「IW」のScoring方法について考える(9)
アクトクラブ員のBGをことさら貶めるつもりはありませんが、それでも「IW」候補のAB25位以内にいながら、最低点が60点というのは恥ずかしいと言えるかもしれません。
「Asia Region(今シーズンからAsia East Region)の恥さらし」との汚名を受けたとしても、ある意味、甘んじて受けなければならないかもしれません。
なぜなら、「IW」候補AB25位以内の25頭中、ファイナルで獲得した最低点において最低だからです。(他に最低点が60点という猫はいません)
「IW」候補AB25位以内の25頭に限ってみれば、最低点が最も高い猫だと165点にもなっています。これはカウント27頭のSP Finalで、2nd Bestだったことを意味します。
最低点が最下限の60点という猫も「IW」AB25位以内に入る一方で、最低点が165点の猫も「IW」AB25位以内に入るScoring方法に、「何の問題もないのかしら?」といった疑問が出てきてもおかしくありません。
ちなみに、これを「IW」候補50頭に広げると、ファイナル獲得した最低点が60点(SP Ringの5頭中、5位)という猫が1頭だけいます。
ファイナルにおける最低点が3ケタに届かない(要は99点以下)猫はというと、AB25位以内でほぼ半分の13頭、「IW」候補50頭だとちょうど半分の25頭います。
もちろん、ひとつとして全く同じショーはないわけで、強豪ぞろいの中であれば相対的な順位が下がってもおかしくありませんし、その日のそのリングだけコンディションが最悪だったということ考えられるでしょう。
「IW」のScoering方法に何らかの問題があり、「不公平感」があるとするなら、そのことと併せて「IW」の価値はどうあるべきか(「IW」を受けるに値する資格/要件)についても様々な角度から考える必要があるような気がします。
※本日は2本をアップする予定にしています。「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』の案内」は18:00アップの“夕刊”で掲載する予定です。
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