TICA会長選挙:各候補の主張-TICA NEWS LETTERから⑱
質問8:TICAは23カ国以上を代表する国際的な協会です。米国が最も多くのショーを開催している一方、他の多くの国でも毎年急速にショーの数が増えています。TICAは米国に本部を置いているわけですが、米国以外のリジョンにおいてTICAの一員であると感じるようにするためにどのような計画があるか、3つの例を挙げてください。
◆私が答えるとしたら…
アジアリジョンの歴史は古く、国際展開するTICAを大きく支えてきたと言えるでしょう。
しかし、その一方でTICA本部及びボードは、アジアリジョンのことを真剣に考えてこなかった(少なくとも、真剣に考えてきたとは感じられない)ことも事実ではないでしょうか。
なぜなら、もし、TICAのボードがアジアリジョンの健全な発展を真剣に考えていれば、現在のような状況にはならなかったはずですし、今なお見過ごすようなこともないからです。
はっきり言って、これまでのTICA本部及びボードは、アジアリジョンの問題などどうでもいいと思っているようにしか映りません。
その傾向は今、日本だけではなく、インターナショナルリジョン全体(特に中国)についても言えるのではないでしょうか?
米国以外のリジョンに関しては、各リジョンディレクター任せ切りであり、TICA本部あるいはTICAのボードのガバナンスが行き届いていません。
TICA本部あるいはTICAのボードに、国際事業(あるいは国際展開)を統括する責任者(Chief Overseas OfficerやChief International Officer)を置き、強い権限を持たせて、各リジョンの監督に当たらせなければ、TICAの均衡の取れた健全な発展は望めないと言わざるを得ません。
※「続・前セクレタリー+77人『プロテスト』裁判、被告側の主張(8)」は18:00アップの”夕刊”に掲載します。
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