TICA Board Memberとしての「自覚」「資格」「資質」を問う(20)
「2018/1/18 ・アジアリジョンディレクターより訂正」にもあったように、Asia Directorは「記入ミス」であったと”釈明”しているわけですが、どうにも腑に落ちません。
別の根拠を挙げるなら、それはTICAが公表した「2017 Annual Board Meeting」の「Minutes(議事録)」にあります。
議事録によると、「動議12」として、「改正案に対し何の措置も取らない(=改正しない)」が提出され、2人が反対したものの、改正しないという動議が可決したからです。
しかも、「議事録」にはご丁寧に、強調文字で「>>>>>TAKE NO ACTION<<<<<」とも記載されていますから、「議事録」を読んでいれば強く印象に残るはずだと思うのです。
Asia Directorは「改正案に対し何の措置も取らない」という動議に賛成票を投じたことになっていますから、自分が賛成したことを忘れてしまうとも思えません。
「Agenda」を見ても分かるように、議論を呼んだ改正案であったことは想像に難くなく、それがRule Committee Membersのコメントに沿う形で、改正しないことになったわけです。
ですから、一般メンバーならいざ知らず、TICAのBoard Memberとしてしっかり記憶していることが求められていたとも言えるでしょう。
それが、あたかも「キツンクラスのアワードポイントの年度またがり」が実現することがWelcomeであるかのような「記入ミス」ができるのでしょうか--。
自身が改正しないとの動議に賛成票を入れた(=改正案に反対)わけですから、仮に単純な書き間違いがあったとしても、「残念ながらキツンクラスの年度またがりのアワードポイント獲得なども実現することになりました」になると思うわけです。
「Agenda」から実際の「Board Meeting」、そして「Minutes」に至る経緯を辿る限り、あり得ない「ミス」が起きたとしか私には思えません。
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