原告”逆転勝訴”の和解、金銭支払う「深謝」の意味(9)
※深謝=心から詫びること
前アジアディレクターであったオーナー(現クラブ代表)がクラブサイトにリンクを貼った「裁判の結果のご報告。(2017/12/3)」を巡り、ひとりのTICAメンバーとして、そしてTICA公認クラブの代表として、深く憂慮することがあります。
それは、この「報告書」を読む限り、「深謝」という言葉はあっても、反省し、悔い改めるという姿勢が全く読み取れないことです。
みなさんはあの「報告書」を読んで、どう思われたでしょうか。
TICAのジャッジとして、TICAのボードメンバー経験者として、犯してはいけない”罪”を犯し、一般のTICAメンバーと一般の出陳者に対し、「出陳拒否」を通じた”嫌がらせ”をしてしまったという反省の念が読み取れるでしょうか。
私には、「『出陳拒否』は何ら悪いことではなかったが、『出陳拒否』したこと自体に対しては『深謝』しましょう」という“盗っ人猛々しい”と形容されても仕方のないような”心根”が透けて見えるようでなりません。
要は、悪くないけど(=悪いと思ってないけど)、形だけ謝りました…というなかば”慇懃無礼”な姿勢であり、それも「裁判官」の「提案」を受け入れただけです…というある種の“自己弁護”にしか、私には映らないのです。
しかし、本質的な問題は、「深謝」すると書かれた”紙”(=「和解調書」)そのものにあるのではなく、4人がTICAの看板を穢し、TICAアジアのメンバー、出陳者に迷惑をかけたことを心の底から反省し、悔い改め、二度としないという誓いを立てることにあるはずです。
私は、この「報告書」を読んで、前アジアディレクターが東京高等裁判所の「和解」努力を踏みにじり、「和解」自体を”小馬鹿”にしたようにしか思えないのです。
その証拠に、この「報告書」に「反省」の2文字はありません。
※「原告側の主張④ 前セクレタリー+77人『プロテスト』」は18:00アップの”夕刊”で掲載します。
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