの「出陳拒否」裁判における7月17日付け被告準備書面(7)において、以下のような主張をしました。

「(アクトに対する)活動停止についての意識調査の結果をTICA役員会に提出した(乙第17号証)」--。

ここに出てくる「乙第17号証」とは、2013年7月22日に元アジアディレクターが配布したA4用紙5ページに及ぶ意識調査の結果を指します。

そして、この意識調査結果には、冒頭、元アジアディレクター名で、「つきましてはTICA理事会に報告し、8月末に行われるボードミーティングに於いて発表させていただきます」と書いてありました。

しかし、この文書は全て日本語で書かれた意識調査結果であ って、これをTICAに提出しても、TICAのボードが受け取るはずがないのです。

仮に英語に翻訳したのであれば、それを証拠として提出しなければなりません。

ですが、一連の裁判が始まって4年ほど経ちますが、前セクレタリー(現Director)も前ディレクターも元ディレクターも裁判所に証拠として英語版を提出していないのです。

本当にTICA理事会に対し、英語に翻訳して提出したのであれば、それを裁判所に証拠として出すべきですし、実は出していないのであれば、それは口から”デマカセ”の主張だったことになります。

そして、もし英語に翻訳せず、TICA理事会に提出していなかったとしたら、意識調査に答えた全てのクラブ代表、Judgeを欺いたことにほかなりません。

自分たちの主張を通すために、してもいないことをあたかもしたかのように主張することは、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されるものではありません。

それを堂々と、日本の裁判所に提出する「準備書面」において書き連ねることも、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、決して許されないでしょう。

Board Memberであり、Directorである人物が自分の所属する団体メンバーの評価を貶めることにつながる”デマカセ”を口にするようなTICAを、誰が信用するでしょうか。

裁判なんだから自分たちの主張を通すためなら何を言っても構わないと思っているのだとしたら、なおのことTICAのBoard Memberとして、Directorとして、恥ずかしむべき言動であると言わざるを得ません。

2018年8月25日 (土)

TICA Directorとして断じて許されない言動⑦

TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されない言動があります。

それは、同じTICAメンバーに対する人格攻撃とも受け取れる言葉を投げ付けることです。

前セクレタリー(現Director)は、自身が主宰するクラブの「出陳拒否」に際し、原告らがその理由を聞いたところ、以下のような言葉を返してきました。

「○○氏(アクトクラブ員)、屋和田氏はお話しするに値しない人格」(FAX)

「誠に気の毒としか言えない人格の持ち主は初めて」(FAX)

未来永劫依頼人の猫は私のクラブのショー出陳はお断り」(FAX)

これらの”暴言”対し、前セクレタリーは、東京地裁に7月17日付けで提出した被告準 備書面(7)において、以下のように主張し、これまた呆れ返ってしまいました。

原告らの問い合わせに対する回答は誇張して書いた」--。

「誇張」とは、「実際よりも大げさに表現すること」を意味しますが、何をどのように「誇張」すると、こんな”言葉の暴力”になって返って来るのでしょうか。

文書以外にも、前セクレタリーは、「なに考えてんの!」「嫌がらせもいい加減にしろっての!」「ふざけたことすんなっていうの!」といった暴力団の構成員ではないかと思わせるような言葉の数々を留守電に残し、私は激しい恐怖に襲われました。

そもそも、こうした言葉の数々を投げ付けることは、ひとりの人としても良識と社会常識を疑います。

この当時はTICAのBoard MembeでもTICAのDirectorでもありませんでしたが、TICA Asia Region Officeのセクレタリーの要職に就き、TICA公認クラブの主宰者でもあったわけです。

Region Officeのセクレタリーであり、TICA公認クラブの主宰者でもあった人物がこのような言葉を同じメンバーに投げ付ける団体を、誰が信用するでしょうか。

TICAのBoard Memberとして、Directorとして、過去の言動が問われないと思っているようなら、それは大いなる間違いであり、その責任は要職に就く限り、いつまでも付いて回ることを自覚すべきでしょう。

2018年8月24日 (金)

TICA Directorとして断じて許されない言動⑥

TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されない言動があります。

それは、舌に根も乾かぬうちに整合性の取れない矛盾のある主張をすることです。

前セクレタリー(現Director)は、自身が主宰するクラブの「出陳拒否」裁判における7月17日付け被告準備書面(7)において、以下のような主張をしました。

出陳拒絶理由の問い合わせに応じなかったことについては、出陳拒絶を撤回するつもりが無かったため、特に回答の必要性はないと考えた」--。

しかし、その1カ月余り前の6月1日付け被告準備書面(6)では、以下のように主張していました。

仮に彼ら(注1)がブログへの投稿を控えるなどして、輪を乱して人を貶める言動に改善が見られたとすれば、出陳が受付けられた可能性は十分にあった」--

「出陳拒絶を撤回するつもりが無かったため」「理由の問い合わせに応じなかった」 としながら、「ブログへの投稿を控えるなどして」「言動に改善が見られたとすれば、出陳が受付けられた可能性は十分にあった」というのは論理的整合性が全くありません。

私たちとしては、問い合わせても理由を知らされなかったわけですから、改善しようにもそれに気付かされることはなく、改善のしようがなかったというわけです。

その場限りの言い訳を弄しているだけだとしても、このような整合性の取れない主張を裁判所ですることは、まともな社会人として良識と社会常識を欠いています。

それを堂々と、日本の裁判所に提出する「準備書面」において書き連ねることは、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されません。

Board Memberであり、Directorである人物が裁判所でこのような整合性の取れない”支離滅裂”な主張を書き連ねる団体を、誰が信用するでしょうか。

裁判における主張なんだから何をどう主張しようと自由だと思っているのだとしたら、なおのことTICAのBoard Memberとして、Directorとして、恥ずべき言動であり、DIrector”失格”の烙印を押されても仕方ないでしょう。

注1)前セクレタリーは「彼ら」と書いていますが、ブログは私が書いているもので、男性が書いているものでも、複数で書いているものではありません。

2018年8月23日 (木)

TICA Directorとして断じて許されない言動⑤

TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されない言動があります。

それは、嘘八百を並べ立てることです。

前セクレタリー(現Director)は、自身が主宰するクラブの「出陳拒否」裁判における7月17日付け被告準備書面(7)において、以下のような主張をしました。

原告の主張している
『タイトル』や『称号』を得た猫を高く売るという商用の目的ではなく…」--。

しかし、私たちはこの裁判において、一度もTICAのキャットショーの目的が「『タイトル』や『称号』を得た猫を高く売るという商用の目的」であるなどとは主張していないのです。

「『タイトル』や『称号』を得た猫を高く売るという商用の目的」というのは、前セクレタリー(現Director)が”捏造”した主張にすぎません。

もちろん、前セクレタリーとしては、私たち原告側がそのよ うに主張した方が反論しやすいのかもしれませんが、だからと言って原告側が主張していないことを、あたかも主張していたかの如く言い出すのは、まともな社会人としての良識と社会常識に欠けています。

結果として、「タイトル」や「称号」を得た猫から生まれた子猫の方が高く売れるかもしれませんが、それはTICAがどのような目的でキャットショーを公認し、奨励しているかとは全く違う次元の話です。

私たち原告は、前セクレタリーと同じTICAメンバーです。

そうであるなら、なおさらのこと、同じTICAメンバーに対して、主張していないことをあたかも主張したかのような嘘八百を、司法の場で並べ立てるのは断じて許されないはずです。

