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2018年7月27日 (金)

【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について⑤

HPP/HPP Kittenクラスを2つに分けるという改正案が出ています。

2つとは、「Non-Pedigree HHP/HHPK」クラスと、「Pedigree HHP/HHPK」クラスです。

確かに現状だと、この2種類のHPPとHPP Kittenは混在しており、チャンピオンシップの猫種でも”ミスカラー”などの場合はHHPクラスで審査して貰うことを選ぶケースも少なくありません。

ただ、そうなると、どうしても「Pedigree HHP/HHPK」の方が有利で、レスキューしたり、シェルターから貰い受けたりした保護猫と比べると不利になる傾向があり、真の意味でのHPPの奨励につながらないと、提案者は考えているようです。

改正案が通り、2つに分かれると、”ミスカラー”のチャンピオンシップの猫やExperimental Breed、New-Breedの猫をHHPクラスで出す場合は、「Pedigree HHP/HHPK」クラスになります。

確かにひとつの考え方としてはあるでしょう。

保護猫をショーに出すに当たっては多くの苦労があるわけで、いわゆる”保護猫”クラスがあってもいいかもしれません。

とは言え、一方で変更に伴うコスト負担も意外に重そうなことに留意が必要でしょう。

ルール改正それ自体は簡単でも、登録の際のシステム変更、さらにその後の実際のショーにおけるショーマネジメントの負担/費用の増大も見込まれます。

HPP/HPP Kittenクラスの登録数や出陳数の水準も考え合わせれば、コスト負担に見合うかどうか疑問の声も出るでしょう。

そもそも、HPP/HPP Kittenクラスとは何なのか…といった”そもそも論”も出てきそうですし、そうなると2つに分けることの合理的理由もしっかり論じる必要性が出てきます。

HPP/HPP Kittenクラスを、「Non-Pedigree HHP/HHPK」クラスと「Pedigree HHP/HHPK」クラスの2つに分けた方がいいか(=分けるべきか)、みなさんのお考えはどうでしょうか。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。

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