アジアRDとしての”自覚”の欠如を憂慮(6)
TICAは「趣味の団体」だとか、キャットショーは「趣味の世界」だとか、歴代のアジアディレクター、セクレタリーにおいて、どうもこうした認識を”隠れ蓑”にして、責任逃れしているようにしか思えません。
しかし、TICAは米国会社法の適用を受けた法人であり、中小企業並みの規模ではあっても、れっきとした法人であることに変わりありません。
つまり、TICAの内部で起きるいじめや嫌がらせは、職場のいじめや嫌がらせと同じであり、ディレクターやセクレタリーといった、組織内において優越的地位を占める人ら(=比較強者)が、比較弱者である一般メンバーに精神的苦痛を与えたのであれば、それは「パワハラ」ということになります。
ちなみに、パワハラの定義は「職務上の地位や組織内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的苦痛を与える行為」ですから、まさに歴代アジアディレクター、セクレタリーのしてきたこと(していること)は、この定義に合致していると思わざるを得ません。
もちろん、裁判で確定判決を得たわけではありませんから、現段階ではアクトや私の主張にとどまりますが、そうした疑惑があり、裁判になっているということは厳然とした事実です。
もし、「TICAアジアが大変なことになっている」と騒ぎ立てるメンバーがいるとしたら、まさにこの「パワハラ」疑惑こそ、それに当たることを認識すべきでしょう。
TICAアジアや日本のクラ ブに対する”不信”があるとするなら、まさにこの一点に尽きると言わざるを得ません。
それは、TICAアジアにおいて、”自浄作用”が働かず、多くのクラブ、メンバーが印象操作による同調圧力に唯々諾々と従ったことも含まれます。
この根底にあるのは、TICAは「趣味の団体」だとか、キャットショーは「趣味の世界」だとかいった認識であり、まずトップがTICAは法人であるとの”自覚”を持ち、杜撰でいい加減な認識ときっぱり決別することが欠かせないと言えます。
※本日は2本をアップする予定にしています。18:00アップの”夕刊”では新シリーズを連載する予定です。
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