前セクレタリーの主張に従えば、私たちは「猫を高く売るためという商用の目的」で、「タイトル」や「称号」を目指していることになってしまいます。

それは、裏を返せば、私たちの評判を貶め、社会的評価を低下させることにつながります。

自分の主張を通すために、してもいない主張をあたかもしたかのように主張することは、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、決して許されるものではありません。

それを堂々と、日本の裁判所に提出する「準備書面」において書き連ねることも、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されません。

Board Memberであり、Directorである人物が自分の所属する団体メンバーの評価を貶めることにつながる主張をするようなTICAを、誰が信用するでしょうか。

裁判における主張だから何を主張しても構わないと思っているのだとしたら、なおのことTICAのBoard Memberとして、Directorとして、恥ずべき言動であると言わざるを得ません。

2018年8月22日 (水)

TICA Directorとして断じて許されない言動④

TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されない言動があります。

それは、
「TICAとは何か?」を聞かれて、正しく答えられないことです

恐らく、正しく答えられないのは会長・副会長含めて十数人いるBoard Membersで、前セクレタリー(現Director)だけでしょう。

これは明らかに、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして”失格”の烙印を押されても言い訳できません。

前セクレタリーは、自身が主宰するクラブの「出陳拒否」裁判における7月17日付け被告準備書面(7)において、以下のような主張をしました。

「TICAは米国テキサス州に本部のある法人であり、キャッテリーの登録・管理機関であり、純血種猫の登録事務を行うほか、キャットショーの公認も行っている」--。

論より証拠と言いますから、前セクレタリーにはTICAのHPを改めて良く勉強してもらうことにしましょう。

TICAのHPのトップページにはこう書いてあります。

What Makes TICA Different?

The International Cat Association® (TICA®) is the world's largest genetic registry of pedigreed cats, the largest registry of household pet cats and kittens. TICA was the first and now the world's largest-registry to allow household cats of unknown ancestry to compete for the same titles and awards as pedigreed cats. The responsible breeding of pedigreed cats preserves the distinct characteristics of individual pedigreed breeds and ensures the continuation of predictable physical and behavioral traits for future generations.


さらに「ABOUT TICA」のページにはこう書いてあります。

A Global Leader in the Cat Fancy

TICA is the world's largest genetic registry of pedigreed cats, and the world's largest registry of household pets. We also are the only registry in the cat fancy and dog fancy that continues to have steady growth in our number of registrations around the world, and we continue to grow in the number of members and catteries in every continent. We recognize more new breeds than other cat fancy organizations., and our household pets compete for the same titles and awards as pedigreed cats.


第1の誤認▶上記を読めば明らかですが、TICAを特徴付ける最も大事なことが抜けています。それは単なる登録機関ではなく、「genetic registry」機関であるということです。

第2の誤認▶これも上記を読めば明らかですが、TICAはキャッテリーの登録機関ではあっても、「管理機関」ではありません。それにTICAがまずはじめに「キャッテリーの登録・管理機関」であるわけでもありません。

第3の誤認▶TICAが行っているのは「純血種猫の登録事務」だけではありません。上記を読めば明らかですが、「household cats(kittens)」「non-pedigreed cats(kittens)」 の登録にもTICAは同じように力を入れています。

前セクレタリーの主張に従えば、TICAは世界に数多くある猫団体のひとつにすぎず、何の特徴もない団体ということになってしまいます。

それは、裏を返せば、TICAの評判を貶め、評価を下げていることにほかなりません。

TICAのHPのトップページに書いてあることすら、正しく理解せず、このように自分勝手に解釈して主張することがどれだけTICAの信用と評価を貶めているか明らかでしょう。

TICAがどのような団体であり、どのような特徴を持つかを正しく説明できないのは、単なる出陳者や見学者なら許されても、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、決して許されるものではありません。

それを堂々と、日本の裁判所に提出する「準備書面」において書き連ねることも、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されません。

Board Memberであり、Directorである人物が自分の所属する団体について正しく説明できないようなTICAを、誰が信用するでしょうか。

TICA自体の説明などいい加減でも構わないと思っているのだとしたら、なおのことTICAのBoard Memberとして、Directorとして、絶対に許されない言動と言わざるを得ません。

2018年8月21日 (火)

TICA Directorとして断じて許されない言動③

TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されない言動があります。

それは、TICAのStandardを理解せず、依怙贔屓や情実の入り込む審査を助長するような嘘を並べ立てることです。

これも明らかに、TICAのBy-Laws(12.1.7、102.1.5)に違反するだけでなく、Board Governance (ARTICLE TWO: Ethics)にも抵触する重大な規律違反と言えます。

前セクレタリー(現Director)は、自身が主宰するクラブの「出陳拒否」裁判における7月17日付け被告準備書面(7)において、以下のような主張をしました。

「ジャッジはTICAスタンダードを基準に猫の審査をするが、それぞれの感性にもより、評価は其々に異なる場合が多い」--。

第1の嘘▶しかし、TICAのどのルール、Standardにも、審査において「(ジャッジ)それぞれの感性にもよ」るなどと書いてありません。その証拠に、TICAのStandardに「感性」を表す「sensibility」という単語は使われていません。

第2の嘘▶確かにJudgeの評価が異なる場合はありますが、それはJudgeの「感性」によるものではなく、Standardの解釈の違いによって生じるものであり、Judgeの主観にすぎない「感性」なるものが入り込んでしまっては、客観評価は大きく損なわれます。

前セクレタリーの主張に従えば、Standardはあっても、まるで意味のないものになってしまいます。

それは、裏を返せば、Judgeの「感性」の名のもとに、いくらでも依怙贔屓できることにつながると言わざるを得ません。

TICAのルールにもStandardにも書いてないことを、このように自分勝手に解釈して主張することがどれだけ審査の公平性と公正性を損ない、メンバーの意欲を削ぎ、組織を腐敗させるか明らかでしょう。

前セクレタリーの主張は、審査の客観性や公平性・公正性を蔑ろにし、情実や依怙贔屓を助長することにつながり、それを肯定することはどのような地位に就くメンバーにあって決して許されるものではありません。

しかも、それを堂々と日本の裁判所に提出する「準備書面」に書き連ねることは、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、断じて許されません。

Board Memberであり、Directorである人物が、審査の客観性を否定するかのごとき説明をし、依怙贔屓を助長するような主張を裁判所においてする団体を、誰が信用するでしょうか。

TICAの猫の審査はJudgeの感性によって情実や依怙贔屓が入り込む余地があることを強調したかったのだとしたら、なおのことTICAのBoard Memberとして、Directorとして、決して許されざる言動と言わざるを得ません。

2018年8月20日 (月)

TICA Directorとして断じて許されない言動②

TICAのBoard Memberとして、そしてTICAのDirectorとして、断じて許されない言動があります。

それは、TICAのルールを理解せず、差別や排斥を助長するような嘘八百を並べたてことです。

これもまた、TICAのBy-Laws(12.1.7、102.1.5)に違反するだけでなく、Board Governance(ARTICLE TWO: Ethics)にも抵触する重大な規律違反と言えます。

前セクレタリー(現Director)は、自身が主宰するクラブの「出陳拒否」裁判における7月17日付け被告準備書面(7)において、以下のような主張をしました。

本来、自ら主催するキャットショーにおいて、誰の猫を出陳させ、誰の猫を出陳させないかについては、主催者が任意に決定できる」--。

第1の嘘▶しかし、TICAのどのルールにも、「誰の猫を出陳させ、誰の猫を出陳させないかについては、主催者が任意に決定できる」なんて書いてありません。

第2の嘘▶確かにTICAのショールール23.6には、特別なケース(23.6.1~23.6.7)において出陳拒否できると書いてありますが、それを決める権限を持つのはショーコミッティーであって、クラブ代表でもクラブオーナーでもクラブ自体でも主催者でもありません。

