原告”逆転勝訴”の和解、金銭支払う「深謝」の意味(17)
※深謝=心から詫びること
今回の一連の「出陳拒否」が”罪”深いのは、TICAのルールを”悪用”したこともさることながら、「出陳拒否」を”道具”として”嫌がらせ”をしたところにあると言えるのではないでしょうか。
前アジアディレクターであったクラブオーナー、当時のクラブ代表、そしてエントリークラーク2人は、長年、TICAのショーに参加しており、「出陳拒否」がブリーダーに対して最大限の”嫌がらせ”効果を発揮すると思ったからこそ”暴挙”に及んだとしか考えられません。
被告側4人にして見れば、「出陳拒否」はしたけれど”嫌がらせ”するつもりはなかった…と”詭弁”を弄するかもしれませんが、社会常識を持つ大人なら、「出陳拒否」が原告側に精神的苦痛を与え、”嫌がらせ”をしたのと同じになることぐらい分かるはずです。
それにしても、どうしてそういう”嫌がらせ”が出来るのか(=結果として出来てしまったのか)を考えると、やはり昨日のブログで指摘したことに辿り着くのです。
TICAに対する敬意や尊重の気持ちがないから、TICAのルールを”悪用”し、「出陳拒否」を”道具”に一般のTICAメンバーに”嫌がらせ”をする(=できる)。
TICAに対する敬意や尊重の気持ちがないから、TICAメンバーではない一般の出陳者にまでTICAのルールを”悪用”し、「出陳拒否」を”道具”に”嫌がらせ”をする(=できる)。
被告側4人が本当に「深謝」する気持ちがあったのであれば、どうしてそうした”暴挙”に至ったのか、自らに自問自答しながら原因を分析し、真摯に反省する必要があるように思います。
そうでなければ、またどこかで形を変えて、TICAのルールを”悪用”した”嫌がらせ”が起きないとも限りません。
※18:00アップの”夕刊”は「77人の『共同申立人』、なお残る疑問(2)」を掲載します。