TICAの「IW」「RW」の価値について考える(13)
もっとバリエーションを増やして考えると、同一Regionにおけるショーの数と「IW」の関係がもっとよく分かります。
そのリジョンで1年間に14回のショーを開くと仮定します。
なぜ、14回かというと、7回のショーの2倍を想定したからです。
7回(1回=10リング)のショーを開けば3頭の猫が「IW」を獲れる可能性のあることは昨日、お伝えました。(※IWの下限が10500点とした場合)
Aの猫=11200点(=224点×5回×10リング分) ※ショーは5回だけ
Bの猫=10650点(=213点×5回×10リング分) ※ショーは5回だけ
Cの猫=10540点(=202点×3回×10リング分+224点×2回×10リング分) ※残り2回のショーは全てBest
さて、A~Cの猫は「IW」確定となったので、8回以降のショーに出なかったとすれば、8~14回のショーは新たな猫で競う(あるいは、それまで4th Best以下の猫で競う)ことになります。
すると、後半7回のショーだけで以下のことが考えられます。
Dの猫=11200点(=224点×5回×10リング分) ※ショーは後半7回のうちの5回だけ
Eの猫=10650点(=213点×5回×10リング分) ※ショーは後半7回のうちの5回だけ
Fの猫=10540点(=202点×3回×10リング分+224点×2回×10リング分) ※後半の残り2回のショーは全てBest
AとD、BとE、CとFの猫は同点ながら「IW」圏内に入り、そのRegionから6頭の「IW」を輩出できることになります。
同様に考えれば、21回のショーを開けば9頭の「IW」、28回のショーを開けば12頭の「IW」の輩出も可能になるのです。
ショーの回数が増えれば増えるほど、「IW」を獲る猫の数が増える(※あくまで計算上ですが…)ということがこれではっきり分かるかと思います。
« TICAの「IW」「RW」の価値について考える(12) | トップページ | TICAの「IW」「RW」の価値について考える(14) »
« TICAの「IW」「RW」の価値について考える(12) | トップページ | TICAの「IW」「RW」の価値について考える(14) »