前セクレタリーの主張に従えば、主催者側の意向で意のままに「出陳拒否」できることになっていまいます。

それは、裏を返せば、意に沿わなかったり、気に入らなかったりした出陳者は自由に排除・排斥できることを意味します。

TICAのルールに書いてないことを、このように自分勝手に解釈して適用することがどれだけ怖ろしいことかは、数々の政治史や凶悪なテロ事件を思い返さずとも明らかでしょう。

前セクレタリーの主張は、差別や排斥を助長することにつながり、どのような地位に就くメンバーであっても、決して許されるものではありません。

それを堂々と、日本の裁判所に提出する「準備書面」において書き連ねることは、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、道義的にも倫理的にも許されるはずがありません。

Board Memberであり、Directorである人物が、差別や排斥を容認し、助長するような主張を裁判所においてする団体を、誰が信用するでしょうか。

意に沿わないと自由に「出陳拒否」できることを誇示する効果を狙ったのだとしたら、なおのことTICAのBoard Memberとして、Directorとして、断じて許されない言動と言わざるを得ません。

2018年8月19日 (日)

TICA Directorとして断じて許されない言動①

TICAのBoard Memberとして、そしてTICAのDirectorとして、断じて許されない言動があります。

それは、嘘八百を並べ立て、善良なTICAメンバーを”罪”に陥れようとすることです。

これはTICAのBy-Laws(12.1.7、102.1.5)に違反するだけでなく、Board Governance(ARTICLE TWO: Ethics)にも抵触する重大な規律違反と言えます。

前セクレタリー(現Director)は、自身が主宰するクラブの「出陳拒否」裁判における7月17日付け被告準備書面(7)において、以下のような主張をしました。

原告○○(アクトクラブ員)が所有するベンガル猫『ノゾミナキニアラズ』について、シーズンも半ばを過ぎた平成25年12月1日のキャットショーから出陳を開始したものである」--。

第1の嘘
しかし、「ノゾミナキニアラズ」の生年月日は平成25年8月2日であり、12月2日にならないと生後4カ月にならず、キツンクラスとして出陳できないのです。

第2の嘘▶確かに平成25年11月30日~12月1日にキャットショーは福岡市で開かれていました 。しかし、ショーレポートとマスターカタログを確認すれば明白ですが、「ノゾミナキニアラズ」はエントリーされていなければ、審査も受けていません。

第3の嘘▶これもショーレポを確認すれば明らかですが、「ノゾミナキニアラズ」は平成25年12月15日の東京でのショーから出陳を始めており、「平成25年12月1日のキャットショーから」というのは全くのデタラメです。

前セクレタリーの主張は、あたかもアクトクラブ員において、猫の生年月日を偽り、生後4カ月に満たない猫をショーに出陳したと言っているようなものであり、どのような地位に就くメンバーであっても、決して許されるものではありません。

それを堂々と、日本の裁判所に提出する「準備書面」において書き連ねることは、TICAのBoard Memberとして、TICAのDirectorとして、道義的にも倫理的にも許されるはずがありません。

Board Memberであり、Directorである人物が、善良なメンバーを無実の”罪”に陥れるような主張を裁判所においてするような団体を、誰が信用するでしょうか。

意に沿わないとこういうことまでされるという”見せしめ”なのだとしたら、なおのことTICAのBoard Memberとして、Directorとして、決して許されない言動と言わざるを得ません。

2018年8月18日 (土)

5年ぶりの”クラブ代表者会議”を前に…④

Q6:「議題」を募られていますが、 募られた議題はいつどのような形で参加予定者のもとに届くのでしょうか? それとも配られないのでしょうか?

A(5年前):「集めた議題はアジェンダとして会議開催前に各位にメールすることを予定して
        おります。既に期日を過ぎてしまいましたが、まだ未提出の方もいらっしゃり、
        意見を待っている状態です」

A(現在):「私が参加表明したジャッジ、クラブ代表者各位へ6月30日を目途にメールで
       お知らせします」


※私のもとに「議題」を記した開催案内が改めて送られてきたのは8月4日でした。

他のクラブ代表者には「6月30日を目途にメールでお知らせ」したのかもしれませんが、私に対しては1カ月以上も後のことでした。

社会常識があれば、「ご案内が当初お知らせしたのより遅れます」とか、「当初のご案内より遅れて申し訳ありません」のひと言が添えられているはずですが、前セクレタリーは違うようです。

2~3日の遅れ、せいぜい1週間程度の遅れなら大目に見てもいいかもしれませんが、組織のトップ自らがこのような杜撰でいい加減なことでは、組織が緩むのも当たり前です。

もしかしたら、みなさんの手元には6月30日を目途にメールが来たかもしれませんが…。

Q7:寄せられた「議題」についてですが、「議題」として相応しいか否かを誰がどのようなプロセスで決めるのでしょうか?

A(5年前):「上記に記載しましたように、アジェンダとして一覧を作成し、討議対象とするべ
        きかどうかを会議冒頭で決定するつもりです。議長の独断で決定する事項で
        はないはずです。意見、要望は内容に関わらず議長判断で討議対象とする
        か否かを決めるべきものではないと考えます。

A(現在):「議題が相応しいかどうか等は問題にしていません。ジャッジ、クラブが抱えて
       いる懸案事項を自由討議するのが目的と考えています」


※この2人のDirectorの回答を読み比べると、明らかに5年前はそれなりの「会議」体を想定しているのに対し、前セクレタリーは「会議」とは名ばかりで、ただの集まりの話し合いを想定しているように見受けられます。

「議題が相応しいかどうか等は問題にしていません」という回答も、TICAのDirectorとして相応しい認識とは到底 、思えません。

「懸案事項を自由討議するのが目的」という発言にも首を傾げます。

社会常識的に言えば、懸案事項について何らかの解決策を見つけ出すことが「目的」であって、「自由討議」はそのための手段のひとつであるはずです。

「手段」と「目的」の違いを区別できないようでは、組織のトップの資格はないでしょう。

「懸案事項を自由討議するのが目的」であるなら、自由に討議するだけの事実を以て、「目的」を達成したことになり、解決策はどうでもいいことになってしまいます。

組織のトップが「会議」なるものを主催する以上、「自由討議」を経て、いかに懸案事項の解決策へと導いて行く かが重要であり、前セクレタリーの発言は怠慢と責任放棄としか私には思えません。

AE Directorとして欠かせない姿勢④

それにしても、ここまで猫界と自民党総裁選が似ている構図になっているとは驚きを隠せません。

もうひとつの象徴的な出来事は、総裁選への出馬を見送った岸田文雄氏を巡るやり取りです。

あくまで報道ベースですが、岸田氏に対しては「扉が閉まる前にようやく駆け込んだ」「いま頃になって何だ」「人事で徹底的に干せばいい」との声が安倍派側から出ていたといいます。

これに対して石破氏は、「これが本当だとすれば、そんな自民党は私は恐ろしく嫌です。それは不遜であり傲岸です。何を思い上がっているのか」と憤りの声を上げました。

しかし、TICA Asia East Regionでは5年前から、このような状況にありました。

意に沿わないメンバーや出陳者は理由を示さず「出陳拒否」して排斥する。

意に沿わないクラブ員は「お辞めになって…」と言って締め出そうとする。

意に沿わないJudgeは干す。

意に沿わないクラブのショーには陰に陽に”同調圧力”をかけて参加させないようにする。


数え上げれば枚挙に暇がありません。

こうしたことが歴代のDirector、Secretary、Judge(一部ですが…)によって行われていることから、私は”組織ぐるみ”の”Power Harassment"だと指摘しているわけです。

このような状態では、
メンバーの間から「TICA Asia East Regionは恐ろしく嫌です。それは不遜であり傲岸です。何を思い上がっているのか」との声が上がっても何の不思議もありませせん。

※本日は2本をアップします。2本目は18:00に「5年ぶりの”クラブ代表者会議”を前に…」を掲載する予定です。

2018年8月17日 (金)

5年ぶりの”クラブ代表者会議”を前に…③

Q5:TICA本部のルール以外にリジョン単独で何らかの取り決めをした場合、どの程度の有効性があるとお考えなのでしょうか? 何らかの取り決めをした場合、それに従わなかった場合の罰則規定はどうするのでしょうか? 罰則規定を設けてもいいのでしょうか?

