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2018年1月19日 (金)

TICA Board Memberとしての「自覚」「資格」「資質」を問う(15)

これまで全く気にもかけていませんでしたが、大したものだと驚きました。

マスコミ各社の報道は、貴ノ岩の状態に関するくだりを引用するものが多かったようですが、私は貴乃花部屋の「訓辞」の方に目が釘付けになりました。

Photo
(貴乃花部屋のホームページから転載)

冒頭、貴乃花親方は「力士道」を挙げていますが、これを”猫道”なり、”猫の繁殖道”なり、”キャットショー道”とでも読み換えてはどうでしょう…。

TICAアジアメンバー、ジャッジ、ブリーダー、出陳者はそれぞれ、「忠実に向き合い日々の精進努力を絶やさぬ事」との思いで取り組んでいるでしょうか?

もし、Asia Directorにおいて、このような思いがあり、実際にそのように取り組んでいるのであれば、否決されたルール改正案をあたかも可決されて実現するかのような”発表”(1月18日に訂正)はしないはずです。

もし、TICAアジアリジョンオフィスのスタッフがその責務に「忠実に向き合い日々の精進努力を絶やさぬ事」との思いで取り組んでいる」のであれば、”嘘”のルール改正案が2週間余りもAsia Region official site上で放置されることはなかったはずです。

おそらく、「誰にも間違いはある…」的な感覚で、「些細なケアレスミスで鬼の首を取ったように騒ぐことかしら…」と考えるメンバーもいることでしょう。

しかし、こうした事実誤認や”嘘”はひとつやふたつではないわけですから、単なる「記入ミス」で済まされるとは思いません。

これが、単なる「ミス」であったとしても、私はこうしたことが起きる背景には、心のどこか片隅に「所詮は趣味の世界の出来事」「キャットショーは所詮、ゲームみたいなもの」といった、どこか”小ばか”にするようなところがあるからではないかと思えるのです。

相撲の世界も、「興業」なのか、純粋な「スポーツ」なのかで議論が分かれてきました。

ですが、相撲の世界も猫の世界も、真剣かつ忠実に向き合う姿勢こそ、トップの「資格」と「資質」であり、そうした「自覚」を持ってこそ、その業界は多くの支持を得て発展していくのではないでしょうか。

貴乃花部屋の「訓辞」を読んでそう思いました。

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