2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

リンク

« TICA Asia RW、長毛・短毛別ランキング(3月18日ショー分まで) | トップページ | TICAの「IW」「RW」の価値について考える(5) »

2018年3月27日 (火)

TICAの「IW」「RW」の価値について考える(4)

それにしても、他のRegionに比べてなぜ、Asia Regionの「RW」のPointがこんなに高いのでしょうか。(※あくまでAB25位の比較においてです)

下限Pointが高いということは、Asia Regionの「RW」の”価値”がそれだけ高いことを意味しているわけですが、Asia Regionのブリーダー/オーナーにおいて、その”価値”の高さを十分に享受できているとは思えません。

ですから、当然どうにかしなければならないわけですが、その前にどうしてそのような状態になっているかを考えたいと思います。

結論から言ってしまえば、「ショーの数が多い」のひと言に尽きます。

さらに加えれば、ショーの数が多いため、”自らの首を締める”が如くに競争が激しくなって下限Pointが上がり、ますます出陳者は多くの出陳料を払って多くのショーに参加することになるというわけです。

そのことは極端に単純化して考えればすぐに分かります。

シーズンに1回しかショーがないRegionと、シーズンに10回のショーがあるRegion--。

1回しかショーがないRegionでは、一発勝負になる半面、出陳者は1回だけ参加すれば「RW」を獲れます。

これに対して、10回のショーがあるRegionでは、「RW」を獲るのは、ほぼ確実に複数のショーに参加する必要が出てきて、成績によっては10回全部に出なければならないケースもあるかもしれません。

ショーの回数が増えれば増えるほど、下限Pointは上がります。(※Award Pointの算入リング数に上限があるため、下限Pointの上昇にも自ずと限界はありますが…)

つまり、出陳者は自ら出陳料を払い続けて出陳することで、自ら競争を厳しくしており、Asia Regionはその構図が極めて顕著に出ていると言えるでしょう。

« TICA Asia RW、長毛・短毛別ランキング(3月18日ショー分まで) | トップページ | TICAの「IW」「RW」の価値について考える(5) »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: TICAの「IW」「RW」の価値について考える(4):

« TICA Asia RW、長毛・短毛別ランキング(3月18日ショー分まで) | トップページ | TICAの「IW」「RW」の価値について考える(5) »

無料ブログはココログ