トランプ政権下の米国と同じ風景が広がるTICA Asia
米国に住む日本人の体験談で、こんな話が経済誌に載っていました。
その人はお店のレジに並んでいたそうです。
彼が何番目かは分かりませんが、彼の後ろにも10人ぐらい並んでいたとのこと。
そうしたら、急に白人の”おっさん”が平気な顔して割り込んできたそうです。
この日本人が英語で「おい割り込むなよ」と文句を言ったら、白人の”おっさん”は怒鳴って言い返してきました。
「It’s my country, yellow man like you, get out of here!!」--。
「It’s my country」=「ここは俺の国だ」とでもなるかと思います。
つまり、「ここは俺たち白人の国であって、お前らは出ていけ」というわけです。
TICA Asia(今シーズンからTICA Asia East Region)で吹き荒れている”嵐”も全く同じだと妙に頷いてしまったのは私だけでしょうか。
「It’s my CLUB!」だと言って、気に入らないクラブ員を「お辞めになって」と言って追い出そうとする。
「It’s my TICAAsia!」と言って、意に沿わなかったり、耳障りな進言をするメンバーを排除しようとする。
米国に住む日本人によれば、「It’s my country」と言って憚らない「この種のオジサンたちが」、トランプ政権になって「最近わらわらと街に出てきた」と言います。
そして、「何のことはない、彼らインテリのふりをしていた白人のおっさん・おばさん達の中に、トランプと同じ主義主張の人たちがたくさんいたのです」「これだけ『隠れトランプ支持者』がいたのか、と思うと少々恐ろしい」と書いていました。
私に映るTICA AE Regionもやはり全く同じです。
自分は中立の立場を装い、良識と常識あるようなふりをしていながら、”隠れ「出陳拒否」支持者”がたくさんいたのです。
TICA AE Regionにあって「It’s my TICA Asia!」を地で行く人たちが組織の”要職”に就き、TICA Asiaにおいてもトランプ政権下の米国と同じ、「少々恐ろしい」現象が起き、しかもそれが”常態化”していることは言うまでもありません。
この日本人が米国で見抜いた”現実”はある意味、そのままTICA Asiaにも通じるでしょう。
「恐らくわれわれ有色人種の前では『差別なんてしないわよ~』と振る舞っていても本音は全く別で、投票するときには『トランプ』とマークしていた人々と言っていいかもしれません」--。
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