”社会常識”に欠けるとしか思えない”奇妙”な「会議」の案内(21)
「クラブ代表者会議」なるものが、ある種”怖ろしい”ものであることは、5年前の「クラブ代表者・ジャッジミーティング」に参加されたメンバーなら理解していることと思います。
「会議」自体が何のルールや規定に基づくものでもないにもかかわらず、そして何の手続き的な規定が定められていないにもかかわらず、いきなり「ペナルティ=罰則」について主張するクラブ代表者が出てきたのです。
それは、「ショースケジュールの取り方に関して」の「議題」で突然、飛び出しました。
「ショー開催日60日を切ってのキャンセルを申し出た場合には、リジョンにペナルティを支払う」--。
「会議」と名が付けば、何でも決められると思い込んでいるとしか考えられませんが、社会常識からすれば”非常識”も甚だしいと言わざるを得ません。
「議事録」を読み返すと、議論の顚末として「金額等が確定できず」と記載されていますが、あまりに当たり前と言えば当たり前…。
もしあの時、そのまま議論が進み、多数決で「ペナルティ」の「金額」が決まっていたとしたら、とんでもないことになっていたところでした。
「会議」の位置づけや開催根拠ルールが不明確だとこうなりかねませんし、そもそもそうしたことに無頓着なクラブ代表者が紛れ込んでいると、不必要なところで議論が紛糾して時間の無駄遣いになりかねません。
「会議」の「開催趣旨」を事前にいかに「説明」することが重要であるかが分かるエピソードだと思いますが、今回は「会議」を企図するに当たって、5年前の出来事が全く生かされていないのは極めて残念です。
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