A(5年前):「有効性に関しては特段の効力はない」というのが回答です」

       「そもそも『有効性』の有無の問題ではなく、各位からあがった意見に記載され
        ている不平等感に何らかのガイドラインを設け可能な限り公平感を持てるよう
        にするには、何ができるだろう、ということです」

       
「罰則を設け、それに抵触しないようにする考えは本末転倒ではないでしょう
        か? 罰則の必要があると考えるかどうか も討議する余地のあることだとは
        考えます」

A(現在):「ルールや罰則など有るはずが有りません。大人同士が自由討議してスムー
       ズで健全で楽しく活動が出来るようにするわけです」


※5年前のDirectorと現在のDirectorの回答を読み比べる限り、5年前の方が真摯かつ誠意を持って、「会議」に臨む姿勢が窺えます。

5年前のDirectorは、「対話」を重視している姿勢も見て取れますが、現在のDirectorからはそのような姿勢を読み取ることは難しいと言わざるを得ません。

もちろん、「大人同士が自由討議してスムーズで健全で楽しく活動が出来るようにする」ことには賛成ですが、それには大切な前提を欠いてはならないでしょう。

それは 、その「大人」なる者が、良識と常識を併せ持ち、TICAのメンバーとして必要な最低限の知識を有し、JudgeであるならJudgeとして必要な知識、クラブ代表であるならクラブ代表としてのマネジメント知識を備えていなければならないということです。

「自由討議」するにも、社会常識に則ったルールがあり、何かを「スムーズ」に運ぶためにはその知識が必要であり、「健全で」あるためにはその健全性を育み、保つための資質と能力が欠かせません。

「楽しく活動が出来るようにする」ためには、それぞれが自らの責任を自覚し、他の人もまた、「楽しく活動が出来るように」しなければなりません。

その上で、前セクレタリーの視点で欠けている重要なものをひとつ挙げるとすれば、それは「全員が」「誰ひとり残さず」「楽しく活動が出来るようにする」と視点でしょう。

馴れ合いと依怙贔屓、情実により、一部の仲間内が「楽しく活動が出来るようにする」のでは意味がありません。

前セクレタリーの発言からは「健全性」が全く見えてこないと言わざるを得ません。

AE Directorとして欠かせない姿勢③

自民党の総裁選を巡っては、石破氏の出馬会見を聞いた国民から「呆れ果てた…」との声が漏れているのも事実です。

「石破茂が党総裁に必要な資質は『公正、正直、誠実』だと言っている。逆に言えば、自公政権にはこれらがなくなったのだと…。なんと低レベルの闘いであろうか。まるで中高の生徒会選挙のレベルだ」--。

しかし、そもそも石破氏がこのようなメッセージを発せざるを得なかったのは、安倍政権に「公正、正直、誠実」が欠けていたからでした。

総理夫人のお知り合いだったから、八億円も安く国有地が買えた…

総理の友人だったから、学部の新設が認可された…

TICA Asia East Regionも全く同じでしょう。

そのJudgeの所属するクラブ員だから、失格であるはずの猫でもベストを貰える。

Judgeの懇意にするオーナーやブリーダーだからファイナルに残る。

Judgeの親族の猫だからいい成績が付く。

石破氏は「行政の公正性や公平性の説明責任は行政側にある」と言いました。

そうであるなら、Region運営や審査の公正性・公平性に関する説明責任はDirectorやJudge側にあるはずですが、安倍政権さながらに果たそうという姿勢に欠けるように映ります。

記者会見で石破氏が配ったビラには、「私は取り戻します」と明記してあり、(1)謙虚で正直で国民の思いに近い政治 (2)透明・公平・公正な政治・行政などが列挙してあったといいます。

前セクレタリー(現Director)も、これを自らに放たれた痛烈な”批判”と思ってしっかり受け止めてほしいものです。

(1) 謙虚で正直でメンバーの思いに近いRegion運営

(2) 透明・公平・公正なRegion運営と審査


※本日は2本をアップします。2本目は18:00に「5年ぶりの”クラブ代表者会議”を前に…」を掲載する予定です。

2018年8月16日 (木)

5年ぶりの”クラブ代表者会議”を前に…②

Q3:「議事録」は誰がどのような形で取りまとめるのでしょうか?

A(5年前):「書記は、一名配置する予定です」

A(現在):「当日決めます」

※「会則」があるかないかにかかわらず、「会議」と位置づけるからには、「議事録」の作成は欠かせないと思いますが、前セクレタリー(現Drector)はどうもそうではないようです。

5年前は、当時のDirectorがはっきりと「書記」を置く旨の回答をしましたが、今回は「議事録」を取りまとめるかどうか自体を当日決めるのか、誰が取りまとめるのかを当日決めるのかさえ、この回答からは分かりません。

ひとつ言えることは、当日、誰かが突然、取りまとめ役に任命されたとしても、準備ができておらず、困るだろうということです。

この回答を読み比べる限り、前セクレタリーは端から「議事録」など取りまとめるつもりがないと思えなくもありません。

Q4:「議題」にもよるかと思いますが、「会議」 では何かを決めるようなことはあるのでしょうか? その場合、出席代表者の多数決で決める議題なのか、欠席も含めた代表者数の多数決で決める議題なのか、あるいは出席代表者の3分の2以上の賛成をもって決める議題なのか、欠席も含めた代表者数の3分の2以上の賛成をもって決める議題なのか? あるいは全員一致で決めるべき議題なのか? 等についてはどのように決定されるのですか?(欠席の場合の取り扱いはどのようになっていますか?)

