【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑧
Region会計の透明性向上に関する提案の続きです。
新たな追加ルール案を読むと、そこには「an annual detailed Income and Expense report」と書いてあるだけで、どのような収入/支出項目を開示すべきかは具体的に示されていません。
各Regionに任されているのかもしれませんが、ルールで規定する以上、Region間で透明性の度合いや情報開示の範囲に差が出てはならないと思います。
あるRegionは細かな項目建てで開示しているけれど、別のRegionは極めて大括りでしかない…といった事態は容易に想定されます。
Region DirectorやRegion Officeスタッフに会計に詳しいメンバーがいればいいですが、そうでなければまともな会計報告は作れないでしょう。
しかし、今回の追加ルール案を読む限り、その点は考慮に入れていないようです。
TICAの会計報告に準じた形が一番いいはずですが、そうでないのであれば、Region会計報告の”雛形”を作り、それをメンバーに公開すべきです。
「杜撰でいい加減な会計はしていない」「どんぶり勘定ではやっていない」と主張するRegionがあるなら、できる限り詳しい会計報告基準を設けた上で、詳細な会計報告をすべきでしょう。
この問題はTICAにおいて自浄作用がしっかり働くかどうかの試金石になるとも言えると思っています。
※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。
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