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2018年5月26日 (土)

TICA Asiaで決定的に欠けるものとは?

日大アメフト部選手による「危険タックル」問題は収束するどころか、ますます燃えさかり”延焼”している感じがします。

「他山の石」とすべきことは山ほどありますが、その中でTICA Asiaに決定的に欠けている、ある点について強調したいことがあります。

人は誰でも間違いや過ちを犯します。

しかし、それに対してどう対処するかで、その人間の”価値”が決まり、それが組織の”自浄作用”を促し、組織風土の改善につながるのではないでしょうか。

加害者であった日大選手が、潔く自らの過ちを認めて謝罪し、真相を語ったことに、称賛の声まで上がったのは当然の成り行きだったと言えます。

それに比べてTICA Asiaはどうでしょうか。

不当な出陳拒否をしたクラブオーナー、クラブ代表(当時)、Entry Clerkら4人は、東京高等裁判所での「和解」に応じ、「出陳拒否について深謝する」としました。

ですが、TICAの”看板”を穢し、TICA Asiaに多大な迷惑をかけ、ショーの公平性・公正性に対する信頼を傷つけたことに対し、何の反省の言葉も口にしていません。

日大の選手は22日の会見で、「(監督やコーチの)指示があったにしろやってしまったのは私なわけで、人のせいではなく、やってしまった事実がある以上、反省すべき点だと思う」と話しました。

しかし、不当な出陳拒否に”手を染めた”Entry Clerkからは、潔く自らの過ちを認めて謝罪するという姿勢は今なお窺えません。

その証拠に「和解」以降、Entry Clerkから控訴人(原告)側に”謝罪”の連絡は入っていませんし、TICA Asiaメンバーに対する謝罪文も載らなければ、ショーにおいて謝罪の言葉もありません。

今回のアメフト問題を例に取れば、Entry Clerkが自らが進んで真相を明らかにすべきでしたが、今なお固く口を閉ざしたままであり、このまま記憶が薄れ、自然に”闇に葬られる”ことを待っているかのようです。

繰り返しますが、間違いや過ちは誰でもします。

しかし、その後、どう対処するかで、その人間の”価値”だけでなく、組織の“評価”と”信頼”まで左右することは何年にも及ぶ「出陳拒否」裁判を見ても明らかでしょう。

2013年4月29日のアクトショーから5年が過ぎました。

あの時に不当なアクト”叩き”に加担したメンバーも含め、あの時アクトに投げ付けた数々の”誹謗中傷”や”嫌がらせ”が過ちであったことを潔く認めて謝罪することがなければ、組織が真の意味で健全に蘇ることはないでしょう。

※「『IW』のScoring方法について考える」は休みました。

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