A(5年前):「上記にも多少書きましたが、皆様の案件を事前にある程度確認しないと判断
        が付きかねます。案件を集め、アジェンダを作成し、内容により決を必要とす
        るものに関しては、採決の方法も検討するべきと考えています」

       「
欠席により意見開示の場がないまま決定するわけには行かない事項があっ
        た場合などを考慮するべき事項とは考えています」

       「可能な限り各位と討議のうえ方向性を決めていくことで考えていますが、代表
        者が全て揃わないと採決に至らないままの状況は回避するべきとも考えてい
        ます」

A(現在):「当日参加の皆様と決めますが、基本『決め事』が有ればそれは参加したクラ
       ブ間の申し合わせと考えます。不参加のジャッジ及びクラブ代表者がその申
       し合わせ事項に賛同するかしないか等は自由です。何故なら申し合わせ事
       項など守らないクラブ代表者も必ず居ますから」


※この回答を読み比べる限り、5年前の方がまともな「会議」になるだろうことは容易に想像できます。

前セクレタリーは「申し合わせ」という言葉を使っていますが、日本語の意味を正確に知った上で使っているかどうか甚だ疑問です。

なぜなら、「申し合わせ」とは、「話し合いによって決めること。また決めた約束」を意味し、要は何かを「決める」ことになるからです。

改めて強調しておきますが、今回の「会議」なるものは、何の「会則」もなく、何の「決め方」も定めないで開催するわけですから、何かを「決める」ことは事実上、できません。

仮に、参加者全員が一致したとしても、それは参加者全員だけにかかわることだけであり(不参加者には全く関係しないこと)、それがTICAの活動に関することであるなら、TICAのルールに抵触しないことに限定されます。

5年前のDirectorは少なくとも、この最低限の前提は理解しているようでしたが、今回は違うようです。

あとあと、トラブルの種となりかねないような「申し合わせ」をしないようにしなければなりませんが、その大前提を前セクレタリーは認識しているでしょうか。

また、 前セクレタリーは「不参加のジャッジ及びクラブ代表者がその申し合わせ事項に賛同するかしないか等は自由です。何故なら申し合わせ事項など守らないクラブ代表者も必ず居ますから」とも述べていますが、これも理解し難い発言です。

「申し合わせ事項」に賛同するかしないかは、「会則」のない「会議」なのですから、自由であって当然です。

「会則」のない「会議」で参加者が勝手に決めたことを守るも守らないもまた、自由であって当然でしよう。

本来、守らせるべき「申し合わせ事項」を、守らせるべき努力をしないで勝手に放置しておくなら、それは組織のトップの怠慢であり、守らなくてもいいことを「申し合わせ事項」として守らせようとするな ら、職権の濫用と言わざるを得ません。

AE Directorとして欠かせない姿勢②

自民党総裁選が事実上、スタートしましたが、石破元幹事長と安倍首相のやり取りを見て、まるでTICA Asia East Regionと同じだと思ってしまったのは私だけでしょうか。

石破氏が掲げた、「正直で公正、謙虚で丁寧、そういう政治を作りたい」というのは、そのまま「正直で公正、謙虚で丁寧、そういうキャットショーを開催したい」という私の主張と重なります。

猫の審査もRegion運営も「正直で公正」であるべきですし、Judgeは審査結果について「虚で丁寧」に説明する責任があり、前セクレタリー(現Director)においても「謙虚で丁寧」にRegion運営をしていく責務があるはずです。

石破氏は12日のTV番組で、「政策は全ての人に公正であらねばならない」「はっきり言えば依怙贔屓がないかだ」と述べましたが、これも「Region運営は全てのメンバー、出陳者に公正であらねばならない。はっきり言えば依怙贔屓がないかだ」と言い換えられます。

石破氏は自民党に向け、こうも言っています。

「われわれ自由民主党は間違っていることは間違っているときちんと指摘する。そういうような政党でありたいと思っています」--。

TICA Asia East Regionも同じでしょう。

TICA AE Regionは間違っていることは間違っているときちんと指摘する。そういうようなRegionでありたい」と、私は思っています。

それをどのような指摘も建設的な批判も、「体制批判」だの、「非難」だの、「誹謗中傷」だのと十把一絡げにして”レッテル貼り”するようでは、健全な民主主義が育まれるはずがありません。

※本日は2本をアップします。2本目は18:00に「5年ぶりの”クラブ代表者会議”を前に…」を掲載する予定です。

2018年8月15日 (水)

5年ぶりの”クラブ代表者会議”を前に…①

私は、5年前の会議の前、そしてこの19日(日)の会議の前に、それぞれのDirectorに同じ質問をしました。その回答をご紹介したいと思います。

Q1:代表者会議の議長はどのように決まったのですか?あるいは決めるのですか?

A(5年前):「代表者会議の議長ですが、議長は司会進行という形で当日お願いするように
        なると思います。 司会進行が票を持つかどうかも、当日討議致したいと思い
        ます。代表者会議の規定には特段規定がないので、必要な項目の見直し、
        追加も念頭におくべきとは理解しております」

A(現在):「当日参加の皆様と決めます」

※前セクレタリー(現Drector)は、「議長」について「当日参加の皆様と決めます」と回答していることから、これがウソでなければ。まず「議長」を決めなければ「会議」に入れないことは社会常識からも明らかかと思います。

なお、「議長」権限については何ひとつ決まっていませんから、前セクレタリーより、まずはじめに「議長」権限について説明がない限り、「議長」を決める話し合いも始まらないでしょう。

Q2:代表者会議の会則規定が明らかになっていませんが、いつ誰がどのように決めたのでしょうか?会則をジャッジ及び各クラブ代表者に示さないまま会議を開くのでしょうか?

A(5年前):「会則等が明確になっていないのは事実ですが、主催者側にて一方的に規定
        し、それを提示しても実際の運営に活用されるとは考えにくいかと思います」

       「クラブ代表者各位から議題を事前に募っているのは、決を要する事項が今回
        の会議で発生するかどうかを確認する意味もあります」

       「票に関する討議は、会議の冒頭にて行い、それ以降の議案を検討する予定
        で考えています。会議開催前に、メールでの検討案件ではないとの判断から
        です」

A(現在):「会則など有りません、参加するもしないも自由です」

※前セクレタリーは「会則など有りません」と回答していますから、「会議」とは名前が付いていても、ただの“集まり”ということになるでしょう。

会則がないのであれば、参加者だけで何かを決めることも、何かを申し合わせることもできず、単に話し合って終わることになります。

また、「参加するもしないも自由」ということであれば、「参加したから有利になること」「参加しなかったから不利になること」があってはならず、もし参加者と不参加者の間で後日、何らかの不平等が生じたとすれば、それは”差別”をしたことの証左となるでしょう。

AE Directorとして欠かせない姿勢①

みなさんも経験されたことは多いかと思いますが、市役所や区役所に行くと、「この職員はどこを向いて仕事をしているのだろう」と疑問に感じることがよくあります。

市民と向き合い、市民の声を真摯に聴き、市民の願いや要望を叶えるのが仕事のはずなのに、どんなに些細な願いや要望をしても、まるで”門前払い”のような扱い…。

これでは行政の「怠慢」と言われても仕方ないでしょう。

TICA Asia East Regionも同じです。

前セクレタリー(現Director)とRegionスタッフが、どこを向いて仕事をしているか分からないと思われるようなら、たとえそれが「趣味の世界」であったとしても”怠慢”以外の何ものでもありません。

メンバーや出陳者、オーナー・ブリーダーから要望が出てくれば、その願いや思いを尊重し、その実現に向け全力で取り組むのが本来のあるべき姿勢です。

それを端から合理的な根拠もなく、「それはダメ」「これは出来ない」では”怠慢”であり、”傲慢”です。

私が区役所に求めていることも、予算措置が必要な政策ではありません。

予算など必要ない、ちょっとしたアイデアや工夫でどうにかなることについて、「~して頂けませんか…」「~してくれるとありがたいのですが…」とお願いしているだけなのに、重い腰を上げようとしません。

TICA Asia East Regionも同じです。

メンバーから出てくる、「~して頂けませんか…」「~してくれるとありがたいのですが…」という声をひとつひとつ丁寧に聴き、それを叶えることに情熱を傾け、その実現を喜びとしないようでは、真の意味での”和”(=輪ではありません)など望むべくもありません。

繰り返しますが、「『趣味の世界』だからいい加減で構わない」などということは断じてないはずです。

※本日は2本をアップします。2本目は18:00に新シリーズ「5年ぶりの”クラブ代表者会議”を前に…」を掲載する予定です。

2018年8月14日 (火)

