原告”逆転勝訴”の和解、金銭支払う「深謝」の意味(19)
※深謝=心から詫びること
2人のエントリークラークは前アジアディレクターであったクラブオーナーの”命令”に従っただけ--。
今なお、こう考えている人も多いようです。
そして、そのように考えている人は、「”命令”に従っただけのエントリークラークを訴えるとはとんでもないことだ」と、今なお言い回わり、アクトや私を”悪者”に仕立て上げているとも聞きます。
今回の「和解」で、2人のエントリークラークも控訴人(原告)側2人に対して、「深謝する」との意を表し、”謝罪”しました。
「出陳拒否」を”命令”に従っただけと開き直るのであれば、エントリークラークは一体、何を「深謝」したと言うのでしょうか。
それとも、「和解」における”謝罪”についてまで、前アジアディレクターの”命令”に唯々諾々と従っただけとでも言うのでしょうか。
「”命令”に従っただけ」というのが”言い逃れ”や”詭弁”に過ぎないことは常識で考えれば明らかです。
子供ではないのですから、”命令”に従わない選択肢もあったわけで、エントリークラークはオーナーの指示に「従う」という意思決定を自ら下したのです。
その結果責任は潔く自ら引き受けるべきです。
それが自己責任を引き受けるまともな大人というものです。
「”命令”に従っただけ」という”言い逃れ”や”詭弁”を口にする人がいるから、ナチスのユダヤ人大虐殺やオウム真理教のような事件が起きるのではないでしょうか。
書面上だけの「深謝する」という”謝罪”の言葉だったのか、あるいは本当に反省し、悔い改める気持ちの上での「深謝」だったのかどうか--。
TICAアジアが組織としてまともになり、公平・公正なショーを開くためには、ひとりひとりが自らTICAのルールを紐解き、自らの考えで自ら判断できるようにならなければなりません。
※18:00アップの”夕刊”は「TICA Board Memberとしての「自覚」「資格」「資質」を問う(4)」を掲載します。
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