原告”逆転勝訴”の和解、金銭支払う「深謝」の意味(10)
※深謝=心から詫びること
前アジアディレクターであったオーナーのクラブ員のことを可哀想に思ってしまうのは、単に”デタラメ”の「報告書」を信じ込まされていることだけではなく、巧みな”印象操作”を施したとしか思えない「報告書」を読まされている点にもあります。
その証拠に、クラブサイトにリンクを貼った「裁判の結果のご報告。(2017/12/3)」には、「和解」という文字が一切、ありません。
一番重要なのは「和解」したという事実であって、「報告」するからには「和解」した事実を正確に伝えるべきでしょう。
双方の努力で「和解」できたわけですし、「和解」であったからこそ、双方がさらに控訴するという事態を避けることにつながったわけです。
前アジアディレクターであったクラブオーナーが「記」として掲載したものは、「和解調書」における別紙の「和解条項」ですが、「報告書」ではそのことすら触れていません。
まるで「和解」したことが”恥ずかしい”ことで、それを”ひた隠し”にしたいかのような書き方としか思えず、強い違和感を覚えます。
これが正確で的確な「報告書」と言えるかどうか、たとえ見解が分かれたとしても、司法判断を掲載したものである点に鑑みれば、極めて不正確で不適切極まると言わざるを得ません。
これを書いたのが、TICA公認クラブの現在の代表であり、TICAのAllbreedのジャッジであり、TICAのボードメンバーを通算3期務めた人物によるものであることも、大きな問題であると言えるでしょう。
事実を正確に捉え、正しい言葉で正しく伝えられなければ、無用の誤解や疑心暗鬼、軋轢を生むだけで、組織が健全性と清廉性を取り戻すことなどできません。
※「原告側の主張⑤ 前セクレタリー+77人『プロテスト』」は18:00アップの”夕刊”で掲載します。
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