”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な「会議」の案内(32)

「趣味の世界」におよそ似つかわしくない言葉が前セクレタリー(現TICA Asia East Region Director)から飛び出してきたのには驚きました。

その言葉は「体制批判」…。

前セクレタリーは東京地方裁判所に提出した「準備書面」において、自分が「体制批判されている」と主張したのです。

「体制批判」なるものが問題になるのは、中国や北朝鮮、ロシア、イラン、かつてのナチスドイツ、スターリン統治下の旧ロシアなど”独裁体制”の国々においてです。

健全な民主主義国家、民主主義的組織において、「体制批判」が問題になることも、まして「体制批判されている」などと言って、批判する側を非難することなどあり得ません。

つまり、TICAそのものが実際にどうであるかは別にして、前セクレタリーにとってTICA Asia(現在はAsia East Region)はかつてのナチスドイツと同じであり、中国や北朝鮮、ロシア、イランと同じであるとの認識が透けて見えます。

前セクレタリーの認識が、こうした世界の独裁体制でなかったとしても、かつての”翼賛体制”と似ていると思っているのだろうと考えてもおかしくはないでしょう。

権力を握る自分たちや自分たちが所属する組織に対して、一切の批判を許さず、自分たちの言動についてはひたすら肯定的な姿勢を示すことを強いることで、自身の存在感を確保しようとしている点において、まさに似た構造が見て取れます。

もし、「体制批判」したらどうなるか--。

当時の日本、ナチスドイツ、旧ソ連、あるいは今の北朝鮮などにおいては投獄されたり、殺されたり、殺されることになるでしょう。

TICAは「趣味の世界」ですから、殺されることはないでしょうが、その代わり悪質な噂を流されたり、”干されたり”、”排除されたり”、悪意ある”レッテル貼り”をされたりして、”村八分”に遭うというわけです。

TICAのBoard Memberであり、Asia East RegionのDirectorが、「体制批判されている」などとは口が裂けても言ってはならないはずですが、前セクレタリーは堂々と日本の司法の場で主張したのです。

民主主義を抹殺し、言論の自由・表現の自由を封殺するかのような発言をするトップが主催する「会議」が本当に民主的に成立し、民主的な議論の場になるのかどうか--。

私は非常に疑問を感じています。

2018年8月13日 (月)

”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な「会議」の案内(31)

かなり間があいてしまいましたが、続けたいと思います。(※このシリーズは7月22日以来となります)

大人としての社会常識があるかどうかは言葉の使い方で分かりますし、言葉の使い方がいい加減で杜撰なら、その人の考え方もやはりいい加減で杜撰と思わずにはいられません。

5年前のアクトに対する「活動自粛」あるいは「活動停止」の提案は、いまだにそれが「活動自粛」の要請だったのか、「活動停止」の要請だったのか定かではありません。

おそらく、当時、それに賛成したクラブ代表者やJudgeにおいてすら、「活動自粛」と「活動停止」のどちらに賛成したのか、分かっていなかったのではないでしょうか。

東京地裁の裁判でも、前アジアディレクターは裁判所での宣誓証言も含め、「活動自粛」を求めたと主張しましたが、前セクレタリー(現TICA AE Region Director)や「出陳拒否」した第3のクラブのエントリークラークは「活動停止」と主張しています。

「活動自粛」と「活動停止」が異なることは、沖縄で米軍機の墜落事故が起きた時の国会でのやり取りを思い起こせば明らかでしょう。

日本政府が米軍に対して「飛行停止」を求めたのか、「飛行自粛」を求めたのかでは全く違うことが分かります。

安倍首相が、実際は「飛行自粛」要請にとどまっていたにもかかわらず、それを「飛行停止」を求めたかのような国会答弁をして、立憲民主党の枝野代表が「(安倍首相は)国会でまたうそをついたのか」と追及したのです。

ちなみに「自粛」とは「自分から進んで、行いや態度を慎むこと」であり、「停止」とは「やめさせること、差し止めること」であって、自主的か強制的かの面で大きく異なります。

その意味で考えれば、前アジアディレクターはあくまでアクトの自主性を尊重した上で自粛を要請したのに対し、前セクレタリーと第3のクラブのエントリークラークは強制的にアクトの活動をやめさせようとした意図が見て取れます。

これに対して元アジアディレクターはどうだったかというと、2013年9月9日、アクトにメールを送ってきましたが、そこには「活動停止の自粛をお願いします」と書いてありました。

「活動停止」を「自粛」するって、どういうこと?と、私はこの日本語が理解できませんが、Board Memberでもある人物が頭の中で「停止」と「自粛」の違いすら理解せず、それを文章にしたらどういう意味になるのかも分からないようでは話になりません。

歴代のアジアDirectorがこういう状態(少なくとも3代続けて)で、どうして実のある議論が期待できる「会議」が開催できるというのでしょうか。

もちろん、単に四方山話に花を咲かせるだけのものであれば問題ないかもしれませんが、「議題」を募るような「会議」であれば、言葉の違いを理解せず、使い方が杜撰でいい加減では成立しないと思わざるを得ません。

2018年8月12日 (日)

【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑯

Director選挙などの際の立候補時期やMembership投票の期間に変更があるかもしれません。

現会長がそれぞれについて2つの改正案を提出しています。

Director選挙などの際の立候補時期は最も早くて6カ月前となっていますが、これを「4カ月前」に、Membership投票の発送時期は現在、45日前までとなっていますが、これを「30日前」にするというものです。

確かに、TICAの選挙でもMembership投票でも、期間が長すぎる感は否めませんでした。

Online投票が普及しているわけですから、投票自体は”一瞬”で済むとも言え、今のようなこんなに長い投票期間は必要ないようになっています。

ただ、一方で懸念もあります。

特にルール改正について、一般メンバーが改正の趣旨や背景、それが可決(あるいは否決)されるとどういう問題が起こるかの洞察をする期間が少なくなると言うことです。

単に投票期間だけ短縮してしまうと、よく理解しないまま投票するメンバーが増えないとも限りません。

TICA会長がどこまで各Regionの実情を踏まえた上で提案しているか分かりませんが、そう単純ではないことだけは確かです。

私がDirectorであったなら、そうした一般メンバーの理解力の実情(TICAルール”リテラシー”)について、他のBoard Membersに説明し、その上でどうすべきかを検討したことでしょう。

この問題はおそらく、AW RegionやIN Regionでも共通するのではないかと思っています。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

2018年8月11日 (土)

TICA、ギリシャの山火事に2000ドルを寄付へ

TICAが、ギリシャで起きた山林火災での動物への被害に対し、2000ドルの寄付を決めたとのことです。

情けない話ですが、私もこの寄付の話を聞いて、ギリシャの山林火災について知りました。

7月30日の新聞(夕刊)情報によると、「23日に発生した山林火災の死者数は91人に達した。現地では犠牲者の埋葬が始まった一方で、行方不明者の捜索が続いている」とのことでした。

報道によれば、「火災は十数カ所で起きた。乾燥した気候に猛暑と強風が重なり、被害が拡大したとみられている」とのことですが、当然ながら政権批判も出ており、「平時からの政権の対応を問う声が強まっている」とのことです。

今回の寄付は欧州のDirectorが提案したようですが、私が思ったのは「そうであれば西日本豪雨で被害に遭った日本の動物たちのためにも寄付して貰えないか…」ということでした。

