続・前セクレタリー+77人「プロテスト」裁判、被告側の主張(17)
「彼女らは批判しただけでなく、TICAのジャッジや出陳者の不安を煽り立てました」--。
前セクレタリーと77人の「共同申立人」は「プロテスト」の中で、こうも主張しました。
しかし、アクトクラブ員において、TICAのジャッジや出陳者を批判した事実はなく、TICAのジャッジや出陳者の不安を煽り立てた事実もありませんでした。
前セクレタリーと77人の「共同申立人」は、何の根拠も証拠も示さず、アクトクラブ員においても、「TICAのジャッジや出陳者の不安を煽り立てました」とTICAのボードに申し立てたわけです。
これは明らかに、アクトクラブ員に”濡れ衣”を着せ、無実の”罪”を負わせる悪質な”嫌がらせ”と言わざるを得ません。
しかも、こうした悪質な”嫌がらせ”を、元アジアディレクターであったジャッジと別のジャッジ2人、さらに現セクレタリーがし、今なおその主張を取り下げず、し続けているという事実はTICAにおいて極めて由々しき事態と言えるでしょう。
今回の裁判では、前セクレタリーと77人の「共同申立人」から「陳述書」の提出はなく、単に前セクレタリーが「本プロテストの内容に対し詳細異議が唱えられているが、いずれの原告らの主張も否認する」(被告側準備書面)と主張するだけでした。
前セクレタリー以外に、77人もの「共同申立人」全員が、アクトクラブ員において「TICAのジャッジや出陳者の不安を煽り立てました」と全く同じ認識をすることなどあり得ないと思いますが、TICAアジアは違うようです。
まるで”魔女裁判”さながらに、77人の「共同申立人」も根拠と理由を顧みることなく、前セクレタリーと同じ認識を持ち、アクトクラブ員に”濡れ衣”を着せ、無実の”罪”を負わせたということになります。
それが単なる一般メンバー、一般の出陳者であったならまだ酌量の余地があるかもしれませんが、元アジアディレクターを含む3人のジャッジと現セクレタリーまで同じ認識を持つというのは常軌を逸しているとしか思えません。
TICAアジアが組織としての清廉性と健全性を取り戻すためには、少なくともジャッジやリジョン運営幹部の責任は厳しく問われなければならず、その”罪”が司法によって事実認定されたなら、しっかりと”償う”必要があるでしょう。
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