続・前セクレタリー+77人「プロテスト」裁判、被告側の主張(11)
「Co-signers(共同申立人)」の名簿を巡っては、今もって辻褄の合わないことだらけです。
なぜなら、前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける「出陳拒否」裁判に、被告側証人として出廷し、証人尋問(昨年12月12日)に応じた前セクレタリー(現アジアディレククター)は、以下のようのに証言していたからです。
原告側弁護士:「89人の人と一緒にプロテストしたんじゃないですか」
前セクレタリー:「たしかにそれはアンケートというか出しましたね」
原告側弁護士:「委任状か何かもらってプロテストされたんですか」
前セクレタリー:「いや、そうじゃないです。アンケートの結果を出しただけです」
しかし、前セクレタリーが申し立てた「プロテスト」に、「アンケートの結果」は入っていませんでした。
あったのは、アンケートの対象であったと思われる89人の「共同申立人」名簿(※89人の自著はありません)だけでした。
前セクレタリーは、自身が訴えられた裁判において、「(プロテストの)審議は申し立て人数によって左右されるものではなく、その申し立て内容そのものが重視される」と主張したわけですが、そうであるなら「アンケート」など実施する必要もなかったのではないでしょうか。
少なくとも、日本の司法の場では、前セクレタリーの証言や主張は食い違いが多く、全く信用できないと言わざるを得ません。
前セクレタリーは真実に基づいて証言し主張しているのか、それとも自らの保身のために”偽証”し、事実を捻じ曲げて主張しているのか--。
私なんかより、77人の「共同申立人」のみなさんの方が良く判っているのではないでしょうか。
そして、裁判でのそうした証言や主張がTICAのボードメンバーとして、TICAアジアのディレクターとして、TICAの名に恥じない言動であると言えるのかどうか--。
それもまた、ここに至るまでの具体的な経緯を良く知る77人の「共同申立人」のみなさんの方が一番よくお判りではないかと思います。
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