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2017年12月13日 (水)

原告”逆転勝訴”の和解、金銭支払う「深謝」の意味(3)

※深謝=心から詫びること

前アジアディレクターがオーナー(現クラブ代表)のクラブ員は、今回の「和解」をどのように受け止めているでしょうか。

このクラブサイトのトップページに「裁判の結果のご報告。(2017/12/3)」というリンクが貼られましたから、もしかするとその「報告書」の内容を鵜呑みにしてしまっているかもしれません。

しかし、前アジアディレクターであったクラブオーナーは性懲りもなく、”でっち上げ”の”デマカセ”を並べ立てました。

一番大きな問題は、事実と異なる控訴人(原告)側の損害賠償請求額を書いたことです。

780万円」というのは真っ赤な嘘なのに、前アジアディレクターだったクラブオーナーは「報告書」で、まさに文字通り赤い字で「780万円」と書きました。

賠償請求額を、被控訴人(被告)側が自分勝手に変えていいはずがありません。

賠償請求額は、控訴人(原告)側が被った損害額を丁寧に積み上げて弾き出したもので、その額は控訴人(原告)側がどれだけの損害を被ったかを金額に換算して示したという点で、極めて重要な意味を持ちます。

当然ながら、賠償請求額が大きいということはそれだけ被害が大きかったという主張を意味するわけですから、実際より少ない金額を”でっち上げ”て公表するということは、控訴人(原告)側の被害者感情を逆撫でする行為に他なりません。

高裁裁判官からは「和解」に当たって、今後、相手側を侮辱するような言動を慎むようにとの”注意”があったやに聞きましたが、控訴人(原告)側がこの”デマカセ”の「報告書」を読んで、「『和解』の精神を踏みにじられ、侮辱された」と思っても不思議ではありません。

もし、代理人弁護士が控訴人(原告)側の損害賠償請求額を被告側4人に正確に伝えず、故意に少ない額を伝えていたとしたなら、日本弁護士連合会へ懲戒請求手続を取られても不思議ではないでしょう。

仮に、前アジアディレクターが代理人弁護士から常に正確な報告を受けていたにもかかわらず、意図的に実際より少ない額を“でっち上げ”て書いたのであれば、全責任は前アジアディレクターであったクラブオーナー(現クラブ代表)にあります。

前アジアディレクターら被告側4人は、いわば”噓八百”を並べ立てて「出陳拒否」した挙げ句、裁判でも3年半以上にわたりってしらを切り通し、舞台を高裁に移し、11月24日にようやく全てが”嘘”だったことを認める形で「深謝」することになったわけです。

「和解」成立から10日しか経っていないのに、再び自分のクラブサイトで、こんな”でっち上げ”の”デマカセ”を書き連ねるとは、もはや言葉がありません。

前アジアディレクターであったクラブオーナーは、控訴人(原告)側に真摯に謝罪した上で、訂正する必要があることは、誰であっても異論のないところでしょう。

この新たな問題が「謝罪」で終わるのか、さらに新たな“火種”として燃え上がるのか分かりませんが、いずれにしても前アジアディレクターであったクラブオーナー自らが新たな”火種”を作ったことだけは間違いありません。

前アジアディレクターであったクラブオーナーは「長い間ご心配をおかけしました」とも書きましたが、これで終わるどころか、さらに大きな騒ぎになりそうなわけですから、このクラブのクラブ員にとってもまだ当分、気の休まることはなさそうです。


※18:00アップの”夕刊”は、アクトが選ぶTICAアジアを表す今年の漢字を発表します。おそらくみなさんもご納得の漢字一文字ではないでしょうか。さて、それは……。

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