TICA Asia Region Siteの”私物化”は許されない!(9)
昨日ご紹介したやり取りをご覧になれば、前セクレタリー(現Asia Director)の唐突な”介入”がいかに”異様”なものであったかが分かるかと思います。
2月26日のメールで、現セクレタリーは「カレンダーへの反映がされていない事に気が付かず、大変失礼を致しました」と詫びた上で、「早急に変更いたします。誠に申し訳ございません」と善処を約束していました。
それにもかかわらず、その日のうちに現Asia Directorが割り込んできて、「場所等の事前通知がされない勉強会は掲載いたしません」と言い出したのです。
現セクレタリーが何か間違った対応をしてしまって、それを現Asia Directorが正すというなら分かりますが、現セクレタリーが常識的な対応を取ったにもかかわらず、それを”ちゃぶ台返し”したわけですから、常軌を逸した”暴挙”としか思えません。
しかも、それがTICAのBoard Memeberのひとりであるわけですから、TICA全体のガバナンス上の重大問題と言えるでしょう。
”上長”の指示が正しいか、正しくないかを自ら判断することなく、唯々諾々と従うことがどういう結果を招くかは、このブログでも度々指摘してきた通りです。
ナチスによる大量虐殺、オウム真理教の凶悪犯罪、イスラム国によるテロなど、全て唯々諾々と従う構成員がいたからに他なりません。
TICA Asiaでも、不当な「出陳拒否」が相次いで起きた背景に、クラブオーナーの指示に唯々諾々と従うクラブ員がいて、結局、出陳者に対して「深謝する」と”謝罪”するはめになったのは記憶に新しいところです。
今回はせっかく、現セクレタリーがまともな対応を取ったにもかかわらず、それを“封殺”した点は、不当な「出陳拒否」の時より、たちが悪いと言われても仕方ないでしょう。
とは言え、TICA Asiaにおいて、こうした唯々諾々と従う組織風土がいまだに改善されないばかりか、TICA Asia Region Office幹部層にまで深く”侵食”されていることに改めて深い憂慮を抱かずにはいられません。
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