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2018年6月27日 (水)

【重要】Show Rule 29.3.4違反問題の深刻さ①

昨日の続きになりますが、TICA Asiaにおいて前シーズン(2017~18年度)にどれだけのショーでShow Rule 29.3.4違反があったかというと、11のショーでありました。

このうち前アジアディレクターがオーナーのクラブにおいては3回、前セクレタリー(現Asia East Region Director)が主宰するクラブにおいては1回ありました。

この事実をどう見るかは評価の分かれるところかもしれません。

TICA Board Member経験者のクラブでさえルール違反が半ば常態化していたことを問題視するか、逆にTICA Board Memberのクラブにおいてでさえ違反しているのだから、このルールは形骸化しており、他のクラブが守らないのも仕方なかったと見るか…

今回の問題がさらに深刻なのは、TICA公式サイトのShow Reportによれば、TICA会長自身がこのルールに違反して審査していたことです。

3月10~11日に兵庫県で行われたショーにおいてです。

TICA会長だけではありません。

今シーズンから新たに設けられたJudging Committee MemberのJudgeも違反して審査していました。(※TICA公式サイトのShow Report)

ただ、Show Rule 29.3.4は「ARTICLE NINE - Responsibilities of Show Management」の規定ですから、第一義的な責任はショーコミッティーにあると言えます。

とは言え、TICAのJudgeはTICAのルールに疎くて許されるわけではありませんから、仮にShow Rule 29.3.4に違反する形でジャッジの依頼を受けたとしても、「それはルール違反に当たりますから、2回しか受けられません」と言うべきでしょう。

今回の出来事は図らずも、TICAの会長、Judging Committee MemberのJudgeでさえルールを熟知していないことをさらけ出す結果となってしまいました。

(※この2人のJudgeがこのルールを熟知していた上で、何らかの特例措置により敢えて引き受けた可能性もないわけではありません)

この事態がもたらす対外的な影響もまた深刻です。

仮にJudgeに対して何らかの責任を問うとして(問えるとして…)、TICAの会長、Judging Committee MemberのJudgeでさえ違反して審査したことを、他の誰が”裁ける”というのでしょう。

TICAにはルールはあっても、運用面でいい加減で杜撰であることが改めて浮き彫りになったわけですが、「趣味の世界」のことだから問題にする必要はないのでしょうか。

私にはそうは思えません。

※「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』の案内」は休みました。

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