原告”逆転勝訴”の和解、金銭支払う「深謝」の意味(4)
※深謝=心から詫びること
前アジアディレクターがオーナー(現クラブ代表)のクラブ員のみなさんには同情を禁じ得ません。
今回の一連の「出陳拒否」裁判(2014年2月、4月、6月ショー)は、前アジアディレクターと当時のクラブ代表、エントリークラークの2人が起こしたものであり、控訴人(原告)側はこの4人を訴えたわけですが、いつの間にかクラブの責任にすり替えられてしまいました。
このクラブのサイトのトップページに貼られたリンク「裁判の結果のご報告。(2017/12/3)」をご覧下さい。
「報告書」の最後の段落に、「○○○(クラブ名)としては謝罪をするつもりはありませんでした」と書いてあります。
「クラブ」として「謝罪」するということは、その「クラブ」に所属している全クラブ員に関係する重要な問題ですが、前アジアディレクターにあってそうした意識は皆無のようです。
強調しておきますが、控訴人(原告)側はこのクラブを訴えたわけでも、「和解」交渉でこのクラブに対して「謝罪」を求めたわけでもありません。
あくまで、被告側4人を訴え、被告側4人に「謝罪」を求めたわけですが、前アジアディレクターは巧妙に責任の主体を「クラブ」という団体にすり替えました。
これも、明らかに”デマカセ”の”でっち上げ”であり、控訴人(原告)側の被害者感情を逆撫でする行為に他なりません。
自分に責任があるにもかかわらず、それを「クラブ」のせいにすることは明らかに”自己保身”のための悪質な”言い逃れ”と言わざるを得ず、TICAのボードメンバーを通算3期も務めた人物のすることではないでしょう。
仮に、百歩譲ったとしても、「出陳拒否」の責任はそれぞれのショーの「ショーコミッティー」にあるのであって、「クラブ」にあるわけでありません。
「それぞれのショーのショーコミッティーとしては謝罪をするつもりはありませんでした」と書くなら分からないでもありませんが、前アジアディレクターは具体的な「クラブ」名を書いて、「謝罪をするつもりはありませんでした」と書いたのです。
前アジアディレクターは3年半以上も裁判を続けてきたにもかかわらず、「クラブ」と「ショーコミッティー」の区別すら、いまだに付いていないことを示しています。
このような人物がTICAのジャッジであり、TICAのボードメンバーを3期も務め、今またTICA公認クラブの代表であるという事実を、私たちはどう受け止めればいいのでしょうか。
少なくとも、TICAのジャッジであり、ボードメンバーを務める人物においては、”でっち上げ”の”デマカセ”や”噓八百”を言ったり書いたりしない人物でなければならないことだけは確かです。
TICAアジアが健全性と清廉性を取り戻す第1歩は、”でっち上げ”の”デマカセ”や”噓八百”を言ったり書いたりしないところから始まると私は思います。
※「続・前セクレタリ ー+77 人『プロテスト』裁判、被告側の主張(21)」 は18:00アップの”夕刊”で掲載します。
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