フィギュアスケートとキャットショーの共通点
「華やかな」世界という意味では、共通点があるかもしれません。
しかし、それはあくまで良い意味において…。
悪い意味において共通点があって欲しくはないですし、あってはならないでしょう。
国際スケート連合(ISU)は最近、2月の平昌五輪のフィギュアスケート男子で採点の不正があったとして、中国の女性審判に資格停止処分を科したと発表しました。
ISUによると、この女性審判は自国代表で男子4位に入った金博洋(中国)に対して、出来栄え点(GOE)とプログラム構成点で不当に高評価を与えたと認定されたそうです。
この女性審判に対しては、年間の資格停止と2022年北京五輪からの除外処分。また同五輪で ペアを担当した中国の男性審判に対しても、銀メダルを獲得した中国ペアへの不正採点が認定され、1年間の資格停止処分が下されたとのことです。
審査の不正という意味では、キャットショーでも長年、その”疑惑”が指摘され続けてきましたが、「趣味の世界」であることを”口実”に多くの人たちが疑惑を放置し、見て見ぬふりをしてきました。
フィギュアスケートの「審査の不正」は大きく2つに分かれます。
ひとつは今回のように、自国選手に有利な審査をすること。
もうひとつはライバル国の選手に厳しく(=不利な)審査すること--です。
猫界で指摘され続けている”疑惑”も全く同じです。
自分のクラブの猫や親族の猫、懇意にしているブリーダーの猫に有利な審査をすること。
ライバルの猫に対して厳しく(=不利な)審査をすること--です。
特にライバル猫に対しては、審査そのものの機会を奪ってしまえとばかりに、TICA Asiaでは度重なる「出陳拒否」も起きました。
これには3つのクラブが”加担”し、7回のショーで「出陳拒否」が行われたわけです。
しかし、フィギュアスケートはスポーツであり、しかも冬季オリンピックの正式種目ですから、審査に対する”監視”の目が行き届いていますが、キャットショーは「趣味の世界」ということで、”馴れ合い”や”依怙贔屓”が蔓延っています。
不正”疑惑”を口にしようものなら、「和を乱すのですか!」と逆に言論を封殺される始末です。
しかし、「趣味の世界」であることを建前や言い訳、”隠れ蓑”にして、不正”疑惑”を放置し、”馴れ合い”や”依怙贔屓”に目をつぶり続けば、いずれ誰も見向きもしなくなるでし ょう。
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