原告”逆転勝訴”の和解、金銭支払う「深謝」の意味(25)
不当な「出陳拒否」に伴うTICAアワードランキングの”不正操作”は、全世界のTICAに対して悪影響を及ぼすわけですから 、前アジアディレクターをはじめとする被告側4人は世界の全TICAメンバーに対しても「深謝」すべきでしょう。
もし被告側4人が、「和解調書」の書面上でだけ「深謝」することで、全てが終わったと考えるのであれば、余りに”罪”深いと言わざるを得ませんし、自分がしたことの”罪”の重さを余りに軽く見ているとしか思えません。
原告側2人は、2人の個人的利益だけを考えて裁判を起こしたわけでないことはお分かりかと思います。
TICAアジアに健全性と清廉性を取り戻すため、文字通り”身銭”を切って”大掃除”に乗り出しました。
それは、これまで”泣き寝入り”を強いられてきた多くのメンバーの気持ちを背負ってのことでもありました。
その意味で、今回の「和解」は、そうしたメンバーの思いに応えて勝ち取ったとも言えるかと思います。
被告側4人は、全てのTICAメンバー、全てのTICAアジア出陳者に対しても、様々な形で不快あるいは不愉快な思いをさせたことをも「深謝」しなければならないはずです。
少なくとも、いくつかのショーでは「裁判」のことをあからさまに持ち出し、参加者に対して「裁判に勝った」と”噓八百”を吹き込んだり、抹茶アイスを振る舞ったりして”巻き込んだ”わけです。
そうした行為の数々を考えるなら、この3年半にわたるショー会場でのこれらの言動についても「深謝」する必要があるでしょう。
前アジアディレクターを始めとする被告側4人が、「出陳拒否」裁判に付随した様々な言動についても深く反省し、悔い改めることがなければ、形を変えて結果としてショー”妨害”につながる言動が再び起きてもおかしくありません。
※18:00アップの”夕刊”は「TICA Board Memberとしての「自覚」「資格」「資質」を問う(7) 」を掲載します。
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