続・「出陳拒否」裁判Part2、被告側の主張を検証(1)
Thu Apr 12 16:42:43 2018時点(※カッコ内の「/」の後は前シーズン終了時)
●IW(AB) 25位 11329点 (11日時点比66点UP/ 11541点)
●IW(LH) 25位 10731点 (11日時点比変わらず/ 10728点)
●IW(SH) 25位 10394点 (11日時点比7点UP/ 10864点)
●Asia Region RW(LH) 25位 4424点 (11日時点比変わらず/ 4065点)
●Asia Region RW(SH) 25位 2457点 (11日時点比変わらず/ 2193点)
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かなり間が空いてしまいましたが、前セクレタリー(現Asia Director)が主宰するクラブにおける「出陳拒否」裁判の続報をお伝えしたいと思います。
前回のシリーズ(昨年9月25日~10月9日)では、被告側の「答弁書」をもとに被告側の主張を検証してきましたが、新シリーズはその後に提出された被告側「準備書面」に基づいて、被告側の主張を検証していきたいと思います。
前セクレタリーが主宰するクラブにおける「出陳拒否」は2014年4月ショー(私の猫とアクトクラブ員の猫)と11月ショー(アクトクラブ員の猫)の2回にわたり行われました。
被告側は前セクレタリーとそれらのショーのエントリークラーク(前セクレタリーの妻)の2人で、「準備書面(1)」を東京地裁に提出しています。
被告側は、「出陳拒否」するに当たり、出陳者に具体的な拒否理由を伝えなかった点について、以下のように主張しました。
「(原告側の準備書面には)出陳拒否理由を述べないことが問題であるように書かれているが、出陳拒否を撤回する意思はなかった為、回答をする必要性は特に見当たらない」--。
みなさんは、前セクレタリーのこの主張に正当性や論理的な合理性を見出されるでしょうか?
「出陳拒否」する理由を述べない理由→「出陳拒否を撤回する意思はなかった為」
私には全く理解できません。
万が一、アクトのショーのショーコミッティーが「出陳拒否」するようなことがあった場合、出陳者に対し、しっかりと拒否理由を告げますし、告げられないような杜撰でいい加減な理由であったとしたら、拒否などしません。
加えて、拒否理由を告げるだけでなく、しっかりと相手側から反論を聞く機会も設けるでしょう。
それが良識と常識を持った社会人としてのまともな対応であり、いくらTICAのルールに書いていないからといって、しなくていいとは、私は決して思いません。
「出陳拒否」する側に、「出陳l拒否」を撤回する意思があろうがなかろうが、そのこととと「述べない理由」とは全く関係がないはずです。
根拠にも理由にもならない主張を、あたかも根拠や理由になるかのように平然とするところが、私には全く理解できないのです。
少なくとも、こうした認識は、どんなに小さな趣味の世界のトップであっても持つべきではなく、このひと言を以てして、TICAのボードメンバーである資格、アジアディレクターである資格はないであろうと思えるのです。
「出陳拒否」をするからには、撤回する意思があろうがなかろうが、TICAのルールで定めていようがいまいが、具体的な拒否理由は伝えるべきであり、出陳者からその反論を聞くというのが良識と常識を則った対応だと私は思っています。
TICA Board Memberであり、Asia Directorであるなら、良識と常識を則った判断をすべきであり、「出陳拒否」をするのであれば、具体的な拒否理由を明確に伝えるべきだと思いますが、みなさんはどうお考えになるでしょうか。
TICAのルールを”悪用”した「出陳拒否」でないならなおさらのこと、特定の出陳者や猫を”差別”したり、”排除”したりしようとしているのでないならなおさらのこと、しっかり拒否理由を明示して、その反論を堂々と正面から受け止めるべきではないでしょう。
重ねて強調しますが、被告側のこうした対応や主張を以てして、アジアディレクターとしての資質と適格性に欠けると思えてなりませんし、こうした人物がトップに居ることはTICA Asiaの組織風土に悪い影響しか与えてないのではないかと思えてなりません。
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