「IW」のScoring方法について考える(12)
実は、現時点でのEstimated Standingベースで、「IW」候補となっている世界の猫50頭のうち、上位50 Ringに入る高いPointを与えたJudgeの数が1ケタなのはAsia Regionで上位のRD(7人のJudge)だけなのです。
あとの49頭は全て、10人以上のJudgeからのPointにより上位50 Ringを構成しています。
世界でたった1頭、しかもそのJudgeの数は7人という“少数精鋭”なわけですから、その”特異”さは際立っていると言ってもいいでしょう。
50 RingのJudgeの分布は以下のようになっています。
A Judge=22 Ring
B Judge= 9 Ring
C Judge= 7 Ring
D Judge= 7 Ring
E Judge= 3 Ring
F Judge= 1 Ring
G Judge= 1 Ring
上位4人のJudgeで45 Ring分を集めていることが分かります。
この4人に何の関連性もなければ全く問題もありませんが、1人はこの猫のオーナーが主宰するクラブのJudge、残る3人はそのクラブと親密なクラブのJudgeなだけに、たとえ純粋に審査した結果であったとしても、要らぬ”詮索”や”邪推”を招いてしまうというわけです。
さらにこうした傾向が、海外の他のRegionでも普通に見られるということであれば、目立ちませんし、気にならないかもしれませんが、Asia Regionで特徴的に表れているようであるだけに、疑惑が疑惑を呼ぶようになってしまうのでしょう。
「あうん」の呼吸や”忖度”によって、結果としてこうなったのであれば、仮に何らかの関連性があったとしても、その因果関係を立証することは不可能です。
ただ、そうであったとしても、もし”出来レース”ね…と思われてしまうような部分があるとしたなら、払拭する努力だけは続けなければならないのではないでしょうか。
※本日は2本をアップする予定にしています。「”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な『会議』の案内」は18:00アップの“夕刊”で掲載する予定です。
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