西日本豪雨では、ギリシャの山林火災の2倍以上の200人を超える死者・行方不明者が出ており、ペットの被害も甚大だったはずです。

前セクレタリー(現Drector)が、すぐさま寄付の提案をBoardにしたかどうか分かりませんが、私ならそうしていたことでしょう。

私は、事態に直面して瞬時にこうした判断ができるメンバーこそ、TICAのDirecorの資質と能力があると思っています。

ただ一方で、異常気象による、私たちのこれまでの常識と想像を遙かに超えた自然災害は今後も世界各地で起こると見られるだけに、TICAが寄付をする際の明確な基準も作っておくべきだとも思います。

TICAのBoard内でそうした議論が出ているのかどうか分かりませんが、私は今後のためにも必要なことだと思っています。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

2018年8月10日 (金)

”ドン”を育む悪しき土壌を形成する“イエスマン”たち

日本ボクシング連盟の山根明会長(8日に辞任表明)を巡っては、本人への批判に加えて、山根体制を支え、歪んだ組織を育んだ“イエスマン”たちに対する批判も出ていることはみなさんご存知かと思います。

これもまた、TICA Asia(正確にはTICA Asia East Region)に共通の組織風土、組織構造であり、「出陳拒否」を主導するようなクラブオーナーや主宰者を支える“イエスマン”がいたからこそ、起きたと言えるでしょう。

しかも、こうしたクラブオーナーや主宰者が単なるTICAメンバーにとどまらず、Region DirectorやRegion Secretaryであったところもまた、”ドン”山根会長の日本ボクシング連盟と同じであり、Region Officeの“イエスマン”たちの”罪”も重いと言えるかと思います。

あるスポーツジャーナリストは、「ガバナンスがゆがんだ組織であることを暴かれた日本ボクシング連盟を変革するには、もはや“ドン”山根会長以下、“イエスマン”を貫いた周囲の幹部たちも退陣するしかない」と指摘しました。

「出陳拒否」を主導したクラブオーナーや主宰者、あるいはRegion DirectorやRegion Secretaryが退いても、こうした“イエスマン”のメンバーたちが組織内で”蔓延る”限り、再び形を変えて「出陳拒否」のような差別やいじめ、嫌がらせは起きるでしょう。

どんな組織もそうですが、権力者が長期に実権を握ると必ずといっていいほど腐ります。

腐り切ってから変革するのか、腐り切る前に自浄作用を働かせて変革するのか--。

それはTICAメンバーひとりひとりの意思にかかっています。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」「【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について」は休みました。

2018年8月 9日 (木)

「東京五輪に参加できなくても…」=「出陳を拒否されても…」

「東京五輪に参加できなくても、その次の五輪もあります」--。

辞意表明した日本ボクシング連盟・山根明会長(78)のこの発言は、多くの国民の怒りを買いましたが、私は別の意味で、この言葉が胸に突き刺さり、深く抉られる思いがしました。

というのも、この発言の心の底にある深層心理は、「出陳拒否」をしたクラブオーナーや主宰者らのそれと似たり寄ったりだと思うからです。

つまり、「うちのショーで出陳拒否されたって、他のショーがあるでしょう」ということであり、その証拠に「出陳拒否」裁判で被告側はこの手の趣旨の主張を繰り返しています。

山根発言に最も怒りを露わにしたのは、東京五輪出場を見すえてアマ選手登録を目指す元プロ4団体世界ミニマム級王者・高山勝成氏だったと報じられています。

SNSで、「アスリートは何より今が大事なので、何を言っているんだと感じています。選手のことを本当に考えているのであれば山根会長は除名して頂きたい」と怒りをぶちまけたそうです。

猫界に目を転じれば、IWやRWを目指してショーを走っている猫にとって「今が大事」なのは全く同じです。

平然と「出陳拒否」を主導するクラブオーナーや主宰者は、「今が大事」であり、たった1つのショーに出られなかったことによってIWやRWを逃す事があるということが、全く理解できていないのでしょう。

山根会長の発言に対しては、「『アスリート・ファースト』になっていない!」との批判の声もあります。

猫界で言えば、「出陳者ファースト」になっていない点において、やはり同じ構図であることが分かるかと思います。

日本ボクシング連盟もそうですが、組織のトップや幹部がこういう考えでは、組織風土が健全に育まれることはないのです。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」「【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について」は休みました。

2018年8月 8日 (水)

【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑮

ショーライセンスの申請(取り方)についての改正案に関連し、Alternative ShowにおけるJudgeの審査回数違反をもう一度、振り返りたいと思います。

確かにTICA本部において、ライセンス申請時のチェック機能が働けば防げたとも言えます。

しかし、今回の場合、クラブ側に悪意や害意があったわけではなく、悪質なルール違反というわけではありませんでした。

とは言え、TICA会長自らも、アイソレイテッド地区でない日本において、2 Days Alternative Showで3回審査していましたから、由々しき問題であることに変わりはありません。

ですが、この問題に限って言えば、「ルールの周知徹底」で十分な対策になると言えるのではないでしょうか。

アイソレイテッド地区でない世界の各クラブに対し周知徹底する、そして全Judgeに対し衆知徹底する--。

この問題から得られる教訓は、直ぐにルール改正(追加も含めて)ではなく、TICA本部(あるいは会長やコミッティー)からの「通知」のあり方だったのではないでしょうか。

国で言えば、省庁が関係団体に「注意喚起」や「通告」をするような仕組みづくりです。

TICA本部からでなくても、Rules CommitteやJudge Committeからの「注意喚起」でも「通知」でも「通達」でも言いわけです。

TICA会長からのMessageだって、こういうことに活用すればいいのです。

広く一般社会に目を移せば、いくらでも適切な解決策は見つかると思いますが、どうして出来ないのか、しようとしないのか…私には不思議でなりません。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

2018年8月 7日 (火)

【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑭

昨日の続きになりますが、この改正案(合計で4つの新たなルールの追加)を決議したとすると大きな問題が生じるでしょう。

それは端的に言えば、TICA本部の負担が重くなるということに尽きます。

例えば、クラブ側がリジョンディレクターの承諾を得ていますと言ってライセンス申請を出したとしても、本当かどうか分かりません。

いちいちTICA本部がリジョンディレクターに確認を取らなければならなくなります。

リジョンディレクターに打診して、本当に30日間回答がなかったかどうかも同じです。

クラブ側がそれを証明すると言っても、合理的な疑いを差し挟む余地のない証拠を提出するとは限らず、リジョンディレクターに確認を取らなければならなくなる事態を招くとも限りません。

その他、申請内容やフライヤーへの記載に、ルール違反があるかどうか、TICA本部に本当にチェック能力があるでしょうか。

仮に能力的にはあったとしても、それを発揮して、全てのライセンス申請でチェック機能を働かせるのは至難の技と言わざるを得ません。

ルールとして定めたとしても、現状の体制では有効に機能するとは思えません。

もちろん、今回の提案が例のAlternative ShowにおけるJudgeの審査回数違反を念頭においたものであることは確かでしょう。

とは言え、この改正案で解決するかというと、ちょっと違うのではないか?というのが正直なところです。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

2018年8月 6日 (月)

【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑬

ショーライセンスの申請(取り方)についての改正案が出ています。

ショーライセンスの申請に当たっては、現状、以下のことを決めておかないといけません。

22.4.2 A show license shall be issued upon the following requirements having been met:

22.4.2.1 A completed show application has been submitted, listing the total number of rings, type of rings (AB, SP, HHP and/or congress);

22.4.2.2 The club applying for the show license is in good standing;

22.4.2.3 The application is accompanied by the insurance fee, or that fee has been waived.

改正案ではこれに続く規定として、まず以下の2つを加えるとしています。

22.4.2.4 The date of the show was approved by the club’s Regional Director, or proof that the request was made and no response received within 30 days (ショーの日程がリジョンディレクターの承認を得ているか、リジョンディレクターに要求しても30日間、回答がない旨の証明をすること)

22.4.2.5 A show flyer has been submitted (ショーフライヤーが提出されていること)

次に、現在のルールでは22.4.2の後に、22.4.3~22.4.4まであるわけですが、ここにさらに新たな2つのルールを22.4.3、22.4.4として入れ、今の22.4.3、22.4.4を22.4.5と22.4.6に変更するとしています。

新たな2つのルールは

22.4.3 A club may be denied a show licence if any information on the application or on the flyer is in violation of TICA rules.

