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2018年7月29日 (日)

【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑥

「TICAナンバー(TICA登録番号)」を取っていない猫のエントリーを認めるか否か--。

そして、TICAに登録していない猫をキャットカウントから除外すべきか否か--。

今回も、海外のDirectorから、「TICAナンバー」のない猫はエントリーを受け付けず、仮に何らかの理由で出陳されて審査されたとしても、ショー終了後にその猫がTICA登録されている証明が得られなければカウントには含めないという改正案が提出されました。

なぜ、このような提案が出てくるのかと言えば、「TICAナンバー」のない猫を”動員”したキャットカウントの”水増し”を防ぐためです。

これがTICA AE RwgionやAW Regionを念頭に置いたものかどうかは分かりませんが、日本や中国においては、「TICAナンバー」のない猫によるキャットカウントの”水増し”疑惑がたびたび指摘されてきました。

特に、一部の日本の地方のショーでは、ある地元のペットショップが「TICAナンバー」のない猫を何十匹も大量に出陳するケースが見られます。

改正案では、「TICAナンバー(TICA登録番号)」に限定しておらず、他団体の登録番号やTICAのLitter registrationでも受け付けるとしていますが、エントリー時点で「TICAナンバー」がない場合はそれらをエントリー時に提出しなければならないと規定しています。

また、ショー終了後、それらが無効なものであると判明した場合は、キャットカウントから除外するともしています。

確かに、キャットカウントの”水増し”を防ぐ効果(ある種の”抑止効果”も含めて)はあるかもしれませんが、これが有効な対策かどうか疑問がありそうです。

エントリークラークをはじめとするショーマネジメントの負担が重くなる上、事後の対応次第では、あちらこちらのショーでキャットカウントの変更が生じ、そのたびにランキングが変わらないとも限りません。

確認作業や事務手続きのしわ寄せは結局のところ、最終的にはTICA本部に来ることにもなるでしょう。

審議の結果はさておき、Board Meetingでどのような議論が交わされるのか注視したいと思います。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

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