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2018年6月12日 (火)

【緊急告知】【重要】Show Rule 29.3.4の違反について

これは一般メンバー向けというより、クラブ及びショーコミッティー向けの「緊急告知」です。

かねてルール違反が指摘されてきたものの、日本では長年ショーライセンスが発行されてきたこともあり、ことさら問題にしてきませんでしたが、ここに来てTICA会長がShow Rule 29.3.4を守るように注意喚起しているとのことです。

29.3.4 In non-isolated areas a judge may not judge more than two Alternative Format shows on the same weekend, except in cases of emergency whereby a contracted judge has canceled and a new (i.e. different) judge cannot be contracted.(See 22.3.)

29.3.4 アイソレイテッド地域以外においては、緊急事態でジャッジがキャンセルになり、新たな(別の)ジャッジと審査契約を結べない場合を除いて、ジャッジは同じ週末に2つを超えるAlternative Formatのショーで審査することはできない。(22.3 参照)

(※Show Ruleの日本語訳が出回っていますが、翻訳が間違っていますので注意して下さい

ここで重要なのは、日本はNon-isolated area (アイソレイテッド地域以外)であり、このルールが適用されるということです。

具体的には、土曜と日曜に2 Day Alternative Format show を開催する場合(例えば土曜日に午前4 Ring/午後4 Ring、日曜日に午前4 Ring/午後4 Ring)、同じ週末に4回のAlternative Format showを開くことになりますから、ジャッジは2回しか審査に入れません。

ところが、みなさんご存知のように、3回入るケースが普通に見られました。

どうしてルール違反が常態化していたかというと、理由は2つあったようです。

1つは、冒頭にお伝えしたように、ルール違反でもショーライセンスが発行されてきたという事実です。

2つ目は、日本のクラブ代表者やジャッジの間で、長年、ルール自体を間違って解釈し続けてきたことです。

29.3.4 の文末にも入っていますが、TICA Show Rulesでは22.3 Entries.のところに以下のような規定があります。

202.3 The maximum number of times a judge may judge any single cat on a show weekend is as follows:
202.3.1 Two times in 1 day.
202.3.2 Three times in 2 days.
202.3.3 Four times in 3 days.


おそらく、多くのクラブ代表者やジャッジが、これを見てどんなFormatのショーであっても一律に1 day showなら2回まで、2 day showなら3回まで、3 day showなら4回まで審査できると思い込んでいるものと思われます。

しかし、これはARTICLE TWO - Shows (第2条-ショー)についての一般的な規則であって、しかも202.3.1~202.3.3はEntriesの規定ですから、文法上「Judge」が主語の書き方になっていても、エントリーされた猫が審査される回数の規定と解釈すべきです。

これに対して、今回問題になっている 29.3.4は、「ARTICLE NINE - Responsibilities of Show Management (第9条-ショーマネジメントの責任)」の規定であり、アイソレイテッド地域以外のAlternative Format showの場合の特別な規定として守らねばなりません。

今回、もうひとつの別の問題は、既にショーライセンスの発行を受けたショーの扱いです。

TICA会長は、既にショーライセンスが発行されていても、29.3.4に沿った形での変更を求めているようです。

これに対して、指摘を受けたクラブ側はショーライセンスが既に発行されていることを理由に難色を示しています。

もし、日本のクラブでも29.3.4に違反する形であるものの、既にショーライセンスの発行を受けているようなら、確認した方がいいかもしれません。

同時に海外のクラブの動向を注視する必要もあるでしょう。

仮に海外のクラブで、 既にショーライセンスの発行を受けていたにもかかわらず、29.3.4に則った形に変更したクラブがあれば、それに倣った方がいいからです。

ちなみに、もし、土曜日に午前4 Ring/午後4 Ring、日曜日に午前4 Ring/午後4 Ringと、同じ週末に4回のAlternative Format showを計画していた場合、土曜日または日曜日を8 RingのBack to Back showに変更する手もあります。

日曜日に午前3 Ring/午後3 Ring、日曜日に午前3 Ring/午後3 Ringの場合も同様で、土曜日または日曜日を6 RingのBack to Back showに変更すれば、29.3.4の適用を受けなくて済みます。

ただいずれの場合も、8 Ringあるいは6 Ringを同時に設けなければなりませんから、十分な会場の広さがないと難しいかもしれません。

また、Back to Back showは同時に8 Ringあるいは6 Ringの審査をスタートしますから、ジャッジの数は増やす必要も出てきます。

※「『IW』のScoring方法について考える」は休みました。

※本日は2本をアップする予定にしています。「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』の案内」は18:00アップの“夕刊”で掲載する予定です。

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