22.4.4 If a club was denied a show licence pursuant to 22.4.3 the club may choose to either re-apply with corrected information and flyer or to request a refund of any fees already paid for that licence.

この2つは、要約すれば、申請項目やショーフライヤーへの記載に違反があれば、ショーライセンスが発行されないことを明記した上で、クラブは訂正して再度、申請し直すか、ショーライセンス申請料の返金を申し出て取り下げることができるということになります。

ただ、ルールの改正や追加自体はできたとしても、実際に導入し、それに沿ってやろうとするとそう簡単でないことが往々にしてあることは言うまでもありません。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

2018年8月 5日 (日)

【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑫

猫種ごとの第1位を表彰する「Breed Winners」に関連した新たな提案が出ています。

すでに「Breed Winners」のコンセプト自体はBoardで決議され、Membership投票でも可決されているわけですが、それの具体的な内容です。

対象はキツン、キャッツ、アルターのそれぞれの猫種(Championship Breed)の第1位で、ただし最低1000 points(Award Pointベース)を取っていることが条件になります。

TICA Annual Banquetでプレゼンテーションされるほか、TICA YEAR BOOKにも掲載されます。

略称は「BW」で、この提案が通れば、TICAに自動的に登録されます。(※「OS」「OD」「LA」「IW」「RW」と同様に猫の名前の前に自動的に付きます)

また、過去の猫についても対象にしており、「BW」であることの証明する文書を送れば、過去に遡って「BW」が認められ、猫の名前にもそれ以降、「BW」の略号が付くことになります。

「OD BW LA SGC」とか、「OS BW IW SGC」とか、「OD BW RW SGC」とかになるのでしょうか…(※「BW」が入る位置はまだ具体的に決まっていまいようです)

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

2018年8月 4日 (土)

【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑪

Region会計の透明性向上の提案に関連して、さらにもうひとつ指摘しておきます。

それは昨日の指摘とも関係しているのですが、「an annual detailed Income and Expense report」なるものは、作って情報開示すれば終わりですか?ということです。

企業でもそうですが、決算書は作ったらそれでおしまいではありません。

公認会計士や監査法人による監査を受けて、はじめて記載内容が適正に表示されているかどうか担保されるわけです。

しかし、TICAのRegion会計にはそうした仕組みはありませんから、適正かどうかは問われないとも言えます。

現状のルールでは、Region会計をチェックする仕組みが規定されていませんから、Regionメンバーがさらなる詳細な項目ごとの支出の内訳を求めたり、領収書の提示を求めたりしても、Region Directorは拒否することでしょう。

特に、前セクレタリー(現TICA Asia East Region Director)は、自らが主宰するクラブで「出陳拒否」をした際、出陳者が理由を問い質したら、「拒否理由を言わなければならないとルールには書いていない」と拒否した人物です。

Region会計について、何をどう質問したって「答えなければならないとルールには書いていない」と拒否するであろうことは容易に想像できます。

しかし、そんなことをしていては形だけ仕組みを整えるだけで全く意味がないことになります。

Region会計の透明性を本当に向上するのであれば、会計報告を作って情報開示するだけでなく、領収書も併せて何らかの形で開示する(あるいは確認できるようにする)、それが適正かどうかチェックする仕組みを取り入れる、さらにメンバー誰でも問題点があれば指摘できるようにしなければならないでしょう。

そこまでするつもりがあるかどうかで、TICAの会計報告の透明性向上に向けた”本気度”も分かるというものです。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

2018年8月 3日 (金)

【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑩

 Region会計の透明性向上に関する提案で、もうひとつ重要な点を指摘しておきます。

それは、「an annual detailed Income and Expense report」を出すなら、それぞれの項目についての「領収書」も情報開示すべきだということです。

例えば、Asia Eest Regionで「翻訳代」として10万円が計上されたとしましょう。

しかし、会計報告に「項目」と「金額」が載っているからといって、右から左に信用できるでしょうか。

「翻訳代」として計上しておきながら、飲食代に使われたかもしれませんし、一般相場で1万円で済むような翻訳でも、懇意にしている友達だから10万円払ってあげたというケースがないとも限りません。

そもそも、「翻訳代」としかなければ、何の「翻訳」に使われたのかも分かりません。

強調しておきますが、ここで重要なのはメンバーが信用するかしないかではありません。

TICAのRegional Directorとして、そしてRegion Officeとして、会計の透明性向上と情報開示の努力をしているかしていないかであり、信用できる会計報告にしようとしているかしていないかと、イコールだということです。

私が「右から左に信用できるでしょうか」と言っているのは、単なる収支報告だけでは信用するに当たっての客観的な材料がなく、判断が付かないということなのです。

仮に今回の提案が可決されたとしても、それはRegion会計の透明性向上に向けた小さなはじめの一歩に過ぎないというように理解すべきでしょう。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

2018年8月 2日 (木)

【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑨

これまでも指摘し続けてきたことですが、「Region会計の透明性向上」なくしてRegion会計への”財政支援”や”寄付”はあり得ません。

おカネには色が付いていないわけですから、私たちが何らかの形で”寄付”や”財政支援”をしたとしても、それがどのような形で使われているのか分からないようでは、したくても出来ないというのが正直なところです。

Region会計もクラブ会計もそうですが、それが特定のメンバーによって私的に流用されていたり、特定のグループによって”食い物にされて”いたりしてはならないわけですが、会計の透明性が確保されていない以上、疑惑は常につきまとうとも言えます。

話は変わりますが、日本ボクシング連盟が、助成金の流用や試合の判定などで不正を重ねているとして、都道府県連盟の幹部・元選手ら333人がJOCなどに対し、連盟の資格停止処分などを求めて告発状を送ったことが明らかになりました。

これについて、ボクシングWBA世界ミドル級王者の村田諒太氏が自身のFBで、以下のようなコメントを投稿したとして大きな話題となっています。


そろそろ潔く辞めましょう、悪しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません

新しい世代に交代して、これ以上、自分達の顔に泥を塗り続けることは避けるべきです

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

2018年8月 1日 (水)

最高裁への上告、東京高裁が受け付けへ!

前セクレタリー(現TICA AE Region Director)と77人(Co-signersの名簿上は89人)による「プロテスト」が嫌がらせであるかどうかを争う訴訟で、原告側は最高裁判所に上告しました。(※最高裁への上告ですが、上告自体は高裁にします)

東京高裁から上告が受け付けられ、昨日、原告側代理人のもとに東京高裁から、「上告理由書」と「上告受理申立て理由書」を50日以内に提出するようにとの通知書が届きました。

従って、原告側は9月中旬までに2つの理由書を提出することになります。

※「【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について」「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』の案内」は休みました。

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

無料ブログはココログ