TICA Board Memberとしての「自覚」「資格」「資質」を問う(11)
小さな趣味の世界でも、事実確認した上で正確な情報をメンバーに伝えることが「基本」であり、それすら出来ないなら、トップとしての「自覚」「資格」「資質」に欠けると強調してきたにも拘わらず、ついにTICAのルールまで”虚偽”を伝える事態になってしまいました。
Asia Directorは、TICA Asia Region official siteの年頭挨拶の中で、「今年はアルタークラスの10位までのファイナルインやキツンクラスの年度またがりのアワードポイント獲得なども実現いたします」と表明しました。
しかし、「キツンクラスの年度またがりのアワードポイント獲得」が実現するという事実はありません。
この改正案は、2017 Annual Board Meeting(August 30-September 1, 2017)で提案されましたが、否決されました。
そのことは公開されている「議事録」を読めば一目瞭然ですが、Asia Directorは「議事録」を確認せずに、あたかも可決されたかのようにみなさんに伝えたようです。
Annual Board Meetingの後、Emergency Board Meetingが開催された形跡はありませんから、改めてこの改正案がボードの審議に諮られた事実はなく、現時点で公表されている情報に基づけば、Asia Directorの表明は”嘘偽り”と言わざるを得ません。
Asia Directorが否決されたルールをあたかも実現するかのようにTICA Asia Region official siteに掲載したのは、30年以上に及ぶTICAアジアの歴史の中でこれが初めてだと思われます。
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