【TICA Annual Board 2018】ルール改正案について④
日本では大反対が巻き起こる「提案」かもしれません。
海外のDirectorから、「Alternative Show Format」の改正案が出ています。
その内容は、午前と午後で同じJudgeが審査する場合、ABリングの審査はどちらか1回に限るというものです。(※あくまで1日の中でという意味です)
つまり、同一Judgeが午前/午後ともABリングで審査することはできなくなり、仮に午前/午後ともABリングにするなら、違うJudgeを手配しなければならないことになります。
アイソレイテッド地域では、2 Days Alternative Showを開き、同じJudgeが両日合計で3回審査できることになっていますが、この改正案が通ると、同一Judgeが3回ともABリングで審査することはできず、最大で2回(=両日に1回ずつ)になります。
提案者であるDirectorは理由として、「Alternative Show Format」はいわゆる”走っているオーナー”のためにあるのではないことを挙げています。
Show Season最後の方を見れば、確かに 「Alternative Show Format」がそのような使われ方をしていることは事実でしょう。
そして、何らかの是正の必要性があることも理解できます。
ただ、私的には、いきなりこうした提案をするのではなく、「Alternative Show Format」はいわゆる”走っているオーナー”のためにあるかのような使われ方をしていることをどう考えるか議論した上で、オープンな形でどうすればいいかを話し合うことが重要に思います。
もちろん、今回の提案がその一石を投じる意義があるだろうことは理解します。
自分の猫にとってどうか、自分のクラブにとってどうか、そのRegionにとってどうかではなく、TICA全体のショーのあり方を念頭に議論することが欠かせないと思っています。
※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』 の案内」は休みました。
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