【重要】TICA AE Regionサイトで重大な誤り③
【お知らせ】TICAのInterim(臨時) Board Meeting、次回は8月22日開催へ
6月30日(土)に電子会議の方式で開催されましたが、Annual Board Meetingの前の8月22日(水)にも開催される予定です。議題は非公開(秘密)会議に関することであり、公表されない見通しです。
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ちなみに、かつて出回っていたTICAのショールールの翻訳を読んでも、29.3.4は日本語にはなっているものの、よく分からない文章になっています。
それに比べれば、TICA Asia East Region公式サイトの【○○ディレクターより、お知らせ】が、この和訳を丸写しになかったことは評価すべきかもしれません。
しかし、何度も指摘していることですが、TICAのBoard Memberであり、Directorでもあるなら、ルールの基本的な説明を間違えることがあってはならないはずです。
おそらくこうした基本的間違えを犯すのは数あるRegionの中でもAsia East Region以外にないのではないでしょうか。
第一に、ルールの説明に当たっては、原則として原文に忠実に訳して紹介すべきです。
もし意訳を紹介する場合は、忠実に訳したものと併せて載せることが欠かせません。
そうすれば、今回のような初歩的な間違いは起こらなかったでしょう。
原文を忠実に訳す、原文を正確に理解する努力を怠り、意訳に頼るから今回のような重大な間違いが起きてしまうと思わざるを得ません。
第二に、今回の根本原因はおそらく、「more than」を「以上」と訳したところにあるように思われますが、単なる間違いで済まないところが重要です。
「more than ~」は「~を超える、~より多い、~を上回る、~より大きい」と訳しますが、前セクレタリーはそうはしなかったようです。
英語の辞書を確認すれば分かりますが、「以上」と絶対に訳さないわけではありませんが、それは例外的であり、「数量を(正確でなく)大ざっぱに示す場合は『~以上』と訳される場合がある)程度です。
こうして考えると、前セクレタリーにおいては2つの“常識”が欠けていたと思わざるを得ません。
1つは、現状のショーの実態に鑑みて、「同じ週末に1人のジャッジが2回以上審査できない」なんてあり得ないという”常識”に欠けている--
もう1つは、仮に「more than ~」を「~以上」と訳すとしても、それは「数量を(正確でなく)大ざっぱに示す場合」に限られるのであって、TICAのルールにおいてそんないい加減な使い方をするはずがないという”常識”に欠けている--
当然のことながら、昨日や今日、TICAのメンバーになった人なら間違えても仕方ないでしょうし、ベテランブリーダーであってもBoard MemberやDirectorでないなら許されてしまうかもしれません。
しかしTICAのBoard Memberであり、DirectorがTICAのルールの基本的な説明を間違えるなど決してあってはならないはずです。
要は、TICAのBoard Memberであり、Directorであるという自覚が足りないというひと言に尽きるのではないでしょうか。
それが今回初めてならまだしも、前回のKittenクラスのPoint算入方法のルール改正決議の”虚偽説明”と併せ、続けざまに間違えており、TICAのいちRegionとして”異常事態”です。
TICA Asiaでルール違反が次から次へと相次ぎ、いくら経ってもComplianceの精神が根付かないのは、ルールに”疎い”(あるいはルールを熟知するための努力を怠っている)と思わざるを得ないDirectorをトップに戴いているからとしか思えません。
※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』の案内」は休みました。
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