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2017年12月 1日 (金)

続・前セクレタリー+77人「プロテスト」裁判、被告側の主張(13)

前セクレタリー(現アジアディレクター)は、とにかく主張しさえすればそれで通ると思っているふしがあるか、あるいは自らの主張の整合性や一貫性については全く無頓着に主張しているように思えてなりません。

昨日の続きで言えば、前セクレタリーは、自らと77人が2014年3月に申し立てた「プロテスト」について、「TICAに於いて全く審議されていない以上、原告らの請求は意味をなさない」と主張しました。

しかし、10月4日付けの被告側準備書面(2)では、以下のようにも主張していることを見逃してはならないでしょう。

「本プロテストに関しては『聴聞会の延期』になったことからそれ以上審議の発展はなく…」--。(※TICAは行政機関ではないため、「聴聞会」を開くことは出来ません)

「それ以上審議の発展はなく…」という主張は、「それ以上」の「それ」が何を指すのか分からないとしても、自ら「聴聞会の延期」が決まるまでの間、何らかの「審議」があったことを示唆したことになります。

本当に、「全く審議されていない」のであれば、「聴聞会の延期」を受けて「それ以上審議の発展はなく…」などと主張するはずがないのです。

裁判においては、主張の整合性や一貫性は、信用を得る上で極めて重要ですが、前セクレタリーはそうした点について全く関心がないように映ります。

TICAのボードの議論では主張の整合性や一貫性が厳しく問われなかったとしても、司法の場では、整合性があるかないか、一貫性があるかないかは、主張の信用性や信憑性に関わる極めて重要な要素なのです。

同じ文書、それも同じページの中で、「それ以上審議の発展はなく…」と主張したり、「全く審議されていない」と主張したりするようでは、主張に不自然な変遷が見られ、信用できないと受け取られても仕方ありません。

TICAのボードメンバーであり、アジアディレクターであるなら、裁判所において論理整合性や一貫性を欠くような主張はすべきではないですし、TICAのメンバーとして、そうした主張をしてほしくありません。

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