【TICA】選挙結果を前回と比較・分析すると…(1)
TICA会長・副会長選挙について言えば、前回(2014年)の投票総数(Write-in除く)は会長選が1546票、副会長選が1537票でした。
これが今回は、会長選が1564票、副会長選が1544票でしたから、ほぼ変わらなかったと言えます。
前回トップ当選を果たした現会長は、今回は633票→447票へと約3割票を減らしました。
一方、前会長は516票→670票へと約3割票を伸ばして返り咲きました。
前回の会長選挙は上記2人の他に、もう2人立候補しており、その2人の合計得票数は397票、今回は上記2人の他に1人だけで447票でしたから、上記2人以外への票が1割強増えた計算になります。
ここで興味深いのは、今回の選挙で増えた総投票数が18票(=1564-1546)、現会長が減らした票が186票(=633-447)で、足すと204票。(※前回は投票しなかったが、現会長ではどうも頼りないなどと考えたメンバーが18人いたと仮定)
これに対して、前会長が伸ばした票が154票(=670-516)、その他候補が伸ばした票が50票で、足すとちょうど204票となるのです。
あくまで単純計算ですが、前回選挙で現会長を支持した約1/3のメンバーが離れ、その批判票がその他の候補に向かったと考えられなくもありません。
ちなみに6年前の会長選挙の総投票数は640票(Write-in含む)しかなく、前会長の得票数は426票でした
ですから、前会長は426票(2011年)→516票(2014年)→670票(2017年)と着実に支持を広げ続けてきたと言えるかもしれません。
※「原告側の主張 前セクレタリー+77人『プロテスト』」は休みました。
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