出陳拒否」裁判Part2、被告側の主張(12)
日頃からルールに親しんでいないと、つい”ボロ”が出てしまうというか、”馬脚を現す”といった事態を引き起こします。
前アジアディレクターであったクラブオーナーの「出陳拒否」裁判もそうでしたが、前セクレタリー(現アジアディレクター)が主宰するクラブの「出陳拒否」も同じようです。
前セクレタリーは「答弁書」において、「出陳拒否」の判断について「ACCブログは誰でも見ることが出来て、TICA関係者にとっては有害であり、この事がTICAショールール23.6.5に抵触すると私は判断したのが理由です」と答弁しました。
しかし、「出陳拒否」を決められるのはクラブ代表でも、クラブオーナーでも、クラブ主宰者でもありません。
TICAのルール上、「出陳拒否」できるのはあくまでショーコミッティーなのです。
そうであるにもかかわらず、あたかもクラブオーナーやクラブ代表やクラブ主宰者の一存で決められるかのような主張が出てきてしまうのは、無意識的であったとしても、心の奥底にクラブを”私物化”し、”公私混同”している感覚があるからではないでしょうか。
もし、クラブを”私物化”しているという感覚も”公私混同”もないなら、ショールールを良く理解し、ショー運営に精通した少なくとも5人のショーコミッティーメンバーが誰だったかを明らかにした上で、ショーコミッティーの総意として決めた事実を答弁したことでしょう。
少なくとも、TICAのルールに熟知し、精通しているなら、「私は判断したのが理由です」などという”間の抜けた”ような答弁は出て来ないと考えられます。
前セクレタリーを務めた現アジアディレクターから、こうした答弁が出てくるところに、TICAアジアが抱える根源的な問題があるように思えてなりません。
TICAのボードメンバーになるなら、TICAのルールを熟知し、精通した人でなければなりませんし、そうした人でないと任せられないと思ったとしても当然